※このプレイ日記は2012年11月25日にHP後援者の城壁さんが製作したものです。
第527弾
ペルソナ2 罪-Innocent Sin-
・購入のきっかけ
ペルソナのミュージックライヴで罰が移植されるのを知って、両方一緒に購入しました。
罪はすでに発売されていたのですが、後篇の罰が発表されるまで間があったので
手が出せない状態にありました。
今回は前篇のペルソナ2-罪- Innocent Sin について綴っていきます。
・よかったところ
1.人の怖さを綴ったストーリー
舞台となる珠阯レ市では街中に流れた噂が現実になる現象が発生し、
主人公達が謎を解明すべく、黒幕である「JOKER様」を追っていきます。
PSで発売されたのが1999年頃でノストラダムスの大予言に則ったのか
数々の超常現象が噂で実現されていきます。
これらの怪異に対する人々の反応がとても生生しく
主人公達の回想シーンでの出来事は特にトラウマもんです…
(注:ラスボスのイメージです)
また、ラスボスの企みに翻弄されゆく主人公たちの結末は衝撃的で、
次回作の罰でもエグイことを繰り返してきます。
2.歯ごたえのある戦闘
ペルソナの切り替えがメンバー全員可能なので弱点属性やスキルを変更でき、
主人公に依存することなく戦略を自由に変えられるのはとてもよかったです。
(キャラ毎にアルカナの得手不得手があるのも特徴)
魔法を組み合わせて発動する合体魔法は
他にも敵がシャドウではなく悪魔だったり、交渉システムが存在するなど
ペルソナシリーズの元となった女神転生シリーズの要素を色濃く継いでいます。
3.交渉システムの奥深さ
この交渉ではメンバーの中から一人、もしくは数人選んで悪魔と交渉し
成功すれば、ペルソナを出現させるタロットカードやマネーをもらったり
回復をしてもらうなどの恩恵を受けることが出来ます。
その後敵は撤退あるいは戦闘が強制終了されるので、戦闘が楽になります。
逆に怒らせると先制攻撃を行われ、対象の悪魔とは戦闘中二度と交渉不可能になります。
中でもタロットカードはペルソナを得るために必要な道具なであり
進めていく上で行わなければならないコマンドとなります。
・悪かったところ
1.ロード画面の多発
ダンジョン内でのフロア移動や街中の施設に入る際にも発生して全体的に快適とは
いえませんでした。メディアインストールをして2,3秒はかかります。
プレイしたのはDL版でこれなので、UMDなら尚更…
2.エンカウント率が高い
戦闘が終了した後、3歩ぐらい動いただけで敵と遭遇。
1歩踏む前に引っ掛かることもあります。
先述したロードの多発も相まって、広いダンジョン内を攻略するのが苦になります。
3.シアタールーム
移植での追加要素ですが、ポイントが加算されても特典がもらえるわけではないので
一度クリアしたシナリオを再度やる気には起きませんでした。
ただ、前作の「女神異聞録ペルソナ」の登場人物が出てくるので
プレイする意欲がわきましたね。