ガードリーダー VS 鮫島幸雄
ロングソード連合隊長にして「ロングソード最強の戦闘指揮官」、ガードリーダー(25)。
そのガードリーダーの覇道を常にふさぐ「福岡市南区最凶のコウノトリ」、鮫島幸雄(25)。
これまで両者は何度も拳を交え、死闘を繰り広げてきた。
だがSDガンダムX、そしてボンバーマンで決定的な敗北を喫したのはガードリーダーであった。
ガチャポン戦士2では唯一善戦するも、結局は引き分け。
鮫島幸雄の牙城の前にガードリーダーは失意のどん底にあった。
ガードリーダー 「このままでは終われない…!」
不屈の魂をもつ「守りの男」、ガードリーダーは再び立ち上がった。
目指すは鮫島幸雄の首、そして完全勝利。
今日こそ緩みきった鮫島幸雄の顔を恐怖と屈辱で歪ませてやるのだ!
第14弾
SDガンダムGNEXT
ガードリーダーと鮫島幸雄が今回対戦ソフトに選んだのはSDガンダムGNEXTである。
中学時代、ガードリーダーと鮫島幸雄はこのゲームをよく遊んだものである。
ガードリーダー 「SDガンダムXの借りを返すならこのソフトしかあるまい!」
戦闘開始一週間前・・・・・
この戦いはなにがなんでも勝てねばならない。
もしここでガードリーダーが敗れるようなことがあれば、ロングソード連合解散すらありえる。
人々の希望を胸にガードリーダーは着々と戦闘準備を整える。
一番の問題は量産型MSの選定である。
先のSDガンダムXでの戦いではデナン・ゲーに対抗できる量産機が遅れたため、鮫島幸雄に完敗。
雑多なMSを何種類も作っては意味がない。
主力MSの選定こそ今回の最大のテーマだ。
厳正なる抽選の結果、両軍が使用可能な軍は↑のとおり。
鮫島幸雄は連邦系を取り、ガードリーダーは使用可能なのはアクシズ、ジオンだった。
ガンダムは敵の手に渡った。
初期資金10000、TEC0からのスタートが今回のルール。
ガードリーダーが欲したゲーム初期最大の戦闘力を持つガンダムは鮫島幸雄のものとなった。
こうなってしまったからには、アクシズとジオンの中から優秀な量産機を探すしかない。
「どこだ・・・どこにいるんだ・・・・鮫島を倒せる量産機は・・・」
対戦までの短い間、ガードリーダーは攻略本を開き、真剣に研究。
TECレベルが低く、低コスト、そして強い戦闘能力。
つまるところ、ガードリーダーが欲しいものは、あのデナン・ゲーがもっていたものである。
「こ・・・こいつだ!!」
ガードリーダーが量産機として選定したのはアクシズ製MS、ガルスJだった。
「これで、鮫島幸雄を・・・叩き潰す!」
ガルスJの特色はTECレベル2のMSでありながらも多彩な攻撃と厚い装甲を持つこと。
ガードリーダーはオーストラリア大陸に特設した「対鮫島・兵器実験場」で性能テストを実施。
テストの結果は上々。ガルスJはガンダムに匹敵する性能を秘めていたのだ。
特に標準装備の拡散グレネードとフィンガーバルカンは高い命中精度を発揮した。
そのうえガルスJは低コストで大量生産が可能。
数の上でガンダムを圧倒できるのは間違いなかった。
数的優位で挑めば鮫島幸雄のガンダムとは互角。あとは使い手の腕次第。
ガルスJをどこまでうまく操れるかが勝敗の分かれ目であった。
ガードリーダーは対決までの1週間、このオーストラリアでCPU相手に猛特訓。
