※このプレイ日記は2012年6月22日にスイマーさんが製作したものです。
甲子園決勝当日。
アルプススタンドは4万7千人のファン、応援団で埋め尽くされていた。
さすがは決勝戦。すごい人数だな。
うちのチームは話題性も抜群ですからね。監督、部長、記録員と女性3人がベンチに
入っているのは全国広しといえどうちのチームだけです。選手も個性的ですから。
宇都宮南高校は圧倒的な強さで決勝まで勝ち進んできました。
強い野球を見たい方も大勢いると思います。
直属部隊の溝蠍さんが率いるチームだ。スポーツ新聞によれば
全員即プロ野球でも通用するというレベルらしい。強敵だ。
第555弾
甲子園V
PartK
第12話:甲子園の覇者
甲子園決勝戦。決勝の相手は栃木県代表・宇都宮南高校である。
決勝戦のスタメンは準決勝と同じ。ベンチも全員一丸となってこの試合勝ちにいくわよ♪
1回表。高岡商業高校の攻撃は宇都宮南高校の豪腕ピッチャーの前に1番とつお、2番蒼紅が
凡退・苦手なコースをつく丁寧なピッチングでヒットも許さない。
バッターボックスには3番ガードリーダー。
既に苦手なコースはわかってます。すみませんが、ここは凡退してもらいますよ!
・・・。
注目の第一球。ガードリーダーは初球をフルスイング。見事ソロホームラン。
ぬうう!
そのコースはすでに克服した。苦手なボールでも狙いうちすればこんなものだよ。
これがロングソード連合隊長の力か。・・・・私は随分甘く見ていたようです。
よっしゃ。この1点を守りきって必ず勝利だ!
2回裏。宇都宮南高校の攻撃。1回裏を0点で抑えたスイマーであったが・・・
宇都宮南高校の猛攻に2失点と逆転を許してしまった。
私もかつてロングソードに溝蠍ありと言われた男。投球パターンは解析済です。
くそっ。あのコースを打ってくるのかよ(汗)
落ち着け。まだ試合は序盤だ。
3回表。逆転を許した高岡商業高校であったが、すぐさま2点を返す。
守備も冴え3回裏を0点に抑えたメンバー。
4回表、ランナー1塁、2塁。バッターは「福岡のボストロール」こと、1番とつお。
隊長。あの罰ゲーム、ここでやめていいか?
やむを得ないな。プレイ日記428弾のドッチボール敗北の罰ゲームは
終わりでいいだろう。この試合、負けられんからな。
ありがてえ。これでようやく本気が出せるぜ。
とつおさん、今までパワーアンクルつけてたんですか!?
ああ、罰ゲームでな。手足で5キロずつ計20キロだ。久々に身体が軽いぜ。
ナカユウ、この打席しっかり見てな。
はい!
とつおへの初球。とつおのスリーラン場外ホームランが炸裂。一挙に6−2。
最高幹部とつおさんの動きがイマイチだったのは、パワーアンクルが原因
だったのか。やっぱあの人はバケモンだぜ(汗)
試合はその後、6回表まで激しい攻防を繰り広げるが点差に動きなし。
6回表。満塁の場面で4番ナカユウの打席を迎えた。
ナカユウ、お膳立てはしてやったぜ。
あとは頼んだぞ。ナカユウ!
俺は、俺たちロングソード連合は『噛ませ犬』じゃない。ここで絶対に決めてみせる。
踏ん張れ!ここでなんとしても抑えるんだ!
ナカユウへの1球は・・・・試合の勝利を決定づける特大の満塁ホームラン。
甲子園決勝での劇的な満塁ホームランはスタンドの観客を感動させた。
群馬参謀ナカユウ・・・なんて男だ(汗)
その後、宇都宮南高校の反撃により2点返されるも試合はついに9回裏。
13−5で宇都宮高校ラストバッターを迎えた。
こい!スイマー!
渾身のストレートでゲームセット。
夢にまで見た甲子園優勝である。
激闘の決勝戦。ホームラン3本にうち1本は満塁ホームラン。
とつおのサイクルヒット達成にナカユウの大会最多打点の新記録達成と記録づくめの試合だった。
・・・・うちの完敗です。ロングソード連合の皆さんは、やはり強かった。
いえ。溝蠍さんのチームもさすがでした。強かったですよ。
【隊長直属部隊の弱兵】というレッテルを払拭すべく、なんとか地元・栃木勢で頑張ってきましたが、
さすがはロングソード連合。
私一人で作ったチームなぞ到底及びませんでした。
いや、もし敵対したら私だって勝てません。ロングソード連合は全国の猛者が長い年月をかけて
絆を深め合った最高の戦闘大隊ですから。
・・・・ロングソード連合はこれから先、どこまで強くなるんでしょうか。
どこまでもですよ。なんたって、ガードリーダーさんが隊長なんだから。
甲子園V−完―
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あとがき
スイマーです。まずは多くの後援者の皆様、好き勝手に書いてしまい誠にすみません。
プレイ日記の内容については演出上、多少の脚色はありますがホームランやヒットなどは
実際のゲームプレイどおりで物語を作っていきました。
ゲーム画面は、携帯電話のカメラ機能でテレビに向けて直接撮影した画像ですので
多少画像が曲がったりしております(汗)
ゲームをしていたときは結構真剣に操作しており特にクリンナップの打撃は気合を入れて臨んでいました。
また隊長やナカユウさんのホームランなどはテレビ画面の前で思わず叫んでしまうようなこともあり
ゲーム自体もかなり楽しめました。
甲子園1回戦の鵬羽戦は、本来は鵬翔高校なのですが「翔」という文字が採用されず
「羽」というゲームメーカー的にはアウトな部分もこのプレイ日記ではファインプレーでした。
(このようなミスがある高校もほとんどないと思います)
実は1回戦は実際のゲームで敗北し試合のやり直しをした唯一の相手でかなり強かったです。
(アヴァロン軍ネタになったきっかけでもあります)
ネタ的には「鹿児島実業」や「帝京」あたりとも試合ができればと思っていたのですが、
いつのまにか他の高校に敗戦していたりと思惑通りにはならず、
まさに筋書きのないドラマをゲームでも体験できました(笑)
投低打高と打者が強いこの甲子園V。
富山県での高校はどこも選手の初期ステータスが厳しく1年目夏での甲子園優勝は難しいと思っていましたが
1年生が投手を含め強かったのが幸いで徹底的に打撃力を向上できたのが優勝につながったと思います。
最後に長いプレイ日記を読んでいただいた皆さん、そして大変な編集作業をしていただいたガードリーダー隊長に感謝し
あとがきの締めとさせていただきます。
スイマー