※このプレイ日記は奈良県のHP後援者、いっしーさんが製作したものです
第 弾
大航海時代U
PartE
仇とねらうジョアン・フェレロに初めて出会うも、エゼキエル司令の妨害のために逃走を余儀なくされたカタリーナたち。
ジョアンは追いかけたいが、エゼキエルの捕縛隊に追いかけ回されるのは困る。
まずは天敵から逃げることが先決である。
アムステルダムを逃げ出したカタリーナ艦隊は、敵の本拠地イベリア半島へと舵を切る。
エゼキエル司令が留守のイスパニア本国は手薄だろうとの判断であった。
イスパニア王国の鼻先をかすめ、カタリーナ艦隊は“稼ぎ場”イタリア半島近海へ向かう。
◯第6話キャスト
カタリーナ・エランツォ 18歳 イスパニア人
カタリーナ艦隊の提督。通称「赤毛の女海賊」ジョアンを取り逃がし、地中海方面に転進を図る。
ジョアンを再び見つけることができるだろうか・・・?
フランコ・サヌード 20歳 イスパニア人
カタリーナ艦隊の副官。いちおうカタリーナ艦隊のナンバー2。
見た目は冷静沈着な人物に見えなくもないのだが・・・中身はギージとあまり変わらない!?
アンドレア・ギージ 26歳 イスパニア人
カタリーナ艦隊の主席航海士。主席だが、実際は名誉職に近い。
能力的にパッとしないうえ、騒ぎの種を撒き散らす、あまり頼りにはならない男。
だが、何とも憎めないキャラではある。
ジョアン・フェレロ 18歳 ポルトガル人
フェレロ公爵家の跡取り息子。6人の主人公のうちのひとり。なぜか実家を勘当され、
一航海士として海に出たらしい。なかなか逃げ足が早く、強い部下もいて、厄介な相手である。
ブレット・ペロー 44歳 海賊
なぜか年下のギージを兄貴と呼ぶが、関係は不明。カタリーナ達にジョアンの情報を提供する。
情報に間違いはなかったが、顔といい話しぶりといい、なんとも胡散臭い男である。
アムステルダムを脱出したカタリーナ艦隊は地中海を目指した。
途中、セビリア沖で海賊パンフィロ・オリードの艦隊を血祭りに上げ、
チュニス沖でもジョバンニ・ヴェッセリス率いるイタリア商船隊を壊滅させ、半月あまりの間に派手な戦果をあげた。
まるでジョアンを討てなかった悔しさを晴らそうとするかのように。
その間、ジョアンの行方はまったく知れず、カタリーナは東地中海にも足を伸ばして情報収集を行うことにした。
1522年9月14日、艦隊はエジプトのアレキサンドリア港に入港。
街で聞き込みをしていると、ギージが耳よりな情報を仕入れたと報告してきた。
提督、ジョアンって野郎の居場所を知ってるって奴がいましたぜ。
本当かな。ギージの情報はあてにならないからな。
何を言ってやがる。お前こそものの役に立っちゃいねえじゃねえか。
私を侮辱するつもりか!!よし、いつでも来い、相手になってやる。
なんと、店の中でいきなり決闘を始める2人。
ギージは見た目通りの観があるが、サヌードの短気っぷりもなかなかのもの。
艦隊の副長と主席航海士がすぐに理性を失うのは困ったものだが・・・
海賊業はこれくらい気が荒くなければつとまらないのかもしれない。
それにしても、カタリーナは部下に恵まれていない印象が強いです。
仲間割れはおよし!
気の強さではカタリーナも負けていない。
提督に殴られ、たちまち静かになるギージとサヌード。
ギージ、誰が居所を知っているっていうの?
へい、けちな海賊野郎でブレット・ペローって名前です。
提督本人にしか教えないってんで、今酒場に待たせてまさあ。
わかったわ、行ってみましょう。
酒場に向かったカタリーナたち。
待っていたペローはなんとも軽い感じの男であった。だが、貴重な情報提供者である。
彼は2日前にアレキサンドリアの沖合でジョアン艦隊と会話を交わし、ジョアン達がパルマ港へ向かうとの情報を得たという。
カタリーナは後も見ずに酒場を飛び出した。早く追いかけなければ、また取り逃がしてしまう。
港で食糧や水を積み込むのももどかしく、カタリーナは飛び乗るようにエスペランサ号に乗り、出港を告げた。
目指すのは、イスパニアはマジョルカ島に位置する港町、パルマである。
9月22日、脇目もふらず急行したカタリーナ艦隊はパルマに到着。
さっそく情報収集のために酒場に向かう。だが、ここにはまだ現れていない様子。
仕方なく港に取って返すが、ジョアン達よりも早く着きすぎたのかも知れない、と再度酒場に向かった。
どうやらカンは当たったらしい。
ギージが酒場のオヤジを締め上げると、さっきジョアン達が来たこと、カタリーナが探していたと知らせたことを白状した。
カタリーナたちは手分けして街中を探しまわることにした。
広くはない街だ、探せばきっと見つかるはず。
ほうぼうを訪ね歩き、やがて交易所に入ると・・・奥で妙な音がする。
さてはジョアンが隠れているかと調べてみると、縛り上げられたサヌードとギージの2人。
何でもジョアン艦隊の副長ロッコにやられたらしい。
相当腕が立つようで、2人がかりでもまったく歯が立たなかったという。
それにしても、1対2でまったく相手にならないというのは・・・世話の焼ける腹心たちである。
2人の縄をほどいて港に戻ると、ジョアン達はさきほど出ていったとのこと。
何でも、大笑いしながら出港していったらしい。
憤懣遣る方無い彼女達はチュニス港へ。そこで待っていたのはペローであった。
やや八つ当たり気味になじるカタリーナたちに対し、ペローはある提案を持ち出す。
ジョアンを捕捉するためのその策とはいったい・・・!?
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