努力の甲斐あってガードリーダーは、ガンダムをタイマンでも倒せる程のテクニックを習得した。
つまるところガルスJを大量生産できればこの戦い、勝てるのはまず間違いない。
鮫島幸雄が主力にすると予想されるガンダムも生産に2ターンかかるので早期大量生産は不可能。
ゲーム序盤から一気にガルスJを前線に送り込み、鮫島が体勢を立て直す前に叩き潰す。
強襲による一挙殲滅。
ガルスJの移動力不足は、シャクルズで補えば圧倒的な短期決戦の実現が可能。
短期決戦でガルスJを大量に使えば、数で劣る鮫島幸雄が対抗するのは不可能なはず。
さて・・・
残る問題は鮫島幸雄にこちらの意図するものを悟られないことだ。
ガードリーダー、「ブランデンブルク作戦」発動
勝利を確実なものとするべく、ガードリーダーは特殊作戦「ブランデブルク作戦」を開始。
この作戦の目的は、短期決戦狙いとガルスJ量産計画の隠蔽である。
対戦決定から対戦前日まで、ガードリーダーは隊長の手記であらゆる偽情報を掲載。
その内容は以下の通り。
GNEXTの件ですが不利な状況につき、少しでも長く戦いたい…(泣)
(2007/9/12 隊長の手記より)
ゲーム序盤で驚異的性能を持つこの「ガンダム」を、鮫島幸雄は多用してくるだろう。
残念ながらこの白いモビルスーツに匹敵する機体は、ゲーム序盤の我が軍にはない。
唯一機動性で勝てるのが高機動ザクくらい。こいつなら動きの速さでガンダムに対抗可能だ。
とにかく序盤、ガンダムに下手な手出しをすると命はない。
短期による早期決着はガンダムがある限り不可能。
やはり短期決戦はよりも、長期戦に持ち込むのがベスト。
しかし…序盤からガンダムが生産可能なんて…やっぱり連邦を取られたのは痛すぎだ。
(2007/9/13 隊長の手記より)
序盤、このガンダム軍団をいかにして食い止めるか…
とにかく序盤は耐え忍び、後半の高性能機で勝負だってばよ!
ま、お手柔らかに頼みますよ。こっちは長期戦狙いで行くぜ。
(2007/9/14 隊長の手記より)
なにしろ、ガンダムに対抗できるモビルスーツが誰もいないのです。
高機動ザクと指揮官用ザクで封じ込む方法しかなさそうだ…
この改良型ザクシリーズなら鮫島も対戦経験が浅いはずだしね。
(2007/9/15 隊長の手記より)
見ての通り、「ガンダムに対抗できない」とか「長期戦が狙い」ばっかりww
そのうえガンダムに高機動ザクが勝てるはずがないのに、やたらと宣伝ww
ガードリーダー、とんでもないウソつきです(汗)
ガルスJの徹底的な操縦訓練に加え、鮫島幸雄の混乱を狙った情報かく乱。
ガードリーダーは勝利のためにあらゆる手段を総動員して決戦を迎える。
そして対戦当日
決戦の日は来た。
今日勝てば全てが手に入るのだ。名前も、名誉も、そしてカネ(?)も!!
「ガードリーダー軍団、アタ〜ック!!」
戦いの舞台は悲劇の街、ニューヨーク。
しかし今日ここで絶望に涙するのはガードリーダ−ではない。鮫島幸雄なのだ。
今回のMAPはかなりの小MAP。うまくいけば決着はあっという間につくはず。
訓練の成果を存分に発揮し、偽善者集団・鮫島幸雄軍を撃滅せよ!
ガードリーダー、演習どおりシャクルズを大量生産。電撃作戦をスタート!
