※このプレイ日記は2012年6月14日にセロさんが製作したものです。














 

 

 

〜宿命の戦い〜

 

 

 

 

 

兄とは!!

 

にとって

 

憧れの対象であり!!

 

 












 

 

 

 

父母に次ぐ保護者であり!!

 

 

 

 

 

 

超えるべき壁であり!!

 

 

 

 

 

 

そして

 

天敵でもある。

 

 

 

 

 

いつもお世話になっております。

セロです。

 

 

 

毎度おなじみ副官の諸葛亮孔明です。

 

 

 

アシスタントの仁科弥生です。

 

 

 

今回はMDの傑作リアルタイムSLG

「ヘルツォークツヴァイ」

紹介します。

 

 











第473弾





ヘルツォーク ツヴァイ






 

 

有名なゲーム?

 

 

 

正直な話、そこまで有名ではないでしょう。

通常のターン制SLGとは違い、

リアルタイムで指揮を執る

当時としては珍しいタイプのゲームですね。

 

 

 

類似するものとしては

セガサターンの名作

「ドラゴンフォース」が挙げられるでしょうな。

 

 

 

ドラゴンフォース

 

 

 

慣れるまではやや難解ですが、

病みつきになるといわれるほど傑作です。

 

 

 

 

 

〜システム〜

 

 

 

システムについて簡単に説明しましょう。

自機は可変ロボットであり、

飛行形態ロボット形態を使い分けます。

 

 

 

飛行形態

 

 

 

ロボット形態

 

 

 

さらに生産した兵器を搭載し、

現地まで空輸することも可能です。

足の遅い歩兵などは空輸が一番です。

 

 

 

輸送モード

 

 

 

ただし、飛行形態は燃費が悪く

エネルギー切れを起こしやすいという弱点があります。

輸送モードなら、さらに燃費は悪化します。

 

 

 

攻撃を受け、耐久力が減少すれば

当然自機は破壊されますが、

燃料切れでも破壊されます。

 

 

 

破壊されるとゲームオーバー?

 

 

 

いえ。

本拠地にて何度でも再生します。

 

 

 

しかし、再生には時間がかかるため、

敵にタイムアドバンテージを渡すことになってしまいます。

できうる限り避けたい自体ですな。

 

 

 

 

〜生産機種〜

 

 

 

次は生産可能兵器について説明します。

 

 

 

歩兵

移動速度、火力も貧弱だが

拠点を占領可能な唯一のユニット。

 

 

 

バイク兵

足の速い歩兵。

ただし火力は貧弱で、

拠点の制圧もできない。

 

 

 

装甲車

バイク兵が強化した感じ。

 

 

 

戦車

耐久力、攻撃力共に優秀。

拠点の防衛から本拠地侵攻まで大活躍する。

 

 

 

対空戦車

対空ミサイルを持ち、飛行形態の自機を攻撃可能なユニット。

 

 

 

砲台

対空、対地をこなす強力な防衛ユニット。

移動はできない。

ただし、コストが高く生産時間も長い。

その割に耐久力が低いのも難点。

 

 

水陸両用戦車

水上を行動可能。

 

 

 

補給車

弾薬切れのユニットを回復する。

 

 

 

これらのユニットに様々な命令を下し、

敵本拠地を破壊するのがゲームの目的です。

 

 

 

自機以外のすべてのユニットは操作できず、

その命令で行動します。

それゆえ状況に応じて様々な指示を下す必要が出てきます。

 

 

 

なるほど。

 

 

 

一度に生産できるのは一機だけなので、

その辺も戦術に組み込む必要があります。

 

 

 

ちなみに私はこのゲームを

それほどやり込んだわけではありません。

 

 

 

そうなの?

 

 

 

ええ。

しかし、

私にとっ

絶対に忘れられない

思い出の戦場でもあります。

 

 










 

追憶するセロ

 

 

 












 

〜戦場の記憶〜

 

 

 

ふはははは〜〜〜〜!!!

