思い起こせばロングソード連合のプレイ日記はすでに30回を超える壮大な？モノとなっていた。


プレイ日記の渦中、ガードリーダーはあまり手をつけた経験の無い（ホントだぞ！ｗ）恋愛ゲームに挑戦。




戦争ゲームで培われたその突撃力と防衛戦術を生かし、目標とする女の子を次々と撃破。


コサックスや鮫島幸雄との死闘に比べれば恋愛ゲームなど赤子の手をひねる様なものであった。




そんなある日、ガードリーダーは一本の恋愛ゲームに出会うのだった。



















第３０弾





フレッシュ！

























ガードリーダー　「フレッシュ？全然聞いたことのないゲームだな」


すでにベテランの域に達したガードリーダーはすでに恋愛ゲームに対して新鮮味がなくなっていた。


とはいえ、ガードリーダー家にゲームソフトがある限りおめおめと逃げ出すわけにはいかない。


めんどくさがりながらもガードリーダーは未知なるソフト、フレッシュ！に挑戦する。

















ガードリーダー　「すでに彼氏がいるだあ？そんなのありかよ（汗）」


いざプレイ開始・・・と思ったら、なんとヒロインはすでに他の男の手が付けられていたｗ


現実世界では別に驚くべきことではないのだが、ゲームの世界でこの展開は予想外だった（汗）











しかも問題のヒロインの彼氏が救いようのないロクデナシ男。


世が世なら百万の軍勢を率いるガードリーダーを「ゴキブリ以下だ」とコキおろす悪態ぶり（怒）


いくらゲームとはいえ、こんな男をライバルとしてヒロインを取り合う気はない。














ヒロインなどにこだわる必要はない…、ガードリーダー軍はあっさりとヒロイン攻略を放棄。


攻略目標を失ったガードリーダーだったが、すぐに新たな展開が訪れた。


なんと主人公ガードリーダーの空手道場に居候（いそうろう）が押しかけているというのだ。


・・・なんともベタな展開だがヒロインが攻略対象外となった今、一見の価値はあるはず。












居候の名前は、天王寺舞（てんのうじ・まい）。


どうやら親が主人公の道場ゆかりの者ということで特別に下宿させているらしい。


この天王寺、顔とスタイルは１００％ガードリーダーの好みなのだが・・・性格がかなり酷いｗ







あの町田多恵もそうだったが・・・



頭にハチマキ（？）を巻いたキャラの性格が男勝りばかりなのは一体なぜなんだろうかｗ
















しかし天王寺舞の場合は町田多恵とレベルが明らかに違う。


なによりも目に付くのは言葉づかいの悪さ。


紳士であるガードリーダーはマナーの悪い人間は一番嫌いなのだ。


頭が古いといわれればそれまでだが・・・・やはり男は男らしく、女は女らしくあって欲しいものだ。












こうしていつの間にかガードリーダーの自宅（つまり道場）に転がり込んだ天王寺舞。


年頃の女の子と夢のような同居生活が始まった。





…といいたいところだが、ガードリーダーと天王寺との仲は険悪にして最悪。



ガードリーダー　「やっとカワイイ娘が出てきたかと思えばこれか・・・まいったぜ」















もちろん学校では学年はおろかクラスまで一緒だという無駄に高いシンクロ率ｗ


しかし天王寺はことあるごとに「さぼるな！」「練習に出て来い！」としか言わない空手バカだった。


やはり町田多恵と同じく、天王寺の脳味噌の中も筋肉しか入っていないらしい（汗）
















熱血ド根性女・天王寺に対して、主人公ガードリーダーはあくまでも冷静だった。


「懐の深い奴が勝ち残っていくように世の中はできているもんだ」と・・・・


まるで鮫島幸雄みたいなことを言い出す始末ｗ











　


ヒロインはすでに攻略する価値なし。


好みの天王寺舞も口は悪いし素行も悪いし、なによりも主人公への敵愾心が強すぎる。


もはや攻略するべき価値のある女性キャラクターはこのゲームには存在しなかった・・・



























「ガードリーダー様、お退きを！」


魅力あるキャラがいないのなら、即刻退却すべきか！？
















ガードリーダー　「どこへ退くっていうんだい！！」



しかしロングソード連合に退却のニ文字はない。









光明が見えぬガードリーダーだったが・・・・戦いはまだ、始まったばかりだ。











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