1ターン目にすべてシャクルズを作れば、2ターン目から一気に侵攻できる・・・
対する鮫島幸雄は、ガードリーダーの予想通り1ターン目からガンダムの生産を開始。
どっしりかまえてガードリーダーの侵攻を迎えつつ作戦。
先に動いたのはガードリーダー軍シャクルズ部隊。
この第一陣の作戦目的は占領都市の拡大、つまり資金力アップである。
この時点ではまだガルスJは生産できず、搭載機は移動力に優れたアッガイである。
侵攻作戦はあくまでもガルスJの役割。アッガイの目的の占領作戦にある。
ガードリーダーの電撃戦に対し、鮫島幸雄の足取りはじつに重い…。
というのも主力のはずのガンダムは生産に2ターンを要するため量産は遅々として進まず。
ガードリーダー 「これを待っていたんだ!」
鮫島幸雄 「選んだのは、やはりガルスJだったか・・・」
5ターン目、ガードリーダーはついに待望のガルスJ部隊がロールアウト。
ガードリーダーの夢と希望を載せて鮫島幸雄軍へ攻勢を開始した。
対戦序盤、ガードリーダーはシャクルズ・アッガイを分派して各地の主要都市を占領。
そして後続のガルスJ部隊が占領都市を防衛しつつ、鮫島幸雄の主力部隊を探索する。
ガードリーダーが占領作戦を終える頃、ようやく鮫島幸雄の先鋒部隊が登場。
どうやら彼らの狙いも生産基地のようである。
鮫島幸雄 「うわっ!MS積んでない!!!」
しかし鮫島幸雄、ここで致命的なミスを犯す。
ガンダムを積むはずだったMS輸送機の一部が、なんとカラのまま出撃していたのだ。
鮫島幸雄 「・・・・・・はぁぁ・・・・・」
これには鮫島幸雄も沈黙。
どうやらツキもガードリーダーに味方しているようであるw
鮫島幸雄 「ああ・・・ここはとるはずだったのに・・・しゃあねえわ」
最北端のMS生産基地にたどり着いた鮫島幸雄の兵力は、予定の半数のガンダム2機。
一方ガードリーダー軍の守備隊は、ガルスJ3機とアッガイ1機。
ガンダムの性能から考えれば、まだ互角といってもいい予断ならぬ状況。
ガードリーダー 「頼むぜ・・・ガルスJ」
ガードリーダーはこの状況に至り、ついに鮫島幸雄に先制攻撃をかける。
初戦にして、特訓に特訓を重ねたガルスJの力が問われる大事な一戦である。
この日が来るのをどれだけ待ち望んだことか・・・SDガンダムXの雪辱を晴らすときが来たのだ。
ジェガン、俺の戦いを見ていてくれ・・・!!
ガードリーダー 「うおおおおおお!!!」
ガードリーダー 「ナイス!でかしたガルスJ!」
鮫島幸雄 「くはー・・・ダメや、完敗やわ」
戦力的にはほぼ互角の戦いであったが、ガードリーダーの猛特訓が功を奏す。
ガルスJ部隊はガンダム部隊を瞬く間に撃破。
まさにトラ・トラ・トラであるw
鮫島幸雄 「じゃあこっちもマラサイ作るかー・・・」
ガードリーダーのガルスJに対抗するべく、鮫島幸雄は急遽生産ラインを変更。
生産がはかどらないガンダムに見切りをつけ、1ターンで大量生産できるマラサイにしたのである。
マラサイの生産によって再建なった鮫島幸雄軍はMAP中央でガードリーダー軍主力と激突。
両者の総力戦が開始された。
鮫島幸雄は補給線が短い利点を最大限に生かし、続々とMS部隊を投入。
しかしガードリーダーのガルスJはすでに大量生産に成功しており物量でも鮫島軍を圧倒。
鮫島幸雄 「これは・・・・もう・・・・」
ガードリーダーは、この機に乗じさらに攻勢を強めガルスJの大部隊を投入。
シャクルズ、そして輸送機ガウによって短期間で大量のガルスJが前線に登場した。
ガードリーダーが必勝を期して行ったこの電撃戦にはさすがの鮫島幸雄もお手上げ状態。
さらに進撃するガードリーダーのガルスJは隊列を組んで鮫島包囲網を形成。
鮫島幸雄もこのガルスJの包囲網を突破せんと幾度となく反撃に出たが・・・
攻撃形成に重点が為されていないため、その都度ガルスJに撃退された。
こうしてニューヨークの大半は、圧倒的進軍速度を持つガードリーダー軍が制圧。
鮫島幸雄は自軍の生産基地に、置き土産といわんばかりにボールを生産して撤退w
ガードリーダーの想像以上の強さにようやく気づいた鮫島幸雄は、なんと宇宙への脱出を画策。
これはルール違反だが、追い詰められた鮫島は大型空母ガルダを建造しマラサイを搭載。
しかしガルダは地上戦用なため、当然宇宙への打ち上げなど不可能w
ガルダが地上戦用と知らなかった鮫島幸雄は、
鮫島幸雄 「打ち上げできず、か。最近の宇宙業界は事故が多いからな」
と、搭載しているマラサイごとガルダを消去したw
もはや鮫島幸雄に兵はない。