セロ!!

お前の負けだ〜〜!!

 

 

 

大打撃を受けるセロ軍

 

 

 

ま・・・まずい!!

このままでは戦線が崩壊する!!

 

 

 

炎上するセロ軍本拠地

 

 

 

また俺の勝ちだなぁ。

 

 

 

くっ!!

 

 

 

弟は決して

兄には勝てんのだぁ!!

 

 

 

むう・・・

何か・・・・

何か策はないか?

兄上を打ち破る秘策は?

一度でいい。

この強大な兄を打ち破る策は・・・・

 

 

 

何をやっても無駄だ。

 

 

 

・・・・・そうだ!!

 

 

 

天啓

 

 

 

このゲームでは

一度にひとつの兵器しか生産できない。

兄上はその兵器を順番に戦線に投入している。

ここが付け目かもしれん。

 

 

 

何をブツブツいっている?

 

 

 

これならば

兄上を倒せるかもしれない!

 

 

 







 

 

 

もう一度勝負するか?

 

 

 

望むところです!!

 

 

 







兄上に挑むセロ

 

 

 

いいだろう!!

敗北を噛み締めろ!!

 

 

 

今度こそ勝ちます!!

マップはいつものヤツで!!

 

 

 

 

 

 

それでは戦闘開始だ!!

 

 

 

よし!!

作戦開始!!

 

 

 

・・・・・?

何をしているセロ?

拠点の周りに

戦車を待機させて・・・・

 

 

 

大量生産した戦車に待機命令を出すセロ軍

 

 

 

作戦です。

 

 

 

バカめ!!

そんなことをしている間に

俺は次々と主要地点を制圧するだけだ!!

 

 







 

 

 

 

兄上は兵力を逐次投入している。

ならば私は・・・・!

あらかじめ量産した戦車を待機させ!!

 

 

 

そして!!

一斉に進撃命令を出す!!

 

 

 

  当時のセロはミリタリー及び三国志の知識は皆無。

戦力の逐次導入の愚や

兵力の集中などの概念は持っていない。

ただ、漠然とこうしたら勝てるかもしれないと閃いた。

 

 

 

なにぃ!?

なんだこの一斉攻撃は!!

 

 





 

セロ軍機甲師団による一斉攻撃

 

 

 

これは賭けだ!!

この作戦に大量の資金と時間を費やした以上、

失敗すれば敗北は必至。

 

 

 

いかん!!

このままでは司令部が炎上する!!

 

 

 

だが!!

成功すれば!!

いかに兄上といえど

これだけの数の機甲師団を

食い止めることは不可能だ!!

 

 

 

ぐわあああああ!!!

 







 

 

 

 

 

やった!!

夢にまで見た光景だ!!

兄上の司令部が崩壊している!!

 

 









 

崩壊する兄上の軍

 

 

 

バカな・・・・

この俺が弟に・・・・!!

 

 



 

断末魔

 

 

 

遂に勝ったぞ!!!

 

 









 

 

 

 

・・・・・成長したなセロ。

まさかこの兄を打ち破るとは・・・・

 

 








 

弟を認める兄の図

 

 

 

兄上!!

 

 

 

お前のことを認めよう。

さあ!!

もう一度勝負だ!!

 

 

 

はい!!

 

 

 

 










〜そして〜

 

 

 

 

いくぞ!!

兵力集中!!

 

 

 

バカめ!!

 






 

 

 

 

 

なにい!?

これは・・・・!!

 

 






 

兄上の軍勢による一斉攻撃

 

 

 

バカな・・・・

これはまさか・・・・

 








 

 

 

 

 

 

 

 

そ・・・・そんな!!

たった一度見ただけで

コピーされるとは・・・!!

 

 

 

あの程度の作戦!!

一度見れば習得は十分可能だ!!

 

 






 

 

 

 

どんな気分だセロ?

