第8弾
提督の決断U
PartA
ガードリーダーの個人的悲願によってなぜかアメリカ本土へ向かうことになった大森艦隊。
大鷹級小型空母2隻、護衛駆逐艦3隻という貧弱な艦隊はひたすら太平洋を航行していた。
そのころサイパン・グアムではアメリカ軍と日本軍の死闘が続いていた。
シナリオ開始から2週間、アメリカ軍はついに両島へ上陸。
血みどろの地上戦が展開されていた。
サイパン・グアムを死守すべく、日本軍は残った水上部隊を援護に向かわせるも惨敗。
日本軍の攻撃オンリーの戦術はもはやアメリカ軍には通用しなくなっていたのだ。
次々と倒れる仲間の屍を超えて大鷹級空母2隻はようやくアメリカ本土周辺まで到着。
途中アメリカ潜水艦に一度だけ接近されるも、今のところ各艦に損傷なし。
ガードリーダー 「さていよいよ本番だな。航空機は爆弾を装備しておけ!」
大森艦隊の搭載航空機数は戦闘機10、爆撃機40、偵察機4の合計54機。
戦闘機の数が極端に少ないが、攻撃力を維持するにはこれ以上爆撃機は減らせない。
なお爆撃機は陸上航空隊から無理矢理カツアゲした彗星艦上爆撃機w
1944年5月24日、史実ではアメリカ軍に圧倒されているこの時期…。
ガードリーダーは無用の長物といわれた大鷹級空母2隻で史上最大のゲリラ作戦を慣行。
爆撃目標はアメリカに西海岸、サンフランシスコである。
こんな好機はもう二度とないだろう。
チャンスは一度きり、二次攻撃など論外だ。
ガードリーダー 「総力戦だ、全部出撃させろ。出し惜しみはなしだ!」
大鷹・雲鷹の航空機は全機無事に発艦終了。
あとは攻撃隊が無事目標にたどり着くことを祈るのみ。
アメリカ兵 「ウーイ・・・」
アメリカ兵 「ホー、今日ワズイブン低イトコロヲトンデルナ」
攻撃隊はアメリカ軍の致命的油断に助けられて、無事サンフランシスコへ到着。
敵の戦闘機さえ出てこなければもう怖いものはない。
第一目標は敵飛行場、第二目標は敵物資集積場だ。
全・軍・突・撃・セ・ヨ!!
大森仙太郎に勝利の女神あり。攻撃隊の爆弾は次々命中!!
アメリカ兵 「Shit!!ナンテコッタ、日本キダ!」
アメリカ軍の悲鳴と叫びの中、飛行場に次々と命中弾を与える攻撃隊。
大鷹・雲鷹の両航空隊は中国大陸の航空隊から引き抜いたベテランぞろいだ。
さらに護衛のゼロ戦隊は物資集積場を銃撃!
実際のダメージは少ないが、アメリカ軍に与えた精神的ダメージは大きい。
攻撃隊は8機の損害を出したものの、爆撃は無事に成功。
アメリカ本土が多数機による空爆にさらされるのはこれが歴史上初であろう。
ガードリーダー 「夢にまで見た光景だ…サンフランシスコが燃えている」
このアメリカ本土爆撃成功はただちに日本本土に知らされ、国民は戦果に酔いしれた。
さらに大森艦隊の活躍に陸海軍がこぞって発奮され、負けじとアメリカ軍に総攻撃を敢行。
サイパン・グアム諸島に群がったアメリカ機動部隊は執拗な航空攻撃を受け、次々と壊滅。
「大森艦隊だけにいい思いはさせませんよ!」
大森艦隊以外の戦闘はすべてAUTOにしていたのだが…まさかここまでやってくれるとは(汗)
弱小空母大鷹級2隻によるアメリカ本土空襲成功から数日後…
なんと我がガードリーダー軍は遂行不可能と言われた作戦目標を達成してしまった。
これには憲兵上がりの総理大臣もただただ驚嘆するのみw
こうして、小型空母2隻によるアメリカ本土爆撃は終了した。
鈍足、能無し、役立たず、粗大ごみのレッテルをはられていた大鷹級の無念は晴らされたのだ。
この戦いに勝利し、そして無事帰還する大森艦隊。
次はさらに過酷な任務が待っているだろう。
しかし彼らは必ず任務を成功させてくれるだろう。
その艦隊に空母大鷹がある限り。
今日も太平洋の波、高し。
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ということで、私ことガードリーダーは思わぬ勝利を手にしました。
全滅前提で片道出撃させた大森艦隊がまさか任務を遂行するとは・・・
大鷹型空母の力を私も思い知らされましたw
ということで、大森艦隊の勝利を祝して記念にプラモデルを買おうと決意。
船舶模型って高いらしいからほとんど勝ったことがないのですが、ここは思い切って買い物。
ネットで気になるお値段を調べてみると・・・・
「コ、コイツは想像以上の…」
「低価格だぜ…!」
さすが小型空母。プラモの建造費用も安い(汗)