第50弾



ストリートファイターUターボ

実践編partE(partH)











・サガット(タイ)




 タイへとやってきたリュウ。








 彼を待っていたのはかつて自分が倒した男、帝王サガットだった…







 シャドルー四天王の三人目は、ムエタイ使いの隻眼サガット。











アイグー

弾道が速く、上下に使い分けのできるタイガーショットと、











アイグーアパパー

 対空技として優秀であり、異様に威力が高いタイガーアッパーカットを使う。







 タイガーショットはスキが少なく、相手を固めることもできる。

飛ばれても、安定対空のアッパーカットが待つというわけ。

性能は違うが、リュウケンとスタイルとして似通っている。








 またリーチが長く牽制にも優れているので

 砲台のような牽制スタイルでもよし、攻めてもよしという強力なキャラクターだ。







 だが、相手は所詮CPU。

 駆け引きに持ち込むことによってあっと言う間に叩くことができる。











 ラウンドが始まったとき、

 キャラクターを前に進ませると、たいていサガットは後ろへと下がっていく。









 中距離になると足が飛んでくるので、中足波動で先手を撃とう。









 すぐにサガットを画面端に追いやることができるはずだ。







 たまに飛び込みをしてくるが、ほとんど屈大Pで落とせるので慎重に行くこと。

飛び込みが浅い場合は、おとなしくガードして機会を伺おう。







 サガットはしばらくするとタイガーショットを撃ちはじめる。












 に撃った場合、しゃがめばやり過ごすことができる。










 に撃った場合、ジャンプをして避けることができるが、









 タイガーショットは硬直が少ないので、近距離だと反撃を食らうことが多い。

 ここはおとなしくガードするのがいい。










 上に撃ったとき、タイガーショットが画面端へと消えていくまで多少時間がある。


 この時間のうちに少し距離を詰めてしまおう。










中足波動でも効果的


 そうやって中距離でしゃがんだまま待機し、

 サガットが上タイガーを撃つのを見て、足払いなどを仕掛けていく。






 


 連続して飛び込んできてもガードして、深くなったところを落とせば

 サガットはまたタイガーショットを撃ち出す。

 この繰り返しである。









 もっと攻めたいのであれば、リスクを踏む。



 例によってCPUは飛び道具を連続で撃つ癖がある。









 サガットの場合は特に顕著で、放って置くとずっと撃っている場合すらあるのだ。



 よって、タイガーショットをしゃがんでガードしつつ距離を詰め、


 中距離から飛び道具を読んで飛び込みを撃つ。










  
下タイガーの場合はちょっと早めに打たないと
硬直が終わって反撃を食うので注意











 飛び込みが深いと着地際のスキを絡め取られるので、

 浅い飛び込みで、足の先を当てるようにするといい。





 この時、飛び道具を見てから飛んでしまうと

 大抵アッパーカット(アポカ)で落とされることになる。

 迷うことなく飛び、落とされてもしょうがないくらいの気持ちで行く。














 サガットが飛び道具を撃ったら、突き出している腕を蹴る。

 当たってもガードされてもまたしゃがみこみ、飛び込む準備を整える。




 これを繰り返して減らして行こう。












 帝王、ふたたび倒れる! 




 ダウンさせた場合、起き上がりにJ大KorPを重ねると

なんとアポカを潰すことができるが、

 着地後にアポカを喰らうことになるので、あまり意味がない。


















・ベガ(タイ)




 

 旅の終わりに出会ったラスボスは、







見るからに悪そう

 シャドルー最後の一人であり総帥でもあるベガ












 素早い動きはさることながら、




ターボでは弱体化したが、
ダッシュでは猛威を振るった




 ガードさせると三度も削るサイコクラッシャーアタックや、











素早いジャンプで強襲する


 突如飛び上がり頭を蹴り上げるヘッドプレスなど

 強力な技を多く持つ。




 いよいよラスボス戦ということもあって、












ファサ!

