第50弾
本作「ストリートファイター2ターボ」は、
アーケード版「ストリートファイター2ダッシュターボ」をベースに移植したもの。
速度を選べるターボモードと、「〜2ダッシュ」を移植したバージョン、ノーマルモードを選択できる。
今回はターボモード速度2で、レベル8クリアを目指す。
アーケードではノーコンテニュークリアすると真のエンディングが拝めるが、
スーファミ版では最高レベルである8でクリアする必要がある。
コンテニューは自由なので時間さえかければエンディングまで進めるというわけ。
使用するキャラクターは、孤高の追求者・リュウ!
どこまで強くなっても満足しないストイックさと
スポーツマンシップを持ち、戦いを楽しんでいるような言動がとても渋い!キャラクター。
キャラクターを選ぶと、リュウを乗せた飛行機が世界のどこかへと飛んでいく。
いよいよストリートファイターとしての旅が始まったのだ。
・ザンギエフ(ソビエト連邦)
最初に降り立ったのは今は亡きソ連。
紅きサイクロン・プロレスラーのザンギエフが相手だ。
ザンギエフは投げが強烈だが、距離さえとって戦えば怖い相手ではない。
リュウは飛び道具「波動拳」と、
無敵対空技「昇竜拳」、この二つの必殺技がキモとなる。
とくに昇竜拳は上昇中無敵という凄まじい性能を誇り、
空中ガードが存在しないスト2ターボでは、
とりあえず相手が飛び込んで来た場合は昇竜拳を撃っておけば安定する。
むしろこれがどれだけ正確にできるかがこのリュウというキャラクターの大きなポイントとなる。
リュウの攻めは至って単純明快、
「飛び道具で牽制しつつ相手に踏み入りラッシュを入れる」というもの。
遠距離からは波動拳で削りや相手のミスを狙う。
距離が近づいて来たらリーチの長い中足(屈中K)の先を相手に刺し込む。
当たった場合もガードされた場合も、その時点でキャンセルが利くので
波動拳をぶつける。
すると、相手が押し戻されて距離ができるので、
また遠距離〜中距離の攻めに戻すことができるわけだ。
この一連の動作は「中足波動」といい、リュウの基本の一つでもある。
接近戦が得意なザンギエフが相手の場合、
投げの撃てない中距離(リュウの中足が当たる距離)
から攻めていくと、ザンギは攻めあぐねることになる。
しかし相手は最高レベルのCPU。無駄な動きをするとすぐに距離を詰めてくる。
下半身が無敵になるクイックラリアットを近距離で撃たれた場合、中足をしていると危険。
静止画だとなんだかシュールだが最高にカッコイイ技の一つ
一瞬の硬直を見てザンギは最強のスクリューパイルドライバーを撃ってくる!
スーファミ版ターボは難易度が上がると、自分が受けるダメージも上がる。
スクリュー一発でゲージは三割以上減少してしまう。
遠めからの吸い込みにも注意しよう。
ラリアットは終わり際に屈中Pや大足(屈大K)を刺し込んでおくとスクリューを抑制できる。
その上で波動拳をキャンセルでぶつけてやればまた中距離に押し戻せる。
(大足もキャンセルできるので、ガンガン使っていくといい)
大足キャンセルは相手に足がぶつかったタイミングでキャンセルが利く
また、ラリアットは空中からの攻めで潰すことも可能。
遠めで見たら、飛び込んでしまうのも手だ。
また、ザンギは闇雲に飛び込んで来ることが多い。
(コンピュータみんなそうだけどね)
昇竜拳を撃つことができれば大丈夫だが、
一瞬の硬直を狙ってくることも多い。
間に合わないようなら屈大Pのアッパーや遠大Pでも撃退可能。
ザンギの飛び込みの深さで使い分けてもいい
他にも遠大Kなんかも使える
地上から攻めてくる場合は、
先述した中足波動
か、垂直にジャンプして降り際に大Kを振ると距離を離せる。
飛び込みを喰らってしまうと、投げやダブラリからのスクリューが来る。
さっきの対応を思い出して、またザンギとの距離を取ればいい。
妙にダメージの大きい足払いを打ってくることもある。
ダウンを奪われるとかなり不利になるので、警戒が必要だ。
ザンギのスクリューを抑制し、リュウ勝利!
色々書いたが、
クイックの終わりを見て大足で転ばせることを繰り返すのが一番効率がいい。
ザンギをダウンさせた場合、起き上がりにダブラリを撃ってくることもあるが
飛び込んで起き上がりにJ大Kを重ねておくとうまく潰せる。
上半身を狙うようにしないとすかってしまうので注意。
もちろん波動拳を撃っておき、ザンギの動きを止めることも有効となる。
・ダルシム(インド)
ダルシムはヨガを武器に戦う、インドのストリートファイター。
腕を伸ばして打つズームパンチは、通常技最長のリーチを誇る。
ダルシム=投げ
またそのせいなのか、投げの間合いが広く強力。
日本人にはあまり知られていないことだが、インド人は体が伸びるのである。
ダルシムへの対応はさっきと逆、とにかく近づくことだ。
リーチを生かした攻めは恐ろしいが、近づいてしまえばむしろこちらが有利。
波動拳で牽制しながら、距離を詰めていく。
CPUはアホなことに、待っていると勝手に近づいてくることもある。
ジャンプから鋭角に攻撃してくるドリルキックは昇竜拳で落としてもいいが、
落ちはじめでガードすると着地後を投げることができる。
逆に投げられるリスクもあるが、自信があるのなら狙ってみるべき。
邪悪な顔がステキ
中距離だと波動拳を見てスライディングで特攻してくるが、
これをガードできれば反撃できることが多いので
よく見て戦う。
稀に、ヨガテレポートで急に姿を消すことがある。
これは実は大きなチャンス。
自分の背後に回ってくることが多いので、
着地際を大足の足払いをすると当たってくれる。
遠めで着地した場合、口から火を吹くヨガフレイムを打ってくることが多い。
実はこれも深めの飛び込み大Kで一方的に潰すことができたりする。
火の部分をうまく飛び越えないと当たってしまうので注意。
飛び込みが当たった場合は、着地中足波動などで追い討ちしよう。
J大Kの位置を低くすると3ヒットのコンボになる。
CPU戦ではあまり使わないが、
飛び道具ヨガファイヤーは竜巻旋風脚で通りぬけられる。
近くで打ってきた場合、お見舞いしてやればいい。
偶然かバクチじゃないと無理
ダルシムの伸びた腕を見て昇竜拳を当てるという荒業もあるが…
見てから余裕な人でないとおそらく不可能だろう。
ピヨってくれたのでここで必殺コンボを味合わせてやろう。
近づいて、大Pのアッパー、これをキャンセルして昇竜拳!
いわゆるアッパー昇竜
決まるとカッコイイ
お手軽な上、ダメージも投げより大きいので効率がいいのだ。
アッパーを撃った後ガードされたり割り込まれてしまう場合は、キャンセルが若干遅い。
パパン! とテンポよく当たるまで練習しよう。
ヨガを制し、リュウまたまた勝利!
→part5
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