第505弾





SDガンダムGNEXT


PartG










 


2011年5月。福岡市南区では鹿児島同盟とロングソード連合の死闘が続いていた。















これまでの汚名を返上すべく、ガードリーダーは鮫島幸雄と二人がかりでツル氏を猛攻。


2対1はフェアではない。だが武勲のないレトロゲーマーなど張子の虎同然。


恥は承知の上。すべては「桜島の火山弾」、ツル氏に勝つためだ。













断固たる決意でツル軍に挑むロングソード連合だが、敵はグラブロを巧みに配置し渡河を妨害。


こうなってはもう橋を渡るしかない。


ガードリーダーは鮫島幸雄にも動員を要請し、橋への強行突撃を敢行した。












 


兵力ではこちらが優勢なものの、ツル氏もこの橋に戦力を集中させ突撃チームを次々撃退。


橋は幅が狭くどうしても少数での攻撃しかできず、守るには最適の地形だった。


1ヘクスを奪い合うスターリングラードのような潰し合いは、終始ツル氏が圧勝。


ツル軍の新型・ケンプファーは決死の覚悟で突撃するガードリーダー軍MSを無慈悲に蹂躙した。













 


「橋は無理。むしろ対岸のほうが手薄では?」という鮫島幸雄の提案で、今度はアッシマー隊を使い、


敵の本土へゲリラ攻撃を実行。


アッシマーの直接攻撃によってツル軍の防衛線を掻き回し、そのリズムを狂わせることが狙いだ。












 


・・・・が、これも通じず。ツル氏は慌てることなくグラブロを派遣。アッシマーを撃退した。















ガードリーダー達が慌てて作り始めたカプールは水中用MS最高の性能を持っていたが、


数が少なすぎたため、投入するたびに集中攻撃で撃沈。


ただお氏の忠告を無視したツケは大きく、生産開始の遅れは致命傷だった・・・。















戦略、戦術、戦闘。あらゆる面でガードリーダーと鮫島幸雄を凌駕する「桜島の火山弾」。


わかっていたつもりだが、あらためて痛感した。『強い』と。

















ガードリーダー 「いやはや、素晴らしいです、たぶん西日本で一番上手いグラブロ使いですよw」



鮫島幸雄 「グラブロのプロですね」



ツル 「
グラップラー・ツルと読んでください☆」



ガードリーダー 「あはは、うまいうまい♪」



鮫島幸雄 「しかもツルさんが飲んでいるのは・・・・」













 


鮫島幸雄 「ほう。炭酸抜きコーラですか



ガードリーダー 「あはは、うまいうまい♪・・・って、
ウチのコーラは抜けちゃいねえ(怒)














そんな楽しい雑談をしている間にツル軍の防御ラインはより強固に。


もはや橋をわたって敵本土に突入するなど、夢のまた夢だ。




ガードリーダー「いいディフェンスだ。誰ひとり手を抜いていない」



鮫島幸雄 「河や橋がここまで重要な戦いは・・・本当に斬新やわw」



ガードリーダー「本当にツルさんはすげえ。だが、
ウチの猟犬はもっとすげえぜ















 


苦しい攻城戦を続ける福岡組にが来たのは開戦から13ターン後。


噂の新型機バウンドドックその前評判を裏切らず、ツル軍を猛攻。空前の大戦果を上げていく。











 


水中用MA・MSが相手でも、水面から顔を出したところ拡散ビーム砲で狙い撃ち。


圧倒的な防御力に加え、高い攻撃力と可変機能。TEC14でこの性能は本当に反則だw




ツル 「つ、ついに始まりましたか、バウンドドック無双!これはキツイですね(汗)」



鮫島幸雄 「そっちのグラブロの強制水中バトルも
相当えぐかったですよw











 


水中最強のカプールと、陸戦最強のバウンドドック。


さすがの「桜島の火山弾」もこのパーフェクトコンビは手が出ず、ついにツル軍は防衛線を縮小。


ガードリーダー&鮫島幸雄の部隊は敵本土上陸に成功した。


・・・・無敵を誇った鹿児島同盟が後退を始めた歴史的瞬間である★











 


