第120弾





SaGa2


PartI













 


ガードリーダーら80年代生まれの子供が幼き日に激闘を展開したSaGa2秘宝伝説。


2009年にはDS版がリメイクされていたが、ガードリーダーはあえてGB版をプレイ。


夢中だった当時の頃の思い出をかみ締めつつプレイするのが目的だからである。












 


2010年、ガードリーダーはすで社会人となっていた。


そのため幼少の頃とは違い、「逆らう者は皆殺し」という情け容赦の無いプレーを敢行。


欲しいものは自分で手に入れるしかない・・・、それが社会に出た男の教訓だったのだ。












 


そして前回、ガードリーダーは信賞必罰の人徳者であるオーディンを撃殺。


慈悲と慈愛に溢れた神オーディンですらためらうことなくトリガーを絞ったのである。














その凄惨な地獄絵図にチームの穏健派・橘京香は「この世の光景とは思えへん」絶句。


心優しき橘京香には血染めの秘宝集めは刺激が強すぎるが、理解してもらうしかない(汗)














 


とにもかくにも残されたラストの秘宝を求め、「最後の世界」へ進撃を開始。


神にならんと欲すガードリーダーにとってはまさに最後の冒険となるはずであった。



・・・・しかし意外な人物がガードリーダーを出迎えにやってきた。














現れたのはかつてガードリーダーに秘宝を無償で提供した新しき神、アポロン。


いったい彼が今になってロングソード連合に一体何の用があるというのか?







アポロン 「やっと来ましたね。オーディンを倒せるかどうかちょっと心配でしたよ」



ガードリーダー 「俺たちを待っていたのか?なぜ?」



アポロン 「今君たちは76個の秘宝を持っているはずです。そして私が残り1個を持っています



ガードリーダー 「・・・・。」



アポロン 「君たちか私か、どちらがすべての秘法を手に入れるか・・・勝負です
















「これ以上の力はいらない」と以前はあっさりと秘宝を譲ってくれたアポロンだが・・・・


どうやらすべてはこの男のシナリオどおりだったらしい。


自らが唯一の神になるべくアポロンは、ガードリーダーたちを秘宝集めに利用していたのである。



手を汚すことなく漁夫の利を得ようとするとは・・・実に汚いやり口だ。


苦労に苦労を重ねて集めた宝の山をムザムザと渡すわけにはいかない。
















ガードリーダー 「国賊!お前のようなヤツには絶対に秘宝は渡さんぞ!」




アポロン 「それで結構!さあ我がしもべたちよ、いでよ!















 


その数77個。すべての秘宝を賭けロングソード連合とアポロンのしもべが激突!


アポロンのしもべは顔はマヌケだが巨大な竜巻と地獄の業火を放つ死の鳥だ。


その強さはSaGa1編で苦戦した怪鳥すざくに匹敵するほど。


強烈な全体攻撃を受け続けばいかにガードリーダーといえども危ないが・・・

















ケアルでガードリーダーの傷を癒したのは優秀なエスパーガール、橘京香だった。



 京香 「私は人を助けるために生きてきたん。この人生で助けるべき人のために」
















 


凄惨な戦場から目を背けず、自らの意志で隊長の援護に付いた橘京香。


これで心の迷いは消えた。


ガードリーダーはアポロンのしもべの懐に飛び込み、名刀ドラゴンソード閃。


アポロンのしもべは断末魔を上げる暇なく絶命した。














 


ガードリーダー 「せいぜい焼き鳥にでもなって地獄の鬼に振舞うんだな」



秘宝の所有権を決める血染めの裁判はガードリーダーの勝訴に終わった。


ゼネゲル・数正に加え橘京香が手厚く支援をしてくれれば、ただのデカ鳥に負ける気がしなかった。


これで77個の秘宝はすべて我が物になったのである★
















 


・・・と喜んだのは束の間。アポロンは人質を取り秘宝を渡せと脅迫してきたのだ。


紳士な態度はとうに消え去り、その手段はユスリやタカリと全く変わらない。


先手先手と、どこまでも狡猾な男である。


人質となっているのはオリビア、アントニー、お玉、ローニンなど今まで出会った人間達だった。
















秘宝77個と数人の人間。どちらが大事かは天秤にかけるまでもない。


アポロンを人質もろともMG42で蜂の巣にしてやりたいのはやまやままだったが・・・



















仁星とは悲しい星である。


情と仲間の目に負けた男が選らんだのはアポロンへの降伏だった。
















 「ガードリーダー隊長!なぜ戦わないんですか!?」



 「・・・ナカユウか。情けや愛の心で敗れるのならばオレにはむしろ誇らしい」



 バ、バカな!秘宝は目の前です!カッコつけてる場合じゃありませんよ!」



 「はっはっはっ。私も同感だ。バカだよ、そいつは」



















 


秘宝コンプを目前にしながら、ガードリーダーはすべてをアポロンに渡し投降。


小事に危険を犯し大事に身を惜しむ者、必ず滅ぶべし。


ロングソードが信義を重んじる以上どうにもならなかったといえ・・・痛恨の失策である。
















秘宝を全て失い状況は絶望的。


だがこのあとガードリーダーに思わぬ情報が舞い込んでくることになる。






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