第99弾





GTA サンアドレアス























 


GTA、グランド・セフト・オート・シリーズは自由度の高い人気ゲームで知られている。


かつてガードリーダーや情報参謀数正、ブラックタイガー、そして鮫島幸雄が同じ職場にいたころ、


ボンバーマンカプコンvsSNK2と並んで寝るのも惜しんで遊びまくったのがこのGTAシリーズだった。


(・・・といっても遊んだ内容は車で暴走したり一般市民を殺戮してばっかだったがw)













 


鮫島幸雄らとやる以前より、ガードリーダーはヴァイスシティでGTAシリーズを初体験。


とくにロングソード連合幹部が福岡県に集まるたびに、皆でよく遊んだものである。


日本刀を振り回す主人公を見ては副官くどりんが、「これこそロングソードだよ!」と力説していたw













 


このゲームをやるとつい出てしまうのが、人間の隠された醜い破壊衝動である。


やたらと女性ばかりをサムライソードで襲撃する狂気の副官くどりん・・・


現実世界で踏み切りの一時停止を無視して罰金を取られた腹いせに、警察官ばかり襲撃するとつお・・・


ロングソード連合幹部の悪癖には困ったものである(汗)















 


GTAは自由度が高いためプレーヤーの遊び方がはっきりと出てしまうが皆が殺人鬼ではない。


情報参謀のKazumasa(数正)は自転車でのサイクリングをこよなく愛し、


「鮫島幸雄の右腕」と呼ばれるブラックタイガーはジェットパック近未来ゴッコを楽しんでいたw













ではロングソード連合隊長ガードリーダーがこのGTAにおいて一番こだわったのは何か?




















 


GTAサンアドレアスにてガードリーダーが目指したのは「戦闘ヘリで戦闘機撃墜」だった。













 


ガードリーダーは空中最強といわれる戦闘機相手に明らかに不利な空中バトルを挑むが・・・


速度・装甲・火力、あらゆる面で飛行機がヘリコプターに勝るのは当然だった。


試行錯誤するも戦闘機の高速力についていけず、次々と撃墜されるガードリーダー。






しかしロングソード連合にあきらめるという文字はない。




ガードリーダー 「・・・こうなったらロングソードの戦士をぶつけ突破口を開く!」



















最強を誇る戦闘機相手にヘリコプターで立ち向かう無謀この上ない危険な任務だが・・・。


2008年春、ガードリーダーはこのミッションに挑む三人の勇敢な戦士を招集したのだった。



ガードリーダー 「ようし、まずは先鋒か。ならばあの男しかおるまい」












 


ガードリーダーが先鋒として選んだのは高校時代の同級生、F岡


プレイ日記でこそ名は出ないものの、あの「大和の乱」では主人公として登場する男であるw















 


F岡 「キタ、キタぜ!このヘリ、マジでカッコいいぜ!地獄の黙示録やぜ!」


ガードリーダーの知っている人間の中で、もっとも残虐非道の士として知られるF岡。


「赤子さえ喜んで殺す」とも言われ、ロングソード連合幹部のとつおとの仲の悪さも有名であるw


だが全国大会に出るアーチャーであり屈指の剣道家でもあるこの男の力は本物のはずだ。











 


・・・・と期待したのも束の間、F岡はゲーム経験こそあれヘリの搭乗経験は皆無だったw


陸戦でこそ無敵の強さを誇るF岡だがどうやら空中ではその力はまるで発揮できないらしい(汗)















F岡 「ちくしょう、●易センタービルに突っ込んでやる!!」


F岡は優秀で頭はいい男なのだが・・・


↑のようなとんでもないセリフを平然と街中でも叫ぶ性格は少々いただけない(汗)

















 


ガードリーダー 「次っ!


弾切れした武器を交換するかのごとく、ガードリーダーは続いて第二の戦士を投入。


その男の名はくどりん


中学時代ガードリーダー、とつおとともにロングソード連合を結成した副官である。












 


プレイ日記冒頭にも書いたとおり、以前からガードリーダー同様プレイ経験があるくどりん。


「女百人斬り」で鳴らしたこの男が取った戦術は、遠距離からのミサイル乱射であった。


ヘリのミサイルは誘導ミサイルではないが、数撃ちゃ当たるという作戦である。















んが・・・やはりガードリーダーに比べて腕の劣るくどりんが任務を遂行するのは不可能だった。


撃ちまくったミサイルは一発も命中せず逆に戦闘機のミサイル攻撃によって無残に敗北。















結局くどりんは腹いせになんら関係のない通行中の一般人をチェーンガンで銃撃w




くどりん 「戦闘機と戦うよりこっちのほうが病みつきになるわww」




他人がやっているのを見て初めて分かる、強いものが弱いものをなぶる見苦しさとはこのこと(汗)


強いものはトコトン弱く、弱いものには圧倒的に強い男・副官くどりんはやはり勇者ではなかったw












F岡に副官くどりん・・・これで早くも2人の戦士が脱落。





















「一機やられても二機目、二機やられても三機目・・・、一挙にやられはせん!!


だがガードリーダーにまだ手駒は残っている。


3人目の戦士として登場したのは・・・・


















 


こともあろうか、ガードリーダーの親父だった(汗)


戦力として期待していたタケシ兄ちゃんが福岡に帰郷できなかったので、やむを得ず父ちゃんに支援を要請w


親父はゲーム経験がファミスタ86以外にまるでないので、複雑なGTAの操作法を覚えるのは不可能。


ということで、乗り物の操縦だけに絞って操作方法を叩き込んだ。













 


親父 「ヒ、ヒロアキ!けっ、煙が!煙が!


ガードリーダー 「建物にローターがぶつかってるよ!!高度を上げて!早く!」


車の操作はカンタンに覚えたものの、独特なヘリの操作は還暦を迎えた親父には不可能だったw















ガードリーダーの父、戦闘機とまみえることなく墜落死。

























 


動員した戦士たちはいずれも任務失敗。結局頼れるのは自分だけである。


こうなったらロングソード連合隊長の誇りにかけて、ガードリーダー自らが挑むしかない。



















副官くどりんが実践して失敗したように、もはや低速のミサイル攻撃では戦闘機に歯が立たない。


となると、残る最後の手段はヘリの機首に装備されたチェーンガン攻撃しかない。


戦闘機はプレーヤーの周りを高速で旋回し続けるため攻撃を当てるのは困難だったが・・・・














 


ガードリーダー 「バカめ、パニクって前に出てきたか!もらったぜェ!!


ちょうど自機の前方に出たところに集中砲火を浴びせ、戦闘機は黒煙を吐きながら墜落!


いかに屈強の戦闘機といえども、戦闘ヘリの強力な機銃掃射の前ではただの鉄クズ同然。


ガードリーダーはついにヘリコプターで大空の覇者を打ち倒したのである。


















「まさか本当にヘリで戦闘機を落とすなんて・・・」、鮫島幸雄やブラックタイガーも舌を巻くばかり。


人によって遊び方が別れるGTAシリーズだが、それでも群集はガードリーダーの奮戦を賞賛した。

















 


ガードリーダー 「あ、あの野郎、すれ違いざまに撃ってやがったのか!うおおっ!


結局ガードリーダーは戦闘機が最後に撃ったミサイルによって未帰還だったが・・・


このゲームを持っている人はヘリで戦闘機に勝利し、その後生きて帰還して欲しい。


だが間違っても民間人を殺害して喜ぶ二級ゲーマーゲーム経験すらない老兵を動員しないようにw










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