この記事は2005/12/14に活動報告に公開されたものの再編集版です










    


ガードリーダー VS 鮫島幸雄


小学生のころからともに泣き、笑い、そしてゲームをしてきたガードリーダーと鮫島幸雄。

お互いが23歳になってもその戦いには未だに決着がついてはいなかった。


幼きころよりロングソード連合を率いてきた男とそれに組するのを避けつづけた男。

因縁の対決に終止符を打つべくガードリーダーが指定した対戦ソフトとは・・・








スーファミソフト SDガンダムX













SDガンダムX・・・小学校のころにゲームをプレイしてから幾年が経ったであろうか。

小学校6年生では近所の友達とよくやって思いで深きスーパーファミコンソフトである。

このガンダムXはファミコンで大人気だったガチャポン戦士シリーズの続編として92年に発売された。

後にガンダムXはGX、GNEXT、Gセンチュリー、そしてGジェネレーションとして現在に残るシリーズ。




2005年12月14日、ガードリーダーと盟友
鮫島幸雄はこのゲームに再びスポットをあて対戦を実行。



どういう経緯でこの戦いが始まったか、もう覚えている者はいない。

ただひとついえるのは我らゲーマーは勝利の栄光を二分するつもりは無いという事だ。


決意、あきらめ、絶望、愛と死。

様々な思惑が交錯する中、ガードリーダーと鮫島幸雄の
史上最大の決戦が幕を開ける。









いよいよ対戦開始


鮫島: クロスボーンはとった。でも連邦取られてしまったな。




このゲーム、鮫島幸雄とは中学校の頃よく対戦した。もっともそのときは続編GXのほうだったが。

懐かしき古きよき時代を思いつつ、ジャンケンで軍を取り合う。






ガードリーダー: あーあ、クロスボーン欲しかったのに。


鮫島: でも連邦とってるじゃん。デンドロビイムがいるし。


ガードリーダー: いや、デンドロはGXからしかでてこんよ。






正直、いつもクロスボーンを使っていたので先行き不安だったが連邦を取れたので一安心。

ジェガン量産を掲げる我がガードリーダー軍に死角は無い。

戦いはだよ、兄貴!









実はガードリーダー、ジェガンがかなり好き★








なお今回がひさびさのプレイということもあり、シンプルなMAPを採用。

地球が宇宙の中央にある小さめのMAPにした。

地上用のMS(モビルスーツ)もゲームには多数登場するから地球の存在は不可欠だ。



鮫島幸雄がどんな戦術を取る男なのかもう忘れてしまったが、所詮は二流軍師。

日頃コサックスで鍛えた(?)我がロングソード連合の実力、見せてやるわ。













地球を巡って戦うもの達

(青軍が鮫島幸雄、赤軍がガードリーダー)




先手をうって地球に降下したガードリーダーは後発の降下部隊がくるまで大気圏突入ルートを防衛。

対する鮫島幸雄も地球を渡すつもりはないようで、無謀にも正面から攻勢をかけてきた



ガードリーダー: さっさと逃げればいいものを。












鮫島: では勝負だ。

ガードリーダー: きたなクロスボーンめ!


「数は力」といわんばかり多数のMSを動員し反撃開始。MSの量産なら18番である。

ジェガン使いとしての腕を無頼者・鮫島幸雄に存分に見せてやる。












ガードリーダー: は、はやい…!!



存分に見せ付けられたのはデナン・ゲーの性能の高さだった。

1ターンでしかもローコストで生産でき、高機動と高い格闘能力を誇るMS…それがデナン・ゲーだった。












「連中は速い!この大型ジェガンタイプじゃダメだ!」






ホント、映画「F91」そのまんまなくらいジェガンじゃ歯が立ちません(汗)



今までデナン・ゲーは使う方だったので、対戦相手に使われた事はほとんどなかった。

分かっているつもりでしたが・・・ここまで強かったとは・・・。

さすがクロスボーン・バンガードである。









ぜ、全滅!? 3ターンもたたずにか!?