上陸地点を確保したことにより、ガードリーダー・鮫島幸雄の大部隊がツル軍本土へ突入。


ツル氏もなけなしの兵力を使って橋頭堡へ反撃に出るが、少数のバウンドドックに蹂躙され失敗。


いかにツル氏が九州最強のテクニックを持っていても・・・・


歴戦のガードリーダーと鮫島幸雄にバウンドドックを乗られれば、手のうちようがなかった。













ツル氏の切り札であるZガンダムは優秀ながら生産に3ターンもかかるなど量産に向かず。


この局面で3ターン製のMSを量産するのは自殺行為だった。




もちろんツル氏がTEC、つまり技術力を上げればZガンダム以上の機体を開発できたが・・・・















ロングソード連合隊長ガードリーダーはこのニューヨーク戦の準備をするにあたり、


ツル軍の生産計画・予想収入を徹底的に研究し、TEC16前後で資金不足になるよう画策。


・・・・Zガンダムより強いMSが作れないよう、初期資金を調整していたのだ。


対戦MAPを準備した人間にしかできない究極の工作。


何が何でも勝ちにいく恐るべき執念。これがガードリーダーの【最後にして最大の切り札】だった。

















さらにガードリーダーは自分のターンを待っているツル氏に、重MSである息子を肩車させるなど、


残った体力をも奪うマウント攻撃を継続w


男らしく見られがちなロングソード隊長だが、そのしたたかさ・狡猾さはHP関係者でも第二位だろうw













 


バウンドドックの戦闘力とガードリーダーの奸計に翻弄されたツル軍。本営はついに陥落。


ここに至ってツル氏の敗北は必至となったわけだが、あくまで徹底抗戦を継続。


敵ながらあっぱれ、これぞ九州男児。「桜島の火山弾」・・・ひとかどの武将である★















思えばツル氏は、ゲームできる時間が残り少ないことを考慮し、主力をあえて対岸に突入させていた。


時間切れによるドローを待つよりも自らの手で幕を引く。


この男さしさMAXの行動には鮫島幸雄はもちろん、ガードリーダーの嫁までもが賞賛した。




そんなツル氏より『最後の頼み』が告げられる。
















ツル 「ウチに残ったのは
あと1機。そこで、お願いがあるんですけど・・・・」



ガードリーダー 「なんでしょう?」



ツル 「この三人バトルの記念に、最終戦は各チーム1機の
3機だけでやりませんか??」
















1995年に発売された「SDガンダムGNEXT」を未だに遊び続けるロングソード連合。


そしてそのGNEXTを誰よりも愛している鹿児島同盟。


ツル氏・ただお氏と出会えたことは、インターネット社会が生み出した素晴らしい奇跡だった





ガードリーダー 「わかりました。最後は三人バトルで締めくくりましょう!!

























ツル 「・・・って!ちょっと待ってくださいよ!なんスかその数は!!(汗)



鮫島幸雄 「期待を裏切らんな。さすがだ」



ガードリーダーの嫁 「さ、
最低やわ。この人・・・(汗)」















男らしさ?九州男児の誇り?そんなものはナンセンス。


SDガンダムGNEXTは勝つことがすべて。


ガードリーダーは『最終戦は記念バトルに』という甘い幻想の「桜島の火山弾」に対し、


6対1という全力攻撃を敢行。瞬く間にツル軍最後のMSを撃滅した。


一見非道に見えるがこれは正当な報復。


今までの戦いでツル氏から受けた屈辱・恥辱に比べれば、この程度の所業全く問題ない。













『貴様の傷口をオレ様の倍以上に切り裂いてやる。血まみれになっておっ死ね!
















 


こうして2011年ゴールデンウィークの戦いは、ロングソードの完全勝利で終幕★


偉大なるレベンディックの加護があれば我に敵なし。


これまでの負け越しを帳消しにする、圧倒的かつ空前の大勝利をあげたのである☆★☆

















戦闘終了後は居酒で慰労会なのだがその前に、ツル氏に【ただおメモ】を見てもらった。


















ツル 「あ、あの野郎・・・・!」



ガードリーダー 「今までよほど酷い勝ち方をしてたんでしょう。
内応に快く応じてくれましたw



ツル 「すべての戦いをケンプのために???・・・
アイツ頭大丈夫ですかね(汗)

















夢は終わらない。


この戦いから5ヶ月後には敵本土・鹿児島県へ遠征し、1泊2日のGNEXT合宿を強行。


男たちのバトルはさらに過熱していくのである・・・・。





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鮫島幸雄 「娘さんの写真かわいいですね。いやマジで」



ツル 「ありがとうございます。親バカですが
本当にかわいいです♪



鮫島幸雄 「僕もこんな子供が欲しいですよ〜」



ガードリーダー 「じゃあ彼女と作ればいいじゃねーか。
ケンプファーみたいにジャカジャカよお!



鮫島幸雄 「ええい!
TECはあっても資金がない!資金が!!」



ツル 「・・・・・GNEXTで下ネタですか(苦笑)」