第54弾


 
 

魂斗羅スピリッツ



































魂斗羅スピリッツはガードリーダーが中学時代、よく友人と遊んだ名作アクションゲームである。


地球に侵略にやってきたエリアンを人類が迎え撃つというとてもわかりやすいストーリーだが・・・


なんとエイリアンと対峙したのは生身の男たちだったのであるw













2007年春、この伝説的名作をガードリーダーは再びプレイすることを決意したのである。






















ガードリーダー 「そ、それにしてもなんちゅー迫力のあるOPだ(汗)」



紅い空に浮かぶエイリアンの恐ろしい形相と、画面いっぱいに流れる出陣の字幕w


圧倒的な迫力を持つ魂斗羅スピリッツのOPははっきり言って最強である(汗)


この問答無用の迫力の前にはWiiやPS3のゲームだろうが、即座に一蹴されるのは間違いあるまい。















鋼鉄のOPを鑑賞したガードリーダーはいよいよゲームを開始する。


しかしガードリーダーが選んだのは1人プレイではなく、なんと2人協力プレイのほうだった。











実は今回エイリアンと戦うのはガードリーダーだけではない。


ロングソード連合隊長ガードリーダーと協力して地球を救う男とは・・・・























ガードリーダーの長年の仇敵、鮫島幸雄だった!







ガードリーダーと鮫島幸雄がまさかの結託。


その衝撃的事実は1939年に世界中を驚かせた独ソ不可侵条約締結に匹敵するほどであった。


長年戦ってきたものがついに共通の敵を見出したのである。




















思わぬ大ニュースだが、実力者である両名の同盟締結は生き残った人類に希望を与えた。


















ロングソード連合を作った男・ガードリーダーとそのロングソード連合に最後まで加入を拒んだ鮫島幸雄。


立場は違えど、二人は小学校からの幼馴染。


エイリアンによる地球滅亡の瀬戸際になった今、両者はともにこの最終戦争を戦い抜くことを誓ったのだ。









鮫島幸雄 「よし、では準備はよろしいか?」


ガードリーダー 「おう!エイリアンのクソッタレどもを派手に出迎えてやろうぜ!!」











 


ゲームスタート。廃墟と化した街にガードリーダー(1P)と鮫島幸雄(2P)が降り立った!


今回は最高難易度であるHARDモードで挑戦。


そしてその高難易度に対抗すべくガードリーダー、鮫島の両者も裏技を使って30機から開始。











 


幼き子供の頃より何度となく挑んできたステージ1。


だがHARDモードでの経験がほとんど無い両名は確実に進んでいくも、機を減らしながらのプレイ。


やはり最高難易度でのプレイはハンパではない。












とはいえまだステージ1では余裕があるのか、両者はステージ1の火炎ゾーンでお約束のポーズww



ガードリーダー 「やっぱりこれだけは忘れちゃ・・・」


鮫島幸雄 「・・・・いかんなw」














激しい戦火の中でも紳士のたしなみ(?)を忘れない両者だが、ボス戦はあきらかにレベルアップ。


今までのノーマルモードとは比較にならないくらいボスの攻撃は激しさを増していた。


ガードリーダー、鮫島幸雄・・・二人は30機あったコンティニューを次々と消耗していく。














ガードリーダー 「ま、待てコラ!それはオレのアイテムだぞ!」


鮫島幸雄 「誰がいつ決めたんだ、それをw」




「どちらも30機でクリアできなかった場合、より長く生き残ったほうが強い戦士だ」という、


鮫島幸雄の発言は、両者の残数が少なくなってきたときについに真価を発揮した(汗)





HARDモードでの生き残りを賭けて、両名のアイテム争奪戦が激化したのであるww


とくにアイテム獲得に目がくらんだガードリーダーは、ステージ3で大量に残機を消費してしまうのだった(汗)













そしてステージ3中ボスで湯水の如くコンティニューを放出したガードリーダーがついにゲームオーバー。


それに対し鮫島幸雄はまだ10機以上の残機を温存していた。


単純にガードリーダーが下手だったという言い方も出来るが、やはり鮫島幸雄は冷静沈着な男だったのだ。




ガードリーダー 「な、なんだこの一方的展開は・・・ありえねえ」


鮫島幸雄 「君はアイテムに気をとられ過ぎぎやわw」
















ガードリーダー 「こうなったらアンタを応援するぜ!なんとしても1人で全クリしてくれよ!」



たしかにどちらが上手いかという勝負には負けたガードリーダーだったが、戦いはまだ終わっていない。


そう、ガードリーダーたちの目標はHARDモード完全制覇なのだから。


地球に巣食うエイリアン打倒の夢を鮫島幸雄に託し、ガードリーダーは誠心込めて応援を開始。




なお、心の中で「さっさとくだばっちまえ」と思っていたのはここだけの秘密あるw
















ガードリーダーの熱烈なる応援によって力を得た鮫島幸雄はステージ3のボス戦に突入。


待ち受けていたのは大覚ロボ・ビッグファズである。


冷静沈着な動きを誇る鮫島幸雄と地獄の業火を吐くビックファズの攻防はまさに一進一退。















ロングソード連合HP・雑記コーナーに投稿するくらい、「ビックファズの大ファン」で知られる鮫島幸雄。


しかし男の勝負にそういった感情を挟まず、的確にビックファズを撃破。


たった一人で巨大兵器を撃破するとは・・・・まったくもって大した男である。















だが恐るべきは魂斗羅スピリッツのHARDモードという難易度。


ロングソード連合隊員を一人でねじ伏せれる鮫島幸雄の力を持ってしても、ステージ4が限界だった。


地球を救うべく立ち上がった男たちの夢はここに幕を閉じた。






ガードリーダー 「HARDモードはたしかにムズイ。でもここであきらめるわけにはいかねえ」


鮫島幸雄 「・・・・わかった。ここまできたら全クリするまでやろう













 


