このレビューは2005年10月に「GAMEの間」で公開されものです。




第376弾





ワギャンランド










 

このゲームは私が小学校の頃にはすっかり人気シリーズになっていたナムコ不動の名作ソフトです。


ほのぼのとしたアクションステージの中にも適度な難しさが光り、容易にクリアできるゲームではありません。


子供用ゲームだと思ってかかると手痛いしっぺ返しをくらう、非常に作りこまれたアクションゲームなのです。












 


しかも進んだルートによって面も変わってくるという当時としてはかなり斬新なシステムでした。


あと音楽面でもかなり充実してます。特に後半のBGMは聞く価値ありです。













 


ボス戦はなぜかしりとりか神経衰弱w


アクションゲームとして大変すばらしい出来のワギャンランドですが、ボスとの戦いはパズルゲーム。


しりとりに神経衰弱…「なんで?」という質問はブスイ。とにかくやっつけろ!


でもしりとりの読み方にはいくつか信じられないものがあって、「バカな!」と何度も驚かされた。






例を上げると・・・


 
「ロケット」の他に「うちゅうりょこう」

 
「うずまき」の他に
「タイムトンネル」

 
「ぼうえんきょう」の他に
「てんたいかんそく」













 


トランペットは「かんがっき」、コーヒーは「キリマンジャロ」。


・・・・正直やってられません(汗)











 

「ああ、仲間たちが・・・」


後半のステージでは穏やかな雰囲気は一変し、暗黒と『男の戦い』が感じられるカッコイイBGMばかり。


最終ステージの演出は特に念入りで、捕らえられた仲間の姿が涙を誘います。


この仲間たちの切ない姿は小学生だった私に衝撃を与えました、ホントに。














そういえばワギャンの兄が敵のボスに殺されてしまったというのもかなり残酷な話だった。












満を持して最終ボス・ドクターデビルが登場!



どっかの博士に似ている気がするが・・・それは気のせいだ。兄弟と仲間の恨みをここで晴らすべし!


でも悪の天才科学者であるラスボスの強さは尋常ではありません。


小学校当時、コイツに勝てた者は周りのみんなに英雄扱いされるほどでしたw















今、ゲームをやり返しても正直ラスボスにはなかなか勝てません。


アクションステージ自体はなんとかクリアできるのですが(汗)


2004年。尊敬すべき我が兄は約7年ぶりにやったにもかかわらず全クリしましたが・・・私には到底無理です。















私の場合、とにかく物覚えが悪いんでボス戦における「神経衰弱」が絶対的に苦手でした。


つくづく思うのは、「暗記力なきゃ絶対無理じゃねえか」ということです。(最終的にはメモ紙投入ですw)


でも皆さんにもやってほしいです、最終ボスに挑んで欲しいです。


あなたに少しでも心があるのならあの捕われの仲間を見捨てる事などできないはずですw


だから一緒に立ち向かいましょう、ドクターデビルに!






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