第5弾





ジャイロダイン















 「ガードリーダー将軍、失礼致します」


 「おう、リジュか。お前もこっちへ来て飲むがいい」


 「そんなことより出撃命令がでておりますぞ」



 「なに!?まさかアヴァロン軍かそれとも鮫島幸雄か!?」




 「いえ、エイリアンとS国の共同軍が挙兵いたしました」



 きょ、共同軍じゃと!?



















ジャイロダインとは1986年タイトーから発売されたファミコンソフトである。


西暦2000年、
エイリアンS国共同軍は突如として挙兵。


世界征服の野望を実行に移したのだった。


この動きに焦った世界各国は共同軍撃破のため共同戦線を展開。


世界征服を阻止すべく、高性能戦闘ヘリコプター・
ジャイロダインが飛び立つ。








ガードリーダーは本作を小学生のとき、箱取説無しで600円で購入。


この600円は当時、ガードリーダーの一か月分のおこづかいであった。


すべての財産を投入して購入したものの、ジャイロダインの手強い難易度に大苦戦。


幼き日のガードリーダーは、ついにエンディングを見ることはできなかった。


その屈辱を今こそ晴らすときが来たのだ。
















 「ふむう、共同軍か。このワシに逆らう愚か者がまだおったとはな」



 「共同軍の地球侵攻を阻止し、エンディングを見ましょうぞ!











最強戦闘ヘリコプター、ジャイロダイン発進



 「アヴァロン軍を壊滅せしめたワシの実力、見せてくれるわ!」











さすがはアヴァロン軍を全滅させた、「破壊のレベンディッカー」ことガードリーダー。


次々と放たれる敵弾をヒラリとかわす華麗な飛行で前進していく。







 

ガードリーダー 「うっ、戦車か!?」


共同軍は戦車、地対空砲、戦闘ヘリ…あらゆるものをそろえていた。


なかには民間用と思われる車もあったが…ガードリーダーは迷わず破壊。


これは戦争なのだ。











非武装のトラックを次々射撃するガードリーダー

 「戦場に民間人など存在しない。悪いが死んでもらうぞ」













共同軍は対空砲を動員して反撃するも…ガードリーダーにはまったくあたりはしない。


ガードリーダー、いつのまにかシューティングがかなり上手くなっていたww





幼き日に払ったジャイロダインのソフト代600円…


買った当時はものすごく後悔もした。


しかしその苦い想いを取り返す日は、決して遠くない。






…はずである。






10数年の時を経て、エンディングへの挑戦が今始まる。












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