自分の必殺技を使われるのは?

 

 

 





 

 

 

うぬぬぬ・・・・

 

 

 





 

 

 

さて・・・・

賢いお前は既に

結末が見えているはずだな?

セロ?

 

 

 

マズイ!!

戦術が同じ場合、

明暗を分けるのは基礎能力!

このままでは・・・・!!

 

 

 

この兄を傷つけた罪は重いぞ〜〜!!

 

 




 

兄上の制裁1

 

 

 

マズイ!!

敵が多過ぎる!!

進軍を止められない!!

司令部がもたない!!

 

 

 

まもなく司令部が陥落する。

それまでの間、

己の罪を噛み締めろ!!

 

 




 

兄上の制裁2

 

 

 

罪ってなんですか!!

対戦ゲームだし、

私が勝ったっていいじゃないですか!!!

 

 

 

聞こえんな〜〜!!

 

 






 

断末魔 セロver

 

 

うわぁぁぁぁぁぁ!!

 

 

 

ふははははは〜〜〜!!!!

 

 

 

 








 

 

〜最後に〜

 

 

 

ちなみに兄上とは幾度となくゲームで対戦したのですが、

勝利したのは

この時の一度だけでした。

 

 

 

一度だけ?

情けないわね。

 

 








 

数え切れない勝利を誇る兄上

 

 

 

何しろ6歳も年上ですからね。

幼少期の6歳差は致命的です。

 

 

 

ちなみに対戦したゲームは?

 

 

 

FCだと「キング・オブ・キングス」

ディスクシステムでは「ガチャポン戦士」

MDでは「ヘルツォークツヴァイ」

「バハムート戦記」

思い出せるのはこの辺か。

もっぱらSLGが多かったな。

 

 

 

それにしても一度だけだなんて。

 

 

 

年齢差以上に計算を得意とする兄でしたからね。

父の話ではルービックキューブ

40秒台で完成させたとか。

 

 





 

 

 

 

ちなみにセロ君は?

 

 

 

一時間かかっても無理でした。

 

 

 

情けないわね。

 

 

 

ああいうパズル的なモノはどうも苦手でして・・・・

 

兄上に対しては、局地的に我が軍が

勝利を収めることはあったのですが、

大勢を覆すことはできませんでしたね。

 

 

 

ダメねぇ。

 

 

 

ちなみに、ガチャポン戦記

私のΖガンダムが兄上の百式を撃墜した時は

リセットを押されました・・・・

 

 

 





神の奇跡(リセット)

 

 

 

 ・・・・・

 

 

 

マップ上は4:6で押されていましたし、

あのまま続けても私の敗北は必至だったでしょうが・・・・

 

 

 

そのような裏技を使うとは・・・・・

 

 

 

ちなみにヒドイ兄に見えるかもしれませんが、

いいところもたくさんありました。

 

例えば、私が小学生時代にプレイしたゲームは

ほとんど兄上が調達してくれたものです。

 

 

 

 

 

 

FC全盛時代に

どこからかメガドライブを調達して

セガの素晴らしさ

教えてくれたのも兄上でした。

 

 







 

 

 

 

サターン時代に

サクラ大戦の存在を教えてくれたのも兄上でした。

 






 

 

 

 

 

さらに兄上は就職した後に

私に新品の

ドリームキャスト

グランディアU

プレゼントしてくれました。

 

 

 






 

 

 

素晴らしいお兄さんね。

 

 

 

確かに。

 

 

 

やや理不尽な部分もありましたが、

総じて素晴らしい兄だったと思います。

 

 

 

なるほどね。

 

 

 

そして、

対戦ゲームで弟に敗北したのは

生涯唯一度。

 








 

 

 

 

 

兄上はこの言葉を体現した

稀有な存在でしょう。

 

 

 

それは単に

セロ君が劣っていた

だけじゃないかしら♪

 

 

 

違います!!

 

 

 


TOPへ戻る