※このプレイ日記は2012年2月26日にHP後援者のさんが製作したものです。




















ある長閑な昼下がり・・・









 この人絶対ヤバイですって。顔がイっちゃってますよ!



 いや、俺もそのつもりなんだけど、しつこいなオイ!(怒)




 ・・・なんだか騒がしいな。



 スロウさんと大和さんのお二人が困惑しているご様子ですが・・・。



 おや、何か(都合よく)紙切れが飛んできましたぞ、隊長。



 どれどれ・・・






















 
・・・・・またアイツかぁ!!




















第407弾




















 どうだお二方!君達の若き力を
我等がチェス党で練磨してみては!



 うお、スッゲェ怪しい!



 隊長が党首とか絶対嘘ですよ。放っといて行きましょうスロウさん。



 むむ、そちらの方は求職中ですかな?



 はぁ?



 それは丁度いい、素浪人の方。求職の身の上でしたら
是非ともチェス党にお入りなされ!



 誰が素浪人だ!誰が!



 お〜い二人とも。マトモに相手するな〜。



 あ、隊長。何なんですかこの人は!?



 隊長、お疲れ様であります!本日もLS連合の未来を担う人材育成のため、

絶好調活動中であります!



 コラお前、何だこのビラは?いつ俺がこんなダジャレみたいな集団を認めた?



 ・・・・・・・・・バシっ。



 あ、奪い取った。




 ポイっ。



 そのまま捨てた〜!?



 貴様、俺の庭先で虚偽情報をバラまくとはいい度胸だなコラぁ。



 誰だ!?
我がチェス党を貶めようと企む輩は!?



 理恵、衛生兵を呼んで来い。



 はい?衛生兵ですか?



 
こいつのドタマかち割って何が巣食ってるのか確かめるぞ。



 ええぇ!?



 いや、むしろ溝蠍にやらした方が喜ぶかもしれんな。




















 ぞぞぞ・・・。



 そんなわけでお二人!



 もういいって!



 今なら入党特典として
こちらをお付けしますぞ♪















すう・・・





















 
またそれかいっ。



 バカ!やめろ!



 何故です隊長!?



 何故だと?この二人は・・・
























 なるほど・・・。





















 
ちょっと隊長!俺は成人ですって!



 まぁいい。とりあえずお前も中入れ。



 ハッ、失礼致します。







 行っちゃいましたね・・・



 畜生、皆ンなで俺のことを未成年呼ばわりしやがって(涙)








 そんなわけで始まりました。
あの人に聞いてみましたvol.チェス党!



 ・・・の、番外。コイツにも聞いてやった、のコーナー。



 
チェス党総裁並びに副総裁の二人でお送りするであります!

















 総統がいるなら銃殺してやるから直ちにつれて来い。



 ふ、ふびばへん・・・。

















 で、ゲームは”街”か。



















 ”弟切草”や”かまいたちの夜”、最近じゃ”428”などの名作サウンドノベルで名高い

チュンソフトが98年にサターンで発売した
名作中の名作でありますッ。



 隠れた名作といった印象だが、本当に面白いのか?





















 ハッ、
チェス党の総力を挙げて保障するであります!



 信用ならん保障だが・・・まぁいいや。続けろ。



 サウンドノベルなので、基本的には文章を読んでストーリーを追っかけるだけですが、

小説とも、また映画やドラマとも違う、ゲームならではの楽しみ方が表現されております。



 ふぅん。具体的にはどういう事だ?



 流れとしては、1つの舞台(場所)、同じ時間軸の上を、オムニバス視点で様々な角度から

見て参ります。

メインの登場人物は8人、それぞれがそれぞれに色々な影響を与えます。例えば・・・



・右に行く→二人は出会わない


・左に行く→二人は出会い、些細ないざこざから喧嘩になり双方ゲームオーバー



といった感じでしょうか。

つまり、ここでの正解の選択岐は、右に行く、ですな。

100以上にも昇るバッドエンドを回避しつつ8人の視点を行ったり来たり。パズル気分というか、

絡まった糸を解いていく感覚は、最初こそ取っ付き辛いかもしれませんが、
慣れればクセになるであります。



 ほうほう。














 ささ、隊長も
”せっかくだからこの赤い扉を選んで”下さい♪



 それ他のゲームの話だろ・・・しかも実際は赤くないっていう(怒)



 あと、何と言ってもそれぞれのシナリオが秀逸であります



 じゃあ、オススメシナリオくらい聞いといてやろうか。



 本当に甲乙付け難いのですが、LS連合後援者の皆様にはミリタリー好きの方々が多い事ですし、

フランス外人部隊所属の男が主人公の、
”迷える外人部隊”をご紹介するであります。

















 世間からはみ出し続けた男は仏外人部隊に漂着し、ふとしたきっかけから日本に帰国。

戦場のフラッシュバックに悩みながら、自分の居場所を探し、追い掛け、問い続ける・・・

といったハードボイルド調な物語です。

数年ぶりに再会した親族に近況を訊かれ、
”トランペットを吹いていたのさ”と答えるシーンにはシビれます!

勿論、ここでいうトランペットとは・・・
















 コレ↑です。

私も
”キエフでブリキ缶を潰していた”なんて答えてみたいでありますなぁ。



 ・・・次、味方撃ちした日にゃ、背後からでも撃つからな、お前。



 主人公・隆士が、支那戦線で戦った旧日本兵のホームレスと、簡易なねぐらで語らうシーンは、

涙無しで読み進める事は叶いません。

思い出すと涙で目が霞み、キーを打つ手が振るえて

ttttttttttttttttかゆttttttttttttうまtttttttttttttt
まともに文章も打てません(涙)



 ドサクサで何か言わなかったかお前(怒)?



 極めつけは
隠しシナリオですが・・・多くは語れません。















 季節外れの照明弾(注・花火です)が夜空に上がる光景には、
誰しも対空戦闘を忘れるでしょう。



 何言ってんだお前は・・・。



 他にも魅力溢れるサブキャラクターや、TIPやZAPといったゲームを一層楽しませて

くれるシステムがあるのですが、あまりに説明が長くなりそうなので割愛させて頂きます。

ゲーマーの刑事の視点や、精神を病んだ作家の狂気の内面性を描いた物語などもあり、

きっとお気に入りの主人公が見つかる筈です。

サターンはいくらなんでもという方、
”街〜運命の交差点〜”としてPSやPSPにも移植されてますので、

そちらで是非!



 あい、そんな感じで回答ありがとさんした〜(棒読み)



















 くそぅ、くそぅ、皆ンなして俺をバカにしやがって。



 まぁまぁ、お茶でも飲んで気を取り直しましょうよ。



 茶なんて飲んでられっか!
酒だ!ヤケ酒だ!
















 お酒!?だ、駄目ですよ!



 へ?

























 大和君、お前もか(涙)








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