またたくまに大気圏守備隊全滅…まさかこうも簡単に落ちるとは…(汗)

デナン・ゲーの登場はガードリーダー軍にとって早急に対処しなければならない痛恨事となった。



正直、デナン・ゲーを見くびっていた。

第二次世界大戦でドイツ軍がソ連のT34型戦車に出くわしたくらいショッキングだ…。




そしてこの「デナン・ゲー・ショック」にガードリーダー軍は終盤まで悩まされるのである。











舞台は地上へ


地上では先にガードリーダーが降下作戦を実施。周辺の都市を電撃的な速さで占領していった。

宇宙では鮫島軍が押していたが、依然として数の上ではガードリーダー軍が圧倒的に優勢だった。

しかし宇宙方面でデナン・ゲーが暴れているため、地球では未だにジェガンタイプが主力だった(涙)









鮫島軍は正面から攻勢には出ず、弱いところをゲリラ的に攻撃する卑怯な戦術を採用。

ガードリーダーの地方基地に襲い掛かってきた。


ガードリーダー; やべえ…ここ取られたらやばい気がする…

鮫島; この戦局が代わるのはここからかもね。



鮫島幸雄はガードリーダーの操るリックディアスを粉砕。生産基地を奪取した。

地方基地での小さな戦闘ではあったが、ここから鮫島郡の猛反撃が始まったのだ。











鮫島軍、地球でもデナン・ゲーの量産を開始


ガードリーダー: おいおい、マジかよ・・・(汗)

鮫島: はっはっは、こいつしかおらんけんねー






鮫島幸雄…、この男…本気でこのガードリーダー様に勝つ気でいやがる。

小学3年生から今の今まで14年間…真の友人だと思っていたがもう容赦はせん。

デナン・ゲーがなんだ、剣の意地を見てやる。





ガードリーダー: この星は貴様にゃ渡さん!








ガードリーダー地球軍、総崩れ


デナン・ゲーに続いて、デナン・ゾンが戦線に登場。もはやジェガンじゃ打つ手なし。




鮫島: デナン・ゾンのほうが安いからこれでちょっと節約できる。



ガードリーダー: 節約ぅ?



鮫島: 技術力がップしたらラフレシアを作るつもりだし。



ガードリーダー: なんでえ、ラフレシアか。












ラ、ラフレシアだぁ!?





ラフレシアとは・・・悪名高きガンダム史上最強クラスのMAだ。

・・・・今まで何度SDガンダムGX(ガンダムXの続編)で苦しめられてきたか。

中学校の頃の苦い記憶がよみがえる(涙)




だがすでに戦いの矢は放たれた。あの頃とはもう違うところに俺はいる。



俺はもう悲しまないぜ。

ラフレシアが戦線に出る前に鮫島軍を叩く。徹底的にな!









鮫島軍、地球各地でガードリーダー軍を圧倒


ガードリーダー: うう、アッシマーでもかなわんのか!?


デナン・ゲー対策で量産されたアッシマーも互角に戦うことすら出来はしない。

といって、数でもすでに鮫島軍が上回るようになってきたので2ターンの高値なMSは作れない…。

これこそまさに泥沼状態。



やる気を出すたびに鮫島軍のデナン・ゲーの強さにブチ当り、士気は完全に低下。

行き着く先には地獄かデナン・ゲーしか待ってない(泣)












15ターン目


宇宙では大規模な戦いが起こらなかったが、地上での優勢に乗じて鮫島軍が本土を強襲。

ガードリーダー得意の人海戦術と熱狂的犠牲攻撃によって戦線はかろうじて保たれる。












この頃になると総ユニット数で鮫島幸雄が上回り、勢力比もブルー(鮫島)に圧倒的有利に。

鮫島はいよいよ技術力(TEC)が4まであがり、デナン・ゲーを前にも増して大量生産開始。

対するガードリーダーはMS・資源ともに疲れが見え始めてきた(画像参照)










