第510弾
信長の野望 嵐世記
信長の野望ですか。懐かしいですね。天王寺さんやナカユウさんの活躍が印象的でした。
ああ。プレイ日記第117弾は群馬参謀や最高幹部に未だ「面白い」と言われるよ。
今回もどこかの大名で天下取りですか?
いやいや、もう天下取りはいいよ。今日はちょっとした武将レビューだ。
イノウエモトカネ?有名な人でしょうか?
毛利家の武将で俺は中学から好きだったが、知名度は低い。まず歴史ゲームに出ないからな。
え?出ないんですか?
ああ。なにしろ信長より50歳近く年上だし、1550年に主君・元就から粛清されたからな。
1550年に亡くなったのなら、信長の野望には出ないですね。
ああ。嵐世記のPK追加シナリオ「信長誕生」のみに登場だ。
初めて見たときは感動したよ。『マジで元兼いんの!?まいったぜ!』だったw
そんなにお好きなんですか?
1997年、俺が中学1年の時の大河ドラマ【毛利元就】でしびれたよ。
役はあの片岡鶴太郎氏。腹黒くしたたかな策謀家を実にカッコよく演じてくれた。
腹黒の人はお嫌いだったのでは?
この腹黒はイイ腹黒だ。相当な悪人なんだが、散り際が素晴らしい。
元就の兵が迫っても動じず甲冑もまとわず・・・火縄に息を吹きかけているシーンとか最高だな★
は、はあ。
最後は元就自らに『己で腹を切れ』と言われるのだが・・・・
『誰が腹など!腹を切るというのは自分を責めるということ。わしは腹など切らん!』と拒絶。
(え?元就さん自ら討伐に行ったの??)
第三十五回「最後の反逆者」より
城に上がらぬことが討つほどのことか。普請に人を出さぬことが討つほどのことか。
大殿(元就)が幼き頃より、
この元兼がいかばかり毛利のために尽くしてきたか忘れてはおるまい。
大内家との間を取り持つために・・・身も心も惜しみなく使った。
戦の折には、他の者には考えられぬ程の金を出した。それを忘れたか!!
元就・・・。名を残せる者と残せぬ者の間に、いかばかりの差があるというのじゃ。
ありはせぬ。運があるかないか・・・それだけじゃ。
運などという理不尽なこと、わしは許せぬ!!
わしは・・・・悔い改めて腹など切らん。新しいやり方で、切腹いたすわ。
・・・結局最後は鉄砲で自害したよ。
・・・。
放送後、当時のラジオ番組が「鶴ちゃんの最後がカッコよかった」って言ってたなァ。
細かいことまで覚えてますね(汗)
だから言ったろ。大好きだったって。
そういえばよく画像がありましたね。もしかしてDVD版を買われたのですか?
いんや。持ってないよ。
8年ほど前、情報参謀・数正に頼んで昔撮ったビデオをDVD化してもらった。元兼が死ぬ回だけ。
そ、そこまでされたんですか。執念ですね(汗)
男の散り際は大事って学んだよ。『人生』という科目の先生だったな、井上元兼は。