 マントを投げ捨てる演出が用意されていたりと

 演出面もかなり力が入っている。









 ラウンドが始まったとき、

 突っ立っているとベガは投げを狙って前進してくる。

 昇竜を狙うのもいいが、大抵ガードされておつりを貰ってしまうので、


受身にならず動こう。













強い

 飛び込みは判定の強い垂直J大Kなどで落とされることが多い。


 ダウンを奪ったら、波動を置いておく方が安全に行ける。




 ヘッドプレスはスピードが速く、反応できなくてもしょうがない。


 ただ、うまいこと立ってガードできればチャンス。














 ベガはゆっくりと地上へと戻っていくので、

 ここをジャンプ攻撃で叩こう。













 もし喰らってしまった場合は、

 もう一度戻って追加攻撃してくることが多い。

 ちゃんと対空をしないと、ピヨって投げを喰らって4割近く減らされることもある。

喰らったらすかさず昇竜を用意しておくこと。








 サイコクラッシャーは端寄りの場所でガードすると大抵画面端まで連れてこられる。




 ここは落ち着いて降り際を投げよう。

ベガの後ろにも攻撃判定があるので注意。










サイコでガードさせ、硬直を投げる極悪技
ダッシュでは対抗する手段がほぼ存在せず、ベガが最強といわれる




 対処しないとサイコ投げの餌食になる。











 波動を撒いていると、まれに空ジャンプをしてくることがある。

 落ち着いて波動昇竜をすること。


中距離より1キャラ分くらいの距離なら、昇竜が間に合う。









ダウン後はチャンス

 また、サイコクラッシャーはブランカのローリングのように

 起き上がりにJ大Kを置くと潰せる。




 着地際にまたサイコが来ることもあるので注意。

 













 リュウ、ついに格闘王を破る!

 

 















・エンディング




ついに最強の称号を手にしたリュウだったが…






 







「さあ ひょうしょうしきだ」

となぜかノリノリのシャドルーの二人を置いて、リュウは姿を消した。




























リュウがいなくなったのは、当然のことだった。

彼が欲しいのは大会の結果などではなく、ただひたすら強い相手との戦いだったのだ。

「もっと強い奴と戦いたい」

そんな単純で、純粋な動機だけで、彼は命をかけ、どこまでも突き進んでいくのである。

それがリュウの強さの秘密でもあるのかもしれない…





















って、戻ってくるのかよ!!














普通ならばここでカプコンの表示が出てゲーム終了だが、



星8つでクリアした場合、この後にスタッフロールが流れる。


これが最初に書いた真のエンディングというわけ。












歴戦のファイター達が戦い始め、スタッフの名前が連なる。









ここでかかる曲も素晴らしいの一言。

詳しくは自分の目で確かめて欲しい。











若干早足気味でレビューしてきたが、

いかがだっただろうか。

長くなったが、ここまでである。

少しでもストUの楽しさが分かっていただけたのならば、幸いだ。

ここに書いてきたことができれば、普通に対戦できるレベルにはもうなっているはず。



一つ言いたいのは、

このゲームの本当の始まりは、このエンディングからだということだ。


リュウはゲーム内最強の星8ベガを倒したが、

「まだ強い奴がいる」と考えた。

そんな奴が、果たしているのか?




もちろん、いるのである。




それは、あなたの友人であったり、筐体の向こうの見たこともないファイターだったりする。

そいつらと精一杯戦って、楽しい時間を過ごす。

ストリートファイターは、そういうゲームだと思う。
























ついでに、最後に告白させてもらうと

群馬参謀ナカユウはガイル使いである。

リュウを主としてレビューをしてきたが、

それは一番取っ付きがいいからというだけで、

どのキャラでも楽しめるのがまた、このゲームの魅力でもある。

今後、機会があれば他キャラの攻略もしてみたい…けど、どうかな。



ともかく、終わりです。



機会を設けてくれたガードリーダー隊長、

そして読んでくれたみなさま、

どうもありがとうございました。














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