たとえ正義が相手でも戦うが・・・


毎ターンごとの収入は鮫島39000に対し、ガードリーダー6000

数倍のデナン・ゲーが相手では成す術もなく、ガードリーダー軍は連戦連敗。

ガードリーダー軍地球防衛隊は地球における最後の拠点を懸命死守するが、20ターン目に全滅した

地球は鮫島幸雄を次の主に選んだのである。











遅すぎた救世主、ギャプラン登場


地球は鮫島幸雄の手に落ちた。もはやこの戦(いくさ)の趨勢は明らかだった。

しかしガードリーダーに降伏の意思は毛頭なく、地上が陥落した瞬間、宇宙で攻勢開始。

ガードリーダーは新型MS・ギャプランを量産し、鮫島軍コロニー軍へ果敢に攻撃を開始したのだ。










ガードリーダー軍、鮫島軍守備隊を蹂躙セリ


新型機ギャプランは高機動性を誇り、デナン・ゲーを次々撃墜。ガードリーダーを感激させた。



ガードリーダー: 地球がダメでも宇宙がある。まだ終わってない!

鮫島: アッシマーにギャプラン、やはりティターンズをとられたのは痛かった。









ガードリーダー: 守る、それだけだ!!

デナン隊壊滅の報に驚いた鮫島幸雄は慌てて、新型MSを討伐部隊として編成し反撃開始。

クイン・マンサ、ジオングなどを主力とする高性能機ばかりであったがギャプランの前に壊滅

宇宙におけるギャプランの機動性の高さと、次世代機に不慣れな鮫島の練度不足が原因だった。












本土決戦にむけ、準備開始


23ターン目、ついに鮫島幸雄の技術力が最大値に達してしまう。

最高技術力達成によって、鮫島軍は待望のラフレシアが生産可能になった。



そしてそのことはそのまま、ガードリーダーの死を意味していた。

しかしガードリーダーは戦うだろう。

最後の一兵となるまで…。












鮫島軍の包囲作戦


小隊ごとがつらなって攻めてくる重厚な攻撃布陣をひく鮫島幸雄軍。

ゲーム後半、やたらと大軍で押し寄せる鮫島軍はさながらソ連軍そのものだ。





ガードリーダー: くうう、レベンディックさえあれば…鮫島軍など!










糧道ついに断たれる


ガードリーダーに最後の資源を与えたコロニー。これは鮫島から奪ったものだった。

鮫島幸雄は当然ここを放置するわけにはいかず、休む暇なく攻撃を続けた。

ガードリーダーに援軍を差し向ける余力はもう残っておらず、29ターン目に陥落した。






ガードリーダー軍、とうとう収益ゼロ


そしてガードリーダー軍の収入がなくなったのを見計らって、鮫島幸雄の総攻撃が始まった。

目標はガードリーダー軍首都にして最後の拠点。

しかしガードリーダーは残された戦力をすべて投入しあくまで徹底抗戦を貫く。












鮫島軍、首都攻略作戦スタート


鮫島幸雄の先陣は驚異の新型MA・ラフレシア。別名・死を呼ぶ花。

あとが無いガードリーダー軍は完全な穴熊状態となって、全力で迎え撃つ決死の防衛体制。


鮫島幸雄は簡単には落ちぬと判断。ラフレシアに護衛をつけて出撃させる慎重振り。







ガードリーダー: このバケモノめ…!!



ガードリーダーはラフレシア撃破を最優先に反撃したが、護衛のベルガ・ギロスに阻まれて近づけず。

もしたとえラフレシアに肉薄できたとしても、テンクラーロッド(画像参照)によって瞬時に撃墜された。

最強の機体ラフレシアに死角は・・・無い。








鮫島: よし!

ガードリーダー: そんな・・・ばかな・・・。


ガードリーダー軍の最強最大にして最後のMAビグザムは要害の一角を務め、よく戦線を支えた。

しかし鮫島軍艦船の艦砲射撃によってついに轟沈。これを機に防衛線は次々に突破されていく。







有り余る財力をもつ鮫島幸雄はラフレシアをはじめ、多数の高性能MSを生産。

ラフレシアは超高額であったが、鮫島幸雄によって多数が生産された。







ガードリーダー: ・・・・もう・・・・金はない・・・


対するガードリーダー軍はついに資金が底をつき、もはや兵器の生産は不可能となった。

「弾尽き水枯れ」とはまさにこのことである。

この最終決戦はア・バオア・クー戦というより硫黄島攻防戦のほうが近い。









35ターン目、ガードリーダー軍 最期の総攻撃敢行


降伏ぅ? 否。断じて否である。

クロスボーンの海賊どもにこれ以上好き勝手させるな!