アッガイの海上封鎖のもと一気に鮫島幸雄の本拠地へ突入。
ガードリーダーはガルスJ40機を主力とする大攻略部隊を編成。
一方、突破されればあとがない鮫島幸雄はなけなしのマサライ部隊で交戦。
さすがに鮫島幸雄の本拠地周辺にはまだ多数のMSが生き残っており、しぶとく抗戦。
序盤からマラサイを量産しとけばよかったのでは?と思わせる奮闘振りw
まさにラストサムライならぬ、ラストマラサイである(笑)
しかし今日のガードリーダー軍は歴代最強の強さを誇る精鋭部隊。
鎧袖一触、ガードリーダーのガルスJの戦闘力はガンダムをはるかに凌いでいたのだ。
ガードリーダー 「アレックスが出てこなければ、なにも怖くはない!」
すでに満身創痍、支離滅裂、総崩れの鮫島幸雄軍。
その一部の過激派は、ルール違反を犯して再び宇宙への脱出を図る。
これはまたしても重大な規約違反。悪い子には罰を与えよう。
そんな中、ガードリーダーは鮫島幸雄の本土で試作機NT−1(アレックス)から洗礼を受ける。
ガンダムの性能向上タイプだったが、ガルスJの編隊攻撃の前にはその性能を発揮できず。
ガルスJ、最終防衛線へ突入
SDガンダムX、ボンバーマン、ガチャポン戦士2でその並々ならぬ軍才を発揮した鮫島幸雄。
広範囲を有機的に活用できる能力、つまり空間把握能力に長けた鮫島幸雄は優れた指揮官だったが、
ニューヨークのように、極めて限定された狭い空間での消耗戦ではその力を発揮するに至らず。
鮫島幸雄、全滅
ガードリーダー 「夢にまで見た光景だ・・・鮫島幸雄が・・・燃えている」
データメモまで準備していたガードリーダーの努力は無駄ではなかった。
生産計画から作戦経過まですべて事細かに予定化したガードリーダーの執念。
これほどゲームに執念を燃やして準備することはもう二度ないだろう…w
ガードリーダーがもっとも恐れていたのは、鮫島幸雄がNT−1アレックスすることだった。
しかしそれに対抗するプランも実は用意済みであったのは言うまでもない。
さらに戦線の膠着化に陥ったときに備えた、幻のドラグーン作戦(内容は極秘w)もあった。
ガードリーダー 「終わった・・・・」
鮫島幸雄 「・・・盛り上がりがなくてすまん。正直、不甲斐ないわ」
ガードリーダー 「そのお言葉を聞けただけでも、本望です」
ガードリーダー、鮫島幸雄をまったく寄せ付けず大勝利。それもこれもガルスJのおかげである。
量産機でありながら高い戦闘能力・・・、その偉大さはあのレベンディックにまさるとも劣らないものだ。
ガードリーダーにガルスJがある限り、長剣の刃は終生輝き続けることだろう。
我らが誇り高き剣、ロングソード連合に光あれ。
致命的な油断でかつての栄光もその軍とともに瓦解した 鮫島幸雄軍 |
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【ガンダム】 低い技術レベルで生産可能なMS。しかしその性能はゲーム初期のMSの中ではダントツの性能を誇る。鮫島幸雄はこのMSをゲーム開始から大量生産。しかし致命的な作戦ミスとガードリーダーの電撃戦によってその実力を発揮できず。 |
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【ガンダムNT-1】 ガンダムの性能を飛躍的に上昇させた次世代型ガンダム。高い防御力を誇り、ガードリーダーもその量産化を恐れた。だが鮫島軍の指揮系統の乱れからその生産計画は大幅に遅延。完成したわずかな試作機はガルスJの前に壊滅した。 |
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【マラサイ】 鮫島幸雄はガードリーダーが優秀な量産機を模索しているのを対戦前から察知。これに対抗すべく自軍でも大量生産可能なMSを開発。それがマラサイだった。しかし強力なガルスJの大部隊の前にマラサイは壊滅。残存機も鮫島幸雄によって消去された。 |
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【アクアジム】 ガードリーダーの水中用MSアッガイは海上封鎖を行い、鮫島幸雄の輸送路を遮断した。これに脅威を感じた鮫島幸雄は自軍でも急遽、水中戦が可能なMSを開発した。アクアジムは水中性能は良好だったが生産時期が遅すぎ、戦局には関与できず。 |
