第22弾
コンバットフライトシュミレーター
このHPで何度か紹介したこともあるパソコン用フライトシュミーターゲーム。
今回第22弾としてプレイ日記に取り上げることになったわけだが・・・
今回はガードリーダーが以前からやってたかった実験を行ってみた★
その実験とは・・・
練習機「赤とんぼ」でB17の大編隊を迎撃するという暴挙に等しい内容だった。
九十三式中間練習機
戦前、戦中を通じて総計5589機という日本練習機史上最多の量産を記録。
海軍の搭乗員が一度は乗ったと云われる代表的な練習機。
昭和13年、各種練習機は最も目立ちやすい橙黄色に塗る事が航空本部より通達、規定された。
その特徴的な色から、赤とんぼの愛称で親しまれた。』
練習機で頑強な爆撃機であるB17を何機落とせるか・・・・
練習機とはいえ、ゲーム中では一応武装も付いている。(7.7ミリ機銃2丁)
赤とんぼだってゼロ戦と同じ飛行機。武装だって付いてある。
困難ではあるがB17を撃墜するのは決して不可能ではないはず。
あとは搭乗員たるこのガードリーダーの腕次第だ。
ガードリーダーはこの赤とんぼの操縦を完熟するためにフリーミッションで猛特訓。
P51マスタング、スピットファイアといった第一級戦闘機を相手に獅子奮迅。
赤とんぼの旋回性能の高さもあって、タイマン勝負なら勝てるほど技量UPに成功。
これで準備は整った。いよいよ出撃である。
作戦は、「重爆撃機撃墜」。
フランス上空を飛行するB17の大編隊に攻撃をかけるのが任務だ。
ガードリーダーの練習機・赤とんぼ出撃す。
実戦に耐え得ない貧弱な機体だがやってみる価値はある。
なんとか1機・・・いや、なんとしても1機撃墜できれば御の字だ。
上空に占守したガードリーダーの赤とんぼは・・・すでに高高度飛行でフラフラ。
だいたい練習機が爆撃機より高い高度に居る時点でムチャな話であるw
しかしガードリーダーはなんとかフラつく機体を操縦、B17の大編隊を発見。
ガードリーダー 「アメ公め、練習機の力・・・見せてやるぜ!」
ガードリーダー 「いっけえー!!」
ウイングアームズで培ったのは、「装甲の厚い爆撃機には一点集中攻撃」。
ガードリーダーは、急降下からの初撃でB17のエンジンを破壊、見事撃墜する。
練習機とは思えない悪魔のような練度と機動性にB17編隊は大混乱。
ガードリーダー 「ようし!次っ!!」
7.7ミリというきわめて貧弱な武装しか持たないガードリーダーの赤とんぼだった・・・
その優れた旋回性能を生かし、B17へ肉薄。なんと二機目のB17を撃墜した。
ガードリーダー 「ジークハイル!やったぜ!」
ガードリーダー 「たかがメインカメラをやられただけだ!」
ガードリーダーは続いて三機目のB17を撃破したが、B17の対空機銃を浴びて赤とんぼは大破。
やはり練習機だけあって装甲は極薄のようである(泣)
なんとか飛行は可能だが、すでにエンジンが弱っておりこれ以上は追撃できない。
撃墜B17三機・・・すでに目標は十分に達せられた。
しかし男として敵の爆撃機をおめおめと見過ごすことはできない。
ガードリーダー 「これが練習機赤とんぼの・・・最後の力だ・・・」
ガードリーダー 「一緒に死ねえッ!」
被弾した満身創痍の赤とんぼは・・・最後の力を振り絞ってB17へ背面突進。
DOOOOOM!!!
戦いは終わった。
練習機赤とんぼの戦果は、B17を4機撃墜(うち1機体当たり)。
低速複葉固定脚の練習機とは思えない信じられないような大戦果であった。
ゼロ戦のような量産機でもなく、震電や橘花のような試作機でもない、ただの練習機赤とんぼ。
しかし大切なのは性能ではなく・・・搭乗員の心意気なのです。
このゲームをお持ちの方は、是非一度初心に戻って赤とんぼで練習をつんでいただきたいw
低速だからこそ見える景色というものがあるはずです。
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