もはや戦力差は歴然ではあるが明日のロングソード連合の血となり肉となるのだ。

一機がやられたら他の一機が進め。他の一機がやられたらまた他の一機が突っ込め。


全機一丸となって突っ込むんだ。












ガードリーダー: ラフレシア撃沈!ざまあみろ!!


小勢ながら死に物狂いのガードリーダー軍はついにラフレシア1機を撃墜した。

わずかなギャプラン隊と旧式のMSしかもたないガードリーダーの奮闘振りに鮫島幸雄も脱帽。


そうやすやすとやられるわけにはいかない。

鮫島軍の連中に世の中そんなに甘くないってことを教えてやるのだ。








神々の黄昏


ガードリーダー最後の突撃は鮫島軍に少なからず損害を与えたものの、防衛隊は戦力を激減。

主力だったギャプラン隊は灰燼に帰し、残ったのは傷ついたMSと旧式機だけであった。




ガードリーダー: みんな・・・今日まで良く戦ってくれた・・・。






鮫島軍は残存兵力を一掃し、首都へ突入。残ったガードリーダー軍は最後まで戦うが・・・








37ターン 停戦


プレイ期間にして1週間、時間にして7時間半。

未曾有の大決戦はガードリーダー軍全滅というかたちで幕を閉じた。

戦争は終わったのだ。









ガードリーダー: 疲れた・・・最初は勝てると思ってたんだがなあ。



鮫島: ホントこっちも途中まではやばかったよ



ガードリーダー: やっぱリックディアスが負けたのが地球陥落の始まりだよ



鮫島: あれはおおきかったね



ガードリーダー: つーかデナン・ゲー絶対強すぎだよ!



鮫島: ということは最初の軍選択の
ジャンケンがキーポイントだったんよ(笑)



ガードリーダー: あーもういいよ・・・(頭を抱える)












おそまきながら両人が使った代表的MS・MAを紹介しておきます。



自由という名のファシズムを振りかざす最狂にして最凶の海賊集団
鮫島幸雄軍
【デナン・ゲー】
クロスボーン製の恐ろしく高性能なMSで、開戦から鮫島幸雄はひたすら本機を量産しつづけた。初陣は大気圏周辺の小規模な戦闘であったが、ここでデナン・ゲーは強力なミサイルと量産型MSとは思えない高機動を発揮。数に勝るガードリーダー軍ジェガン部隊を瞬時に壊滅させた。その後、地上が主戦場になってもデナン・ゲーの快進撃は続き、各地の都市を占領。ガードリーダーのジェガンやアッシマーといった量産機を寄せ付けず地球制圧にもっとも貢献した。開戦から終戦まで主力として戦い抜いたデナン・ゲーは、鮫島軍にとって無くてはならないMSだったのだ。総生産数はゆうに100機を超える。
【デナン・ゾン】
地上戦に突入した鮫島軍とガードリーダー軍。デナン・ゲーの活躍によって戦いを有利に進めてはいたものの、資源地帯の少ない鮫島軍はより安価な量産機を必要としていた。本機デナン・ゾンは多数が生産され、地球で抵抗するガードリーダー軍と交戦。一撃必殺のショットランサーによって多くのMSを沈めた。
【ヤクトドーガ】
1ターンで生産できるMSの中では最高級の機体で、ファンネルさえ装備していた。開戦初期より鮫島軍精鋭部隊に給与され、活躍を期待されたが機動性でデナン・ゲーに大きく劣り、戦果を上げることはできなかった。
【ベルガ・ダラス】
技術アップによってMSがより低価格で生産されるようになると鮫島幸雄は本機の生産を開始。地球制圧に貢献した優秀機だが、生産に2ターンも必要とする事から大量生産は出来ず、思ったほどの活躍は無かった。
【クインマンサ】
鮫島幸雄がガードリーダー軍のビグザムに対抗して生産した巨大MS。ファンネルやハイメガ粒子砲、メガビームサーベルなど従来のMSとは比較にならない攻撃力を持っていた。ガードリーダーに占領されたコロニー奪回作戦に投入されたがヤクトドーガ同様、機動性の低さからギャプラン、ドライセンの構成部隊の前に轟沈。
【ベルガ・ギロス】
ベルガ・ダラスよりさらに1ランク上の高性能MS。技術アップにより生産され地球防衛をもくろむガードリーダーのアッシマーに完勝。その後は宇宙でも生産され、首都攻略作戦に主力として動員された。高い格闘性能を誇り、特攻をかけるガードリーダーのギャプランを阻止するなど真の意味でデナン・ゲーの後継機といえるMS。
【ラフレシア】
大戦末期、鮫島が終戦直前に生産したゲーム最強のMA。生産に莫大な費用を必要としたが、鮫島幸雄の強い指導力のもと終戦までに8機が完成した。実戦に参加したラフレシアはそのうち4機だったが、バグ放出とテンクラーロッドでガードリーダー本土防衛隊を蹂躙した。




