第5弾





ジャイロダイン


PartA





小学生のころ、ガードリーダーが苦い思いをさせられたファミコンソフト、ジャイロダイン。


数十年のときを経てロングソード連合の隊長に上り詰めたガードリーダーは果敢に挑戦。


エンディングを目指し、戦闘ヘリ・ジャイロダインで共同軍の巨大要塞に爆進する。








アヴァロン軍や鮫島幸雄との戦いでレベルを上げたガードリーダー。


もちまえの熱狂的攻撃精神でジャイロダインを操作、S国とエイリアンの共同軍を圧倒する。









 「手の空いているものは左を見ろ。フラミンゴの群れだ」


 「これは美しい。ビデオに録画しておきます」


 「よし、許可する」








 

ガードリーダーの進撃を阻止すべく、共同軍は陸海空の兵力を総動員。


しかし小型ボートや戦闘ヘリが主力の共同軍はガードリーダーの前に敗走を繰り返した。




 「アヴァロン軍鮫島幸雄に比べれば…ザコ同然じゃな!」


 「将軍、そうともいえませぬぞ。前方にドルトス級!








ガードリーダーの快進撃に慌てた共同軍は大型のドルトス級巡洋艦を投入。


 「ほう、こんなやつもいたのかいたのか。だが甘いわ!」









対空砲火こそ強力なドルトス級だったが、接近されるとまさに張子の虎。


至近距離から対地バルカン砲を浴びたドルトス級は完全に沈黙した。








 

その後も共同軍は自らが誇る大型艦船を出し惜しみ無く投入。


大型戦艦キングドルトス、そして航空戦艦ホーネッダでガードリーダーのジャイロダインを攻撃。



 「たいした物量だが、鮫島幸雄のラフレシアのほうが何倍も強いわ」









中ボス・航空戦艦ホーネッダ撃破



 「これはアヴァロン軍の大和型戦艦を超える無用の長物ですな」

 「フン。そんなにでかい船が好きなら、今度はタイタニックでも作るんだな」












いよいよ敵の本拠地に上陸!


 「すさまじい弾幕です!回避を!」


 「さっさと逃げればいいものを。このワシと戦うつもりか!」




ここを落とされればあとがない共同軍は戦闘兵力を総動員し、モーレツな対空攻撃を開始した。


「奴ら…許さん!」「派手に出迎えてやろうぜ!」


共同軍の決死の叫びが聞こえてきそうであるw












そして最深部には…共同軍のラスボスが登場!


その名も、巨大要塞ゴルドス


無数の対空砲台と無限に出てくる護衛戦闘ヘリがガードリーダーに一斉射撃をかける。


 「ぬ、ぬうう・・・たいした歓迎振りじゃないか」


 「これを潰せば勝てまする。エンディングはもう目の前でござる!」


 「少年時代の遺恨、思い知れ!地獄の業火で焼いてくれる!














ガードリーダー、あっけなく敵巨大要塞を撃沈!!




 「ありゃ?死んだの?」


 「巨大要塞と言っても所詮、ただのザコ砲台の集まりでしたな」


 「やれやれ…花見をするほうがよっぽど楽しかったワイ」











なんだかんだ言いながらも、ガードリーダーによって共同軍は壊滅。


戦いは…いや地球は、勝ったのである。


いよいよジャイロダイン・念願のエンディングへ!




















・・・あら?






・・・。










・・・。


















共同軍基地を壊滅させたあとに始まったのは…なんとスタート地点最初!













どうやらジャイロダインには…エンディングがないらしい(汗)












なんてこった…















まいったぜ!(泣)

















 「リジュ!これはマジでシャレにならんぞい!


 「まあ、初期のファミコンゲームにはよくあることですが…」


 「ええい!もうよい!とんだ無駄骨じゃったわ!


 「まさに戦いは終わらないというやつですな」


 「…このソフトを…破壊する…」












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…ということでこれではあまりにも悲しすぎるので…







勝手にエンディングを作ってみました。






























★ ジャイロダイン エンディング ★


大敗を喫したエイリアンは地球侵攻をあきらめ太陽系すべての惑星から撤退。


そしてエイリアンと共謀したS国もジャイロダインの攻撃によってその軍事力を使い果たした。


共同軍は完全かつ完膚なきまでに壊滅・・・、地球は救われたのである。








世界の都市には平和と人々の笑顔が戻った。


そしてこの戦いで大活躍したジャイロダインの編隊が凱旋する。


人々の歓声とともに色鮮やかな紙ふぶきが勝利を彩る。












ジャイロダインの戦いは終わった。


しかし戦いの最大の功労者であるガードリーダーはまだ凱旋してはいなかった。














そこに突如戦闘ヘリコプターが接近!












「コイツ…ロングソードだ!」


なんとガードリーダーの前に現れたのは共同軍の残党だった!







「コイツをたおしゃあ、ながあがるぜ!」


ガードリーダー機と出くわした残党は狂喜。戦闘は避けられない!









「よし!やっちまえ!」


しかも2対1という劣勢。さすがのガードリーダーもここまでか!?








「おろかな…」


このピンチにもかかわらずガードリーダーはまったく動じていない!









すぐさま両者は交差!そして・・・













ガードリーダーの神業的操縦テクニックで見事粉砕!!


さすがはレベンディックを信奉する男…、その道はまさに神に通ずる。












「エンドレスワルツ・レベンディッカー」ことガードリーダーに休息はない。


誇り高き鷹・ジャイロダインよ、永遠なれ。










なんとかごまかしたのでTOPへもどる