太平洋ソロモン諸島ベラ湾


日本から遠く離れたこの湾を巡り、ロングソード連合とアヴァロン軍の死闘が展開されていた。


















 隊長、湾の入り口からアヴァロン軍のカサブランカ級空母が侵入。・・・・いきますか?



 フフフ、こちらの思惑通りよ。よおし高順、
縄を斬れ!

















ブッ!
















メリメリメリ・・・
















 


ガラガラガラ!!



 やった、やりました!岩と木材に阻まれ
敵空母の前進が止まりましたッ!



 逃がすな、
退路もふさげ!





















バシ!














 


 後方も遮断成功。
敵空母は前にも後ろにも行けず狼狽しております。






















 ゆくぞ、諸君。我らが誇る
四号戦車D型カサブランカ級空母を撃沈するのだ。



 
パンツァー・フォー!



 敵は動けなくなった小型空母1隻のみ。この勝負、
ロングソード連合がもらったぜ。



 よもやあんな手段で空母の足を止めるとは。
隊長の大胆な発想には敬服いたします。
























 ところで
奈々氏はどこだ?ヤツには右翼の指揮をまかせると命じたはずだが。



 その件なんですが・・・・



 
急な腹痛と申され、さきほど東京へ撤収されました。



 期待を裏切らない男だな。やむをえん、右翼は蒼紅クンが代行しろ。
俺と高順は左から突っ込む。



 承知!



 ヤボール!ヘルコマンダール!



















第472弾





アドバンスド大戦略98

















 


というわけで本日のミッションは、四号戦車D型でカサブランカ級護衛空母を撃沈することです。















優秀な四号戦車シリーズですが、D型は第二次世界大戦勃発時に配備されていた初期生産型。


防御力はもちろん、攻撃力にはかなりの不安があります。


されど上の画像のように、たったの8ですが一応対艦攻撃力は備わってますw
















戦車vs空母という通常では考えられない異色の決戦がスタート。


短砲身とはいえ四号戦車D型の砲は75mm。命中すれば装甲の薄い護衛空母には致命傷です。













 


んが、至近距離にも関わらずなかなか命中しません(汗)


逆にカサブランカ級の5インチ砲と対空機関砲を浴び、装甲の薄い四号戦車D型は大損害。


「せめてH型かJ型にすればよかった」と後悔しましたが今さら後には退けません。突撃あるのみ。













 


辛抱強く少しずつ命中弾を当てていると、敵は切り札である艦載機(F4U)を発進。


さすがにこの戦車に戦闘機を撃ち落す能力は無し。


一方的に機銃掃射されるのはキツイですがどうしようもありません。とにかく敵空母へ肉薄攻撃続行。
















 


こうして実験すること20分。なんとかカサブランカ級空母の撃沈に成功★


投入された四号戦車D型は総数20ユニット。


いかに非力な戦車砲といえど、ひたすら撃ってれば空母撃沈は可能と実証されました。



















 最初はちょっぴり焦ったが
見事撃沈したな。これでベラ湾は我々のものだ。



 おめでとうございます。ガードリーダー隊長。



 うむ。高順、お前も見事な突撃だった。さすが
『陥陣営』と呼ばれるだけのことはある。



 もったいなきお言葉。恐悦至極にございます。



 あのっ、隊長。



 蒼紅クン、キミもご苦労だったな。戦勝を祝し
今夜はトコトン飲もうじゃないか。



 ありがとうございます。ただ、その前に・・・・・


















 残った戦闘機は、どうするんです?























 すまん。鮫島幸雄の新居に行くから、
お先に失礼するわ。



 ちょっとちょっと!(汗)





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