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【HLV】 大戦末期、鮫島幸雄陣営は戦争終結派と抗戦派とが激しく対立。戦争継続を叫ぶ一部の部隊は宇宙へと離脱し戦争継続を図った。その際に使用されたロケットがHLVだった。シャトル基地に配備されたが、ガードリーダー軍の攻撃を浴び破壊された。 |
敗戦をフィードバックによみがえったロングソード連合の最強部隊 ガードリーダー軍 |
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【旧ザク】 超低予算で生産できるMS。「ギレンの野望」で旧ザクを多用したガードリーダーは、この戦いでも格安MSの起用を考えていた。しかし戦闘テストの結果、旧ザクの性能では4対1でもガンダムに対抗できなかった。結局、後方の都市の占領のみ使用された。 |
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【高機動ザク】 ブランデンブルク作戦で起用されたMS。ザクの高機動タイプだが生産に2ターンもかかる上、武装も装甲もザクと同レベルいう貧弱な機体だった。ガルスJの存在を隠匿しようとするガードリーダーによって誇張に宣伝されたが、実際には1機も生産されていない。 |
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【アッガイ】 開戦と同時に量産された水陸両用MS。装甲も武装も貧弱で性能的にはガルスJと比べるべくもないが、その高い移動力で初期の都市占領に活躍。また海上封鎖で鮫島幸雄本土の輸送路を遮断。敵首都への上陸作戦にも使用されるなど予想以上の働きを見せた。 |
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【ガルスJ】 低い技術力で生産可能の白兵戦用MS。生産性の高さに加え厚い装甲を誇る。対ガンダム用MSとして大量に生産された。ガードリーダーの切り札として序盤から物量で鮫島幸雄を圧倒。また、飛躍的にレベルアップしたガードリーダーの操縦テクニックによって、単機でもガンダムと互角に渡り合った。鮫島幸雄にとどめを刺した今大戦の主役。 |
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【シャクルズ】 単機決戦を狙ったガードリーダーにとって障害だったのがニューヨークの足場の悪さだった。都市地帯では進軍が極度に鈍るガルスJのサポートとして使用されたのがシャクルズだった。ゲーム序盤、生産都市の占領に大きく貢献した。 |
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【ガウ】 シャクルズは、一度MSが降下すると再使用が不可能な「使い捨て」だった。ガウはシャクルズとは一線を画し、純粋な侵攻作戦のために建造。ガードリーダーの優先命令によって、多数が生産された。大量のMS部隊を前線に運ぶ大型輸送機として活躍。 |
ちょっとコラム 持てる力をすべて投入する戦い、「総力戦」 |
ガードリーダーはこのGNEXTでの一戦に文字通り全てを賭けていた。対決が内定してから決戦期日まで、ガードリーダーは勝つためにあらゆることを実行していた。 SDガンダムXでの敗戦の経験から主力MSを1機種に絞り、その性能を徹底的に検証し、そして徹底的に使いこなす。一見簡単なようだが、これほど時間のかかる作業はない。だがガードリーダーは日常の仕事を終え、疲れた身体にもかかわらずそれを実行に移した。結果としてガルスJは鮫島幸雄を圧倒する働きを見せる。 ガルスJの登場はガードリーダーを大いに感激させたが、ここでガードリーダーはさらなる一手を打つ。ガルスJの存在とガードリーダーの優勢を少しでも隠蔽するためにロングソード連合HPの日記にあらゆる偽情報を流したのだ。この鮫島幸雄のかく乱を狙ったのが「ブランデンブルク作戦」だった。 さらに戦線がこう着状態になったときに備え、壮大な一大攻勢計画「ドラグーン作戦」をも起草した。実際には実行されることはなかったが、これは奥の手であるガルスJが劣勢になったときに使う「更なる奥の手」だった。 徹底した訓練と研究、強力な量産型MS、情報かく乱、最悪のケースをカバーする「ドラグーン作戦」・・・・。ありとあらゆる手段を投入したガードリーダーのGNEXT対戦計画はまさに「総力戦」そのもの。 鮫島幸雄が犯したミスはあくまでも偶然であったが、惜しみなく労力を出し尽くしたガードリーダーが勝利者になったのはもはや必然であった。 |