勇敢に戦いながらもデナン・ゲーに敗れた誇り高き剣の軍団
ガードリーダー軍
【マラサイ】
格安コストで生産できるMS。開戦当初から性能不足が指摘されていたが、軍事資金の不足から未だに前線に配備されていた。地上の都市防衛や大気圏突入ルート確保のため戦闘に駆り出されたが、鮫島軍の誇るデナン・ゲ−に手も足も出なかった。大戦末期にも資金不足から戦闘に参加。
【ジェガン】
ガ−ドリーダーのお気に入りMSで大量生産された。安価でマラサイより若干性能は上。初期侵攻作戦から末期の防衛戦まで前線で活動したが、旧式化が目立った。鮫島軍の主力機デナン・ゲーにはまったく歯が立たず、「ジェガン狩り」とあだ名された。
【ヘビーガン】
ジェガンの後継機。ジェガンの2割増程度の性能だが、生産コストはジェガンの4割増。そのため量産は見送られ一機のみ試作された。この試作機は地球に回され鮫島軍侵攻部隊と戦闘し、撃墜された。「へんな顔」と鮫島幸雄に評された。
【ガルバルディβ】
地球に降下した際、その高い移動力を買われて量産されたMS。初期の地球侵攻作戦で各地の都市を制圧した。生産コストが高いわりにパワー不足が目立ったが運動性能は良好。開戦当初、格闘戦でデナン・ゲーと対抗しえたのは同機だけであった。
【リックディアス】
少数が生産された支援用MS。クレイバズーカを装備し、性能も平均的だったがデナン・ゲーの格闘能力には及ばなかった。地球陥落のキーポイントとなった悲劇の機体。
【Rジャジャ】
地球降下部隊が使用した格闘用MS。20機前後が生産されたが他の機体同様、デナン・ゲーの前に完敗。鮫島軍によって多数が捕獲されたが鮫島幸雄は「使えないんだよ」と評し、辺境の防衛に回してしまっている。
【アッシマー】
地球攻防戦におけるガードリーダー軍の劣勢は鮫島軍のデナン・ゲーによるものだった。デナン・ゲーに対抗しうる機体を模索していたガードリーダーは、可変可能なガザCやガゾウムの予想以上の活躍を見て、より信頼性の高い本機を主力機に採用。可変機能をいかしてデナン・ゲーと激戦を繰り広げた。総生産数は50機以上にのぼるが、消耗率も高かった。
【ダブルゼータガンダム】
10000という破格の生産コストの重MS。デナン・ゲーによって強いられている劣勢を挽回すべく生産。地球におけるガードリーダーの大将格といえるユニットで、その完成は鮫島幸雄に衝撃を与えた。戦闘における消耗を危惧しもっぱらベースの防衛を務めた。単独行動中、戦闘テストをかねてシャトルベース警備中のデナン・ゲー2機と交戦。まさかの撃墜を遂げる。これがダブルゼータの唯一の実戦参加であった。
【ガンダムマークU】
アッシマーと対デナン・ゲー用主力MSの座を争ったMS。強力なミサイルや弾速の速いバズーカを装備していたが、コスト面の問題からアッシマーに主力の座を譲る。生産されたユニットは15機前後で地球と宇宙の両方に配備。ビグザムの護衛MSとしても活躍。
【ドライセン】
「1ターンで生産できデナン・ゲーに対して射撃・格闘あらゆる面で対抗できるMS」それが今対戦でガードリーダーが求め、必要とした量産機だった。開戦当初はジェガン、中期にはアッシマー…と、量産機も進歩を遂げてはいたが、デナン・ゲーには歯が立たなかった。ドライセンはガードリーダーのその大きな期待を背負って量産されたが、デナン・ゲーとの相性はすこぶる悪く、ギャプランが対デナン・ゲーに使用されることとなる。しかしクインマンサやジオングといった高性能機相手には相性がよく、局地戦で終戦まで活躍を続けた。
【ギャプラン】
アッシマーは優秀な機体ではあったがデナン・ゲーに対抗するにはまだ力不足だった。次期主力候補のドライセンがデナン・ゲーに苦戦する中、支援用として少数がテスト生産されていた本機が増援としてデナン・ゲーと交戦。可変機能を生かしてデナン・ゲー相手に勝利を収めた。その後もベルガ・ギロスやクインマンサ、ラフレシアといった高性能機を相手に奮闘し、落日のガードリーダー軍をよく支えた。ギャプランは比較的高コストではあったものの、1ターンで生産でき移動力も抜群だったため、ガードリーダーは最優先で生産した。生産機はすべて宇宙で使用されている。
【ビグザム】
傾いた戦局を覆すべく生産された超弩級MA。負けが込んだ国はしばしばエリート部隊による一点突破を考えるが、ガードリーダー軍も例外ではなかった。首都に迫る鮫島軍に大きな脅威を与えながらも戦艦の艦砲によって轟沈。
















