第28弾





ギレンの野望








かつてガードリーダーが高校生になったばかりの頃、熱狂的にハマッタのがギレンの野望だった。


そんなガードリーダーもついに2008年で26歳


何十回とクリアし尽したギレンの野望だったが、まだガードリーダーにはやるべきことが残っていた。






ガードリーダーがやり残したこと、それは・・・




「グフ重装型だけでジャブローを落とすこと」だった。












グフ重装型(グフC型)


グフ特有の武装・ヒートロッドを撤去し、両指に5連装マシンガンを装備した火力と装甲の増強型。





ヒートロッドとヒート剣がないため格闘能力はゼロ・・・


機動性もザクに劣るというなんだかよく分からないMS・・・


だがガードリーダーは何故かこのグフ重装型がお気に入りだったのだ。













というわけで今回、ガードリーダーはギレンの野望攻略指令書のおまけデータを使用。


ジャブロー攻略作戦直前から始まる特別セーブデータを使用。





・・・といっても、ジャブロー攻略作戦が実行可能なのはわずか5ターンの間だけ。


さらに実行後5ターンを経過するとジャブローには進入不可能となるきわめて難易度の高いシナリオだった。


つまりガードリーダーはジャブローをわずか10ターンで落とさなくてはならない。


しかもその間にグフ重装型を大量に作り、攻略部隊を編成してでの話である。




以上、きわめて困難な作戦だったがガードリーダーはあえてこの暴挙に挑戦。











 


ゲーム開始。まずは初期配置のジャブロー攻略部隊をすべて後方に下げ、戦力を再編。


同時にジャブローに隣接する北米の軍事工場はグフ重装型を大量に生産開始。


すべては時間との戦いである。








 


宇宙、そしてジャブロー以外のすべての地球上の戦力は必要ない。


戦艦をはじめザクやドム、そしてノーマルのグフなど不要なMSはすべて処分し、生産資源として活用。


グフ重装型を除くありとあらゆる兵器はスクラップ化されたため、膨大な資源を獲得するのに成功した。









しかし大幅に戦力を引き抜かれた各防衛線は連邦軍の前に次々と壊滅。


宇宙・地上でジオン公国の防衛隊は無残に敗退を続ける。


非情なようだがこれもジャブローを落とすためのやむを得ない決断・・・彼らの死は決して無駄ではない。














暗雲立ち込める中、グフ重装型の生産初号機が初の実戦テストを実行。


格闘能力こそ無いものの、攻撃回数の多いダブルハンドマシンガンで連邦の戦車部隊に圧勝。











格闘戦の出来ないグフなんてどうなるかと思ったが今のところ性能的には問題なし。


もはや躊躇(ちゅうちょ)している時間はない。


潜水艦とガウ航空母艦で完成したグフ重装型を次々とジャブロー基地付近へ強行輸送。







 


しかし連邦軍もただ黙ってみてはいなかった。


なんとMS部隊(陸戦型ジム)でジャブロー攻撃の準備中だったグフ部隊に反撃を加えてきたのだ。










射撃戦は何とか誤魔化せても、やはりヒートロッドなど格闘専用の武器がないため・・・


接近されると連邦軍MSにタコ殴りに遭ってしまうのは明白だった・・・もはやここまでか!?











・・・・と思ったらグフ重装型、タックルで陸戦型ジムを撃破!


カタログデータでは格闘能力は皆無のはずなのに…これには驚かされたw











どこぞの誰かが使っていた必殺ボンバータックルを思い出しますw















MSが相手でも臆することはない。ガードリーダーはついにジャブロー総攻撃を決意。


最初で最後のジャブロー突入作戦が開始された。









 


・・・とはいえ、ガードリーダーのジャブロー攻略部隊は急ぎすぎたため戦力不十分。


ジャブロー第一次突入に成功したグフ重装型はわずか15部隊に過ぎなかった。











しかし戦力が整っていないのは連邦軍も同様で、ジャブローの防備は予想外に手薄だったw


これなら急増のグフ部隊でもいける・・・!









 


第一次突入部隊がジャブロー洞窟内に侵入し、敵部隊と交戦開始。


連邦軍はジムライトアーマーなどで反撃するが隊列を組んだグフのマシンガン攻撃が圧倒した。












連邦の抵抗も進攻するにつれて激しさを増したが、密集陣形でこれを跳ね返しながら前進。


攻撃力こそ乏しいが・・・このグフ重装型、文字通り装甲はかなり厚いので助かりますw


・・・逆に言えば装甲の頑丈さだけが取り柄なのかもしれないが(汗)










 


しかし相手は腐っても地球連邦軍。大型のホワイトベースが進撃を妨害。


バスーカもビームライフルもないハンドマシンガン部隊では戦艦を落とすなど夢のまた夢であるw







 


無名の名無しパイロットがほとんどのガードリーダーに対し連邦軍は有名パイロット多数。


しかし運用に重点形成が為されていないため、ガードリーダーはこれを各個撃破した。


なんだか第二次世界大戦でドイツ軍に敗れたフランス軍の戦車を髣髴とさせるw









 


局地戦が終了し、次の行動ターンでガードリーダーは大規模な増援部隊を派遣。


もちろんMSはすべてグフ重装型オンリーであるw









 


第二次突入部隊はザビ家最強の巨漢将軍ドズル・ザビを中心とした精鋭部隊。


パイロットの質でも上回ったガードリーダーは地球連邦軍守備隊を圧倒した。








 


ガードリーダー 「ガンダムか・・・。頭数にモノをいわせるにはちょっと遅すぎたようだな」


連邦は苦し紛れに奥の手であるRX-78ガンダムを投入するがすでに時遅し。


しょせん盃一杯の水では大火を消せるはずもない。












ジャブロー司令部への道は開かれた。ガードリーダーは徹底包囲・殲滅戦を展開。


司令部は強固な装甲を誇るガンキャノンが守備していたがこれを四方八方から集中砲火。











捕虜は取るな、殲滅あるのみだ。


いかに貧弱なハンドバルカンとは言えどもこれだけ集めればもはや無敵。


ガンキャノンを完膚なきまでに蜂の巣にしたw












 


ガードリーダー、グフ重装型だけでジャブロー占領!




正直言ってグフ重装型・・・ふつーに使えましたw


















連邦本部に翻る雄々しきジオンの旗。



高い生存性、そしてバラまくハンドマシンガン・・・グフ重装型は伊達ではありません。










格闘武器がなくたって立派な重装タイプのグフです。






・・・・もっともそれをグフと呼んでいいかどうかは別だがw










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