第116弾
THE 戦車
1996年から結婚した2008年秋までガードリーダーの実家で奮戦してきたセガサターン。
ギレンの野望、アドバンスド大戦略、ダライアス外伝、ウイングアームズ、ガーディアンヒーローズ、ガングリフォン。
熱烈なサターン愛好であるガードリーダーだったが、プレステに興味が無かったわけではない。
かなりの高額のため購入をハナっから見送っていたガードリーダーだったが、ある日転機は訪れた。
2003年にロングソード連合のとつおから本体を無償で譲り受け、ついにPS2デビューしたのである。
PS1本体すら買わなかったガードリーダーにとって、サターン以来の次世代ゲーム機となるPS2。
表向き「PS2には関心が無い」と言いながらもガードリーダーの鼓動は高まるばかり。
ボルテージが最高潮に達する中、初めてガードリーダーが自分の家でプレイしたのが・・・・
シンプル2000シリーズの「THE戦車」だった。
ガードリーダー 「ついにこのオレが自宅でPS2をやる日が来たか!」
名作・パンツァーフロントで戦車ゲームというジャンルに心底惚れたガードリーダー。
男なら誰しも敵戦車の装甲をブチ抜く瞬間には心躍るものである★
最新鋭機・PS2での戦車ゲームに胸躍らせながら、いざゲームスタート。
ガードリーダー 「・・・・・・・・・・・」
まあたしかにPS2のスペックだけあって、グラフィックはそこそこキレイな気もする。
でもグラフィックダどうこう言う前にこのTHE戦車・・・・・
ゲームとして面白くなさ過ぎだった。
というのもゲーム視点はコクピット視点ではなく、まるで戦場の緊迫感が無い見下ろし型。
また戦車砲はどの戦車であれやたらと連射可能で、砲弾一発の重みがまるでナッシング。
しかも敵はなぜかHP制で、弾を当てて破壊するだけなので爽快感も皆無。
戦車の走行も煙を適当に巻き上げているだけで、「鉄の兵器」にあるべき重量感がゼロのホバー走行。
2000円どころか200円の価値もない、完全な子供だましのゲームシステム。
悪いところを言えばホントきりがない。
せっかくの新鋭機種を入手しながら、初めてやったソフトがこんなひどいゲームとは・・・。
セガサターンユーザーからPS2ユーザーへ移行しようとした男を襲った悲劇。
青春と呼ぶにはあまりにも惨めで悲惨な結末だった。
その後ガードリーダーはLS人気調査「クソゲーベストB」をはじめ、ことあるごとにこのゲームを酷評。
だがPS2での悲劇は終わらず、2004年には悪名高きPS2版重装機兵ヴァルケンに衝突。
これらの事件はガードリーダーのPS2への信頼感を著しく低下させ、以後PS2ソフトの購入は極限。
逆に白黒のゲームボーイを熱狂的に支持するようになるなど、時代に逆行していくのだった。
ガードリーダー 「クソゲーのせいでレトロゲーマーになったとは言わんが、このゲームはあんまりだ(泣)」
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