1998年に福岡で生まれ、今なおあらゆる世界で戦い続けるロングソード連合。
プレイ日記に記録されたその戦いは実に480回に及ぶ。
だが総大将たるガードリーダーの心中にはいつもある懸念が残っていた。
「プレイ日記を日々更新する」という夢を叶えたガードリーダーが見たもの、
それは第300弾以降、まるで長編プレイ日記の製作をしていないという現実だった。
第360弾では空前のパート15構成を投入したガードリーダーだったが、主人公はあくまでスイマー氏。
相模湾雷撃戦でこそ大きな結果を残したものの、当のガードリーダーがやってきたことと言えば
HP後援者の力を借りたミニアンケの編集と戦果の乏しい小型プレイ日記の粗製乱造だった。
ロングソード連合の魂ともいえる長編プレイ日記はHP後援者にまかせっきり。
古参のスロウ氏のみならず、セロ氏や柳氏といった新規後援者にまで長編を委託する有様だった。
そんな情勢を見たスイマー氏から、2012年4月に長編プレイ日記の製作嘆願書が届くものの・・・・
ガードリーダーは一蹴。
仕事に育児、そしてHPを運営しながらGNEXTなどの対戦レビューを書くなど、全くの望外だったからである。
しかしこのままでいくと、自身の多忙を言い訳に永遠に長編を作らないかもしれない。
ロングソード連合隊長としてそれは許されないことだ。
HP後援者すら苦難を乗り越えて長編を作っている以上、こちらもなにかしら攻勢に出ねばならない。
鹿児島同盟とのGNEXT会戦を編集するのはまだ無理だが、攻略したい恋愛ゲームならばある。
かつて「陸の撃墜王」と言わしめたプレイ日記初期の戦いを思い出せ。
2012年6月、これまで恋愛ゲーム攻略を封印してきたガードリーダーはついに攻勢開始を決意。
長年クリアしたかったPCゲーム、「ピアノフォルテ」の攻略を発動した。
第480弾
ピアノフォルテ
PCゲーム「ピアノフォルテ」は2002年に発売された作品。知名度は低く、正直知る人は少ない。
かくいうガードリーダーも雑誌などでこの作品の紹介記事を見たことは一度も無い。
その「ピアノフォルテ」をガードリーダーが購入したのは2012年の3月。
偶然立ち寄ったゲームショップで900円でワゴンに投売りされていたのを発見したからである。
すでに天王寺舞、木村理恵の両翼を備えるガードリーダー。
よほどのことがない限り、嫁や子供に発見される危険を冒してまで新しいPCゲームを買うことはない。
だが結果は購入強行。
理由はひとつ。パッケージ裏に写っていたある女性キャラに目を奪われたからである。
これまで幾多のPCゲームを戦い抜いてきたガードリーダーだが、
ゲーム内容を調べもせずパッケージ裏を見ただけで購入に踏み切ったのは極めて異例のことだった。
購入から3ヶ月。1人で遊べる時間が見つけられず、未だに未プレイの「ピアノフォルテ」だが・・・
今こそその封印を解くとき。
2012年7月。ガードリーダーはピアノフォルテ攻略作戦を発動。目標は高梨祥子。
全軍の士気高揚を狙い、作戦名は鉄の涙作戦(オペレーション・アイアンティアーズ)と命名。
第255弾以来となる大規模な美少女ゲーム攻略に打って出たのである。