※このプレイ日記は2012年12月4日に神奈川県の蒼皇さんが製作したものです。







〜某日某所〜




 ぎんーが水平波間を超えて〜♪



 
目ー指す恒星ケンタウリ〜♪



 ・・・・・。
















第560弾





提督の決断W withパワーアップキット












 いやあ、さすがナギさん。実に素晴らしい美声です(笑



 いやいや、蒼皇さんもなかなかですよ(笑



 あのー。



 それにしてもこの『銀河航路』は名曲ですね。
2199オリジナルなのに旧来の曲との違和感がない。



 おっしゃるとおりです。
さすが親子でヤマトに関わっている宮川先生です。



 
よろしいですか!?



 なんだドラコルル長官。いつの間にいたんだ。



 
かなり前からですよ(怒)・・・と言いますか最初からですよ!



 で、何事かおきたのか?



 (人の怒りを流したよ!この仮面野郎!)・・・・そもそも何故、ナギさんがこちらに?



 いえ、本日は訓練が早くおわったので蒼皇さんとヤマト談義をしようとおもいまして。



 それで要件は?



 はい、同盟関係にあるイギリス海軍より
指揮要請です。



 提督の決断Wですか?



 そのとおりです。このゲームの詳しい内容はすでにナギさんのブログにて紹介されているので

視聴者の皆様はそちらをごらんください。



 蒼皇さん?誰と話しているんですか?



 いえ。お気になさらず、それで
作戦内容は?













 宣戦布告ノ後二全力出撃シタ
ドイツ大洋艦隊ヲ、ユトランド沖ニテ撃滅サレタシ。

とのことです。



 艦隊の全力出撃ですか。なかなかの激戦になりそうですね











 いえ、ドイツ軍なら一気に潰せる。なにしろ
1939年だからな。



 どういう意味です?



 なるほど1939年時点ではまだ
ビスマルク級は実戦配備されていませんね。



 そのとおりです。敵は純粋な水上艦隊。
Uボートは無しとのことですから楽勝でしょう。



 この時期ですと敵主力艦はシャルンホルスト級2隻、ドイッチュラント級が3隻。



 ならばこちらは戦艦9隻、巡洋戦艦3隻投入するとしよう。



 しかし、敵を侮るのは避けるべきでは・・・。



 長官の言う通りだ。そこでナギさん・・・



 何でしょう?



 今回は三個艦隊にわけて指揮するつもりですので
ぜひナギさんに一個艦隊の指揮を

お願いしたいのですが。




 ・・・なるほど。わかりました引き受けましょう。











こうして三人は現地へ急行。話し合いと説得(物理)の結果

第1艦隊16隻(戦艦4・重巡洋艦6隻)ー蒼皇 旗艦戦艦「ネルソン」

第2艦隊16隻(戦艦3隻・巡洋戦艦2隻)ーナギ 旗艦戦艦「ウォースパイト」

第4艦隊16隻(巡洋戦艦1隻・戦艦1隻・重巡洋艦3隻)ードラコルル 旗艦巡洋戦艦「フッド」


それぞれが指揮することが決定した。













 
異議あり!



 なんなんだ、いったい。


 なにが説得(物理)ですか!
ただの脅迫だったじゃないですか!



 何が不満なんだ。



 主力艦の比率や旗艦設定、つまり
全部ですよ!



 まあ、たしかに第4艦隊だけ戦力比で劣勢ですね。



 旗艦がフッドなんだから良いだろう。本当は私が乗艦したかったんだぞ。











 じゃあ、なんで3隻の中で
一番装甲の厚いネルソン級を選んだんですか(怒



 それは・・総旗艦であるからには万が一に備えるのは当然でだろう?(黒笑



 ぐっ・・・。



 ナギさんには武勲艦であるウォースパイトに乗艦していただいた。第2艦隊が実質最大火力を

有している以上しかたがあるまい。



 
(あんまり運のいい艦ではないんですけどね。声に出すと死の将官旗が上がりそうだから言うまい)



 それに速度は一番遅い。これは万が一敗れた時に
自ら殿を務めて2、4両艦隊を

脱出させるためなのだよ。



 
嘘をつくな!



 ・・・・・。














こうして様々な建設的会話をしながら三艦隊は遭遇予想海域「ユトランド沖」に到着。

接敵前に作戦会議へ。















 急造なのでクオリティーについての意見は却下する。



 まだ何も言ってませんよ(汗



 艦隊戦で包囲戦をするのですか?



 メタ発言をするなら
「これが提督の決断だから」の一言で済むが。



 身もふたもありませんね。



 まあ、第1艦隊が敵と同行戦に持ち込むから機を見て
丁字戦法を、

とでも考えておいてください。



 戦闘開始後の指揮は?



 一応連絡はしますが混戦になった場合は各自の判断で。



 !
敵艦隊、発見!










 マズイ!
第4艦隊が近すぎる。



 正攻法でいこう。













 
第2艦隊撃ち方はじめ!



 さすがナギさん!初弾命中で
しかも機関浸水させましたよ。



 いや、まて。・・・あの艦影は?



 おかしいぞ。
明らかに戦艦クラスの艦船が10隻はいるぞ!