ベルガ・ギロスにやられるジェガン

(映画・機動戦士ガンダムF91より)





ホント、ジェガンじゃ話になりませんでした(涙)


「どんな戦いだったの?」と聞かれれば答えはひとつ。

映画「F91」そのまんまです。

デナン・ゲーに対抗するMSが後れたことが我がガードリーダー軍の命取りでした。






ギャプランもデナン・ゲーには勝てるのですが、大戦末期は鮫島軍も量産機が当然性能アップ。
可変機能でなんとかふんばるものの、格闘戦ではベルガ・ギロスには歯が立ちませんでした。
しかも地球でのギャプランは機動性が落ちるようなんで、宇宙限定でしか使えませんでした。
結局のところ、本当の意味で万能量産機は発見できませんでした。









鮫島軍戦勝祝賀パレード


威風堂々と更新するデナン・ゲーたち。まさにガンダムF91を髣髴させる光景。
対戦で完勝されたのは多分今回が初めてではないでしょうか・・・。






ビームフラッグによる編隊飛行


つーかこれも映画F91そのまんまです(涙)。ここまでそっくりだとホント気が滅入る。










とにかく今回の戦いは私の完敗でした。



素直に認めてやろう。



でも私は鮫島幸雄に負けたのではなく、デナン・ゲーに負けたのだ。



そういい聞かせしばし戦士の休息。



この戦いに次があるとは思えない。



だが、もしもう一度戦うときがやってくるならばその時こそ…



















絶対クロスボーンを使おう!














TOPへ戻る




























ちょっとコラム
 チームで戦う鮫島幸雄の「負けない戦い方」



 鮫島幸雄は何よりも手堅くしぶとい戦い方を第一に選択していた。すなわちそれは「負けない戦い」であった。MS同士の戦闘ではデナン・ゲーの存在により鮫島幸雄が常に有利であった。しかし鮫島は常に自軍ユニットの残りHPに気を配り、被弾したユニットはすぐに後送した。この配慮によって鮫島軍の前進は大きく遅れたが最終的には勝利した。
 「負けない戦い方」はなにもMSバトルだけの話ではない。鮫島幸雄は開戦中期の地球攻防戦が熾烈を極めるときでさえ、ラフレシア量産のため資金を積み立てしている。デナン・ゾンなど、デナン・ゲーに総合的に劣るMSが大量生産されたのもラフレシア量産のためだった。そして大戦末期、MSの数の上では大差は無かったが、鮫島幸雄は総資金でガードリーダーの10倍を越えていた。ガードリーダーでは2の国力の国が1の軍隊を支え、鮫島幸雄では10の国力の国が3の軍隊を支えていた。