たしかにガードリーダーと鮫島幸雄、どちらが腕の立つプレーヤーであるかはわかった。


だがこのままでは終われない。


最高難易度でのエンディングを目指し、両者は正真正銘今度こそ協力し合うことを誓うのだった。




ガードリーダー 「今度はお互い邪魔しないで協力してエンディングを目指そう!」


鮫島幸雄 「・・・ウチは最初から邪魔してるつもりは全くないんだが(汗)」

















男たちはエイリアン撃退という本来の使命を思い出し、再び戦場へ。


行く手を阻む対魂斗羅戦艦ドドリゲスを轟沈し、復活戦を華々しい勝利で飾ったのである。














崖や細い通路が続くステージ5ではさすがにガードリーダー、鮫島幸雄も苦戦。


特にボスバトルでの足場が高速で回転する最凶のトラップには両者とも泣かされた(涙)


これこそまさに外道!であるw


















ガードリーダー 「死ねえ!汚物は消毒だぁ〜!!」



そしてついにガードリーダーと鮫島幸雄は最終ステージ、エイリアン本拠地に突入した。


最終バトルまで温存していたファイヤーガンでガードリーダーは行く手を阻む汚物を次々と除去。












 


しかし最強難易度でのラストステージは想像以上に敵の抵抗が激しかった。


「ぎゃあ!」「うわあっ!」「えひゃい!」
など、ガードリーダー・鮫島幸雄の断末魔が絶えることなく続く。


死を恐れぬエイリアンたちの熱狂的犠牲攻撃によってガードリーダーたちは次々と残数を減らしてしまう・・・













 


鮫島幸雄 「このステージはボス戦のほうが楽やわw」



ステージ終盤は連続ボスバトルであるが、大量にわくザコ敵よりもボスの方が戦闘が楽だったw


すでに敵の行動パターンを知り尽くしたガードリーダーらは続々と登場するボスを難なく撃破していく。















鮫島幸雄 「そのアイテムは君がとっていいよ」


ガードリーダー 「す、すまねえ」



ゲーム最終局面になってようやく友情が芽生えたガードリーダーと鮫島幸雄。


決して切れることのない固い絆で結ばれたこの男たちに地球の運命は託された。














ガードリーダー 「オレが左右の敵をなぎ倒す!アンタはヤツの両目を潰してくれ!」


鮫島幸雄 「了解っ!」



エイリアンの親玉にして最終ボス、天王鬼ギャバとの戦いが始まった!


ボスの行動パターンを知っているうえ、役割分担を明確すれば天王鬼ギャバなど楽勝である。














ギャバを倒すと中から正真正銘のラスボス、頭脳生命体サールが姿を現す。


多彩な攻撃方法をもつ難敵であるが・・・ガードリーダーが幼少の頃から戦ってきたボスでもある。



ガードリーダー 「ただの脳みそじゃねえか。てめえなんか怖くねえ!ヤロー、ぶっ殺してやる!!」














 


一風変わった攻撃を仕掛けてくるラスボス・サールだが、すでに攻撃パターンは看破しているw

















逆にガードリーダーと鮫島幸雄はここぞとばかりにアイテムを大量獲得w


十分に武器弾薬を補給し終わった後で、難なくサールを撃破。



















ガードリーダー 「いやー勝った勝った♪」


鮫島幸雄 「では帰るとしますか」





ガードリーダー&鮫島幸雄、エリアンに見事完勝!!



地球は救われたのである。



























・・・と喜んだのも束の間、死んだはずのサールがアーマーパーツ(修羅念土闘衣?)を装着!














サールはガードリーダー、鮫島幸雄に向かって恐るべきスピードで突貫を開始。


最悪の緊急事態だが、ラスボスの復活劇はもちろんガードリーダーたちも承知済み。




ガードリーダー 「さてと・・・とっと終わらせてエンディング画面に行こうぜ」




今ここに正真正銘のラストバトルが始まった。
















アーマー化したサールの攻撃は両腕のクロー攻撃と先端のトゲトゲによる体当たりの二種類。


攻撃を食らえば屈強の魂斗羅戦士といえども死は免れないが・・・


















もちろん攻撃パターンは、ガードリーダーも鮫島幸雄も知り尽くしていたw





















ガードリーダー&鮫島幸雄、HARDモード完全クリア達成!


今度こそエイリアンどもの最後である。


ロングソード連合隊長ガードリーダーとそのライバル・鮫島幸雄は見事作戦を完遂した。





















ガードリーダー 「ヒャッハー!飛び込め、飛び込めぇぇッ!!」



大阪の阪神ファンは球団(阪神タイガース)が優勝した暁には道頓堀に飛び込むと聞く。


それに対し我ら福岡県民がゲームで勝利した暁には、奈落の底へバンジーするのが常識であるw















 


もっともその光景はバンジーというより、どう見ても・・・・人間ナイアガラにしか見えないw