第33弾





SDガンダム GNEXT























「たとえ正義が相手でも闘う」のがモットーなロングソード連合隊長、ガードリーダー。


レベンディック信奉者として知られる彼は量産機をこよなく愛する男でもある。








そんなガードリーダーにはGNEXTで試しておきたい実験があった。



それは・・・




















量産機でガンダムエピオンに勝利することだったw







「最強のガンダム」、「サンライズの悪魔」、「黒い死」などと言われる鬼神ガンダムエピオン。


当然このSDガンダムGNEXTでも1、2を争う最強MSである。






そのガンダムエピオンに量産機で挑むなど・・まさに自殺行為






だが量産機を愛するガードリーダーはあえてこの無謀な戦いにチャレンジ。






そしてガンダムエピオンに対抗するMSとして選んだのは・・・

















イマイチ知名度の低い不運機、ジムUだった。




はたしてジムUでガンダムエピオンを倒すことは可能なのだろうか・・・。















ガードリーダー 「たとえ最強の機体が相手でも闘うのがロングソード連合だ!」



今回は友人対戦ではない、あくまでも実験である。


しかしジムUとガンダムエピオンのミスマッチぶりに徐々にテンションも上がるw


ジムUの底力を・・・このガードリーダーが見せてやるのだ。










 


今回使用するMAPは、ソロモン


一挙に大量生産が可能なベースを持つソロモンでさっそくジムUの量産を開始。


あとはここにガンダムエピオンをつれてくれば準備完了である。










知名度は低いが、さすがは量産機。1ターンで生産できるので一挙に量産を開始。


1対1では到底ガンダムエピオンに勝てなくても、その物量を生かしたチームワークは脅威であろう。














こうしてガードリーダーはゲーム開始から10分と経たずして、五十機以上のジムUを配備。


実際五十機も使用することはないだろうが、念には念を入れてガンダムエピオンに挑む。





準備は完璧に整った。


ジムUでもガンダムエピオンに勝てるということを証明する日が来たのだ。
















ガードリーダー 「見せてくれよ、ジムU。GNEXTのひよっ子がどう一人前になったかを」



いよいよ戦闘開始。


今回はより正確な実験データを取るため、あえて戦闘はCPU任せにすることにした。


いくらガンダムエピオンといえども五十機のジムUを相手にすることは不可能。


ガードリーダーはガンダムエピオンがやられる様をゆっくりと鑑賞することにした。














ガードリーダー 「7秒でジムUが壊滅ッ!10秒も経たずにか!?」


CPU操作のジムUは決して弱くは無い・・・はずだが、ガンダムエピオンの前に瞬殺。


その圧倒的攻撃力はあのトールギスさえも遥かに超えていた。










そして恐るべきはガンダムエピオンの装甲で、ジムUの攻撃による被害はほぼ皆無


はたして本当に五十機のジムUで足りるのか。


余裕のガードリーダーの顔色がにわかに青ざめはじめた・・・








 


そしてガードリーダーの予感は的中し、指揮下のジムU部隊は恐るべきスピードで壊滅。


果ては3対1で挑んだにもかかわらず、5秒で全滅する部隊まで出る始末w


ガンダムエピオンに蹂躙されるがままの、CPUにガードリーダーも憤慨。



ガードリーダー 「何回言ったらわかるんだ!何度も同じようにやられやがって!(怒)」
















「わかっていても止められやしねーんだよ、あいつは」















ガードリーダー 「こ・・・こうなったら最大数6機で突っ込め!!」














怒り心頭のガードリーダーは戦闘可能な最大数である6機でガンダムエピオンを包囲。


数こそ力といわんばかりに物量による一挙制圧を強行。













ガードリーダー 「囲めっ!!取り囲めえっ!!」



















「蹴散らせ」















ガードリーダー 「つ・・・つええ・・・」


たとえ6機でかかろうとも、ガンダムエピオンはジムUの攻撃を涼風のように受け流す。


その力はもはや神の領域。


やはり最強のガンダムの名は伊達ではなかった。













ガードリーダー 「このエセガンダムが・・・もうガマンできんわ!!



ガンダムエピオンを思い知ったガードリーダーは、ようやく重い腰を上げ自らジムUを操縦。


自分の機体に多数の護衛をつけて挑むが・・・











ガードリーダー 「えひゃい!」



もちろん結果は完敗・・・

















「ダメだ。まだ流れは変わらん」
















 


その後もジムUを操作し、勇猛果敢にガンダムエピオンに挑むガードリーダ-だったが・・・


結果は実に悲惨なもので、五十機いたジムUはほぼ全滅。




このままではガンダムエピオンは倒せない・・・。


こうして屈辱ともいえるジムU増産を迫られることに。











 


こうなったら勝つまでやる。


五十機のジムUでダメなら、百機のジムUを用意すればいいのだ。


次々と破壊されながらも、ジムUは確実にガンダムエピオンにダメージを与えていった。














屍の山を築きながらも最期まで積極的攻勢を展開したロングソード連合隊長ガードリーダー。


その苦労が実り、ついにガンダムエピオンのエネルギーは残り5に。


やられ続けたジムUたちの犠牲は決して無駄ではなかった。


・・・が、ここまで到達するのに受けたジムUの被害数は、なんと八十五機にのぼる(汗)











 


ガードリーダー 「サヨナラ、ガンダムエピオン」



そして最期は総司令官ガードリ−ダー自らの手でガンダムエピオンを撃破。

















ガードリーダー、ガンダムエピオンに完勝!

(・・・と言っていいのかw)



甚大な被害を被いつつも、見事ガードリーダーは目標であるガンダムエピオンを撃破した。


しかも、最弱クラスの量産機ジムUだけで。


撃墜八十五機という犠牲も少なくなかったが、それは無駄ではなかった。


ガードリーダーは、「この世に無敵のMSなどいない」ことを見事証明できたのだから・・・。









長い、とてつもなく長い戦いは・・・ようやく終局を迎えることが出来たのだった。





























「一応、ジムUでもガンダムエピオンに勝てるんだな・・・」



「バカな。割りにあわねーだろ。八十五機は」












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