 まずいな。敵艦の射撃が第1艦隊に集中している。



 ドラコルル!
側面から敵艦隊に切り込め!今すぐ!



 無茶言わないでください!しかし、
少し変ではないですか?



 変?



 敵の砲撃。
戦艦級にしてはあまりこちらの戦艦にダメージがありませんよ。



 ・・・そうか!蒼皇さんこいつらは
弩級戦艦です!



 弩級戦艦?











 

 この戦艦群は第一次大戦後にスカパ・フローで自沈したはずの艦です。



 だから、戦艦の被害が少ないのか、
30pクラスの砲だから。



 な、なるほどならば恐れる必要は・・・・











 

 おい、
重巡洋艦がまるで前衛アートだぞ。



 巡洋艦には致命打ですから。



 よし、総司令命令。
第4艦隊は敵艦隊を側面より攻撃。これを分断せよ!




 (・・・転職しようかな)












その後戦闘は戦略的後退(ナギ曰く敗走)する第1艦隊をドイツ大洋艦隊が追撃。

それをナギ、ドラコルルが絶妙のコンビネーションで挟撃。近世の会戦さながらの戦いをしつつ終盤へ。






 (クッ。このままでは長官とナギさんに戦功を全て持ってかれる!)



 よし!そのまま射撃を続けっ・・・・・
ッ!?












 
フッドが機関浸水!?しかも敵の目前でだと!



 
(ゲットクリティカル!)



 
敵の砲火は我が艦隊が引き付けます。お二人は背後より敵艦隊に攻撃を。



 しかしそれでは長官を見殺しに・・・



 長官、君は実に勇敢だ。安心したまえ
爆沈しても遺骨は必ずピリカ星に届けるよ。



 蒼皇さん!?



 ということで第1艦隊、
艦隊進路330度。













・・・ここでまさかの
進路設定ミス。第1艦隊が第2艦隊の進路を妨害。

両艦隊は陣形が滅茶苦茶に。(提督の決断Wでは割とよく起こります。敵味方関係なく)






 ・・・勘弁願いたい。



 
勘弁ですむか!



 (・・・・計画通りw)











結局、陣形が崩れ団子状態のままの両艦隊の砲火によって敵艦隊は懺滅。

この時すごかったのは、むしろドラコルル。

なんとフッドが集中砲火をうけつつ
敵戦艦を二隻立て続けに撃沈。







 残りは1隻のみ。



 降伏勧告をしますか?



 ・・・無用ですね。せめて騎士として
手厚くヴァルハラに送ってやりましょう。



 (こういった時には急に騎士道精神を発揮する。未だによくわからない人だ・・・)













こうして最後の敵戦艦「マルクグラーフ」は70門以上の38p砲によって生涯を終えた。














戦闘勝利後、戦闘でまったく活躍しなかった蒼皇は国際世論を相手に、

対独ネガティブキャンペーンを猛烈に実施。

これが大成功。謀略家としての才をより評価されるも戦術能力に難があることも知れ渡ってしまう。







 それではナギさん、長官おつかれさまでした。



 しかし、勝利とはいえこちらもひどい損害ですね(汗










 

 
灰色が撃沈、赤大破、オレンジ中破、黄色が小破です。



 ちなみにBBが戦艦、BCが巡洋戦艦、CV空母、CA重巡洋艦、CL軽巡洋艦、DDが駆逐艦です。



 
第4艦隊にいたっては半壊状態、私の艦隊も5隻の損失ですか。



 
(いや、むしろなんであの激戦で駆逐艦5隻しか損失していないんですか!)



 なにげに全艦隊に空母がいるんですよね。



 私の艦隊は離脱させましたから無傷ですが、長官の艦隊は
装甲空母でなければ

間違いなく沈んでいましたよ。



 パワーアップキットでは撃沈判定時に上甲板耐久力が0になっても沈まないように

かわったから、それも要因ですね。



 違いが出るんですか?



 無印では基地航空隊の
1t爆弾数発で大和級の上甲板を抜かれて沈んだ。











 しかもひどい時には
ドーントレスの500クラス爆弾で沈むんだぞ、魚雷攻撃なしで。

あれは悲劇をこえて喜劇だ。



 ま、まあ今回は勝利できたんですから良しとしましょう。



 それもそうか。ではこのまま解散!
本日はご苦労様でした!






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 蒼皇さん。



 はい?



 
何故、わざと進路を間違えたんですか?



 何のことでしょう?



 とぼけないでください。














 『艦隊進路330度』。あのセリフは
映画・連合艦隊の栗田中将のセリフそのものです。



 ・・・さすが
ロングソードでもっとも連合艦隊を知る男、ですね。



 で、
何を企んでいるんですか。そもそも私に指揮依頼をしたのも最初から決めていたんでしょう。



 ・・・ナギさんからみてドラコルルの指揮ぶりはどうでした?



 なかなかですね。知略だけでなく、肝もすわっている。経験を積めば化けるかもしれません。



 そうでしょう。私なんかの副官にしておくにはもったいない。



 ?

 次の作戦でドラコルルは・・・



 ドラコルルは?



 
副官から更迭されます。