※このプレイ日記は2006年1月に「GAMEの間」にて公開したゲームレビューです













第102弾





メタルスレイダーグローリー



















ファミコン史上もっともグラフィックに手をかけたゲームといえばやはりこの作品です。


初の8Mソフトとしてファミコンユーザーであれば大半の方々が知っているに違いありません。



















ファミコンの中でも屈指のプレミアソフトとして中古ソフトも異常に高騰しているのも有名です。











かくいう私自身ですが、高校生まで噂に聞くだけで実際にプレイたことがありませんでした。


小学校の頃の読んだゲーム特集本では、ファミコンのグランプリ作品とかになってましたが…。


私のまわりにこのゲームのことを詳しく知るものがいなかったのはやはりアドベンチャーだからでしょうか。













当時私の中でアドベンチャーといえば、「おそ君くんーバック・トゥ・ザ・ミーの出っ歯」でしたw


その「おそ松くん」を遥かに越えたアドベンチャー、それがメタルスレイダーです。(当然だが)
















  


タイトルでもあるメタルスレイダーとはこのゲームに登場する戦闘用ロボットのことです。


メタルスレイダーは量産型も存在するのですが、外見に兵器臭さはなくどこか幻想的な感じの機体です。


ゲームでは主人公の乗機として大活躍するかと思いきや、ゲーム終盤まで見せ場はありませんw


もちろん話の中心にはなっていくのですが…どうもイマイチ影が薄かった気がします。


本作がロボットのアクションゲームではなく、純粋なアドベンチャーだと考えれば問題ないのですが。
















 


ファミコンというハードでありながら、緻密に書き込まれたそのグラフィックはもはや芸術の域。


「ウワサには聞いていたが、これほどまでとは…」と、プレイヤーの誰もが漏らすことでしょう。


とくに女性キャラは脇役にいたるまで超美人ぞろいです。





















まあ、人にはそれぞれ絵の好みがあるかと思いますが・・・


「もう恋愛ゲームなんていらないよう!」と決意しかねないほどの美しさです。


マジで登場人物たちは宇宙狭しと輝いていました・・・・ファミコンソフトなのに…ですw


















とにかくファミコンを越えたグラフィックの美しさに終始驚かされたゲームでありました。


付け加えですがグラフィックだけでなく、キャラクターの挙動や画面効果も素晴らしいものでした。













大げさですが、私はこの作品に出会えて本当によかったと思います。


「ファミコンソフトでここまでやった」と感動させてくれた作品、それがメタルスレイダーグローリーです。











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その後…幾年も後、メタルスレイダーは後にファミコンからスーパーファミコンへと移植されます。


ときは2000年11月…、ゲームのハードの主流はもうプレイステーションになっていました。











奇しくもメタルスレイダーグローリーは「スーパーファミコン最後のソフト」として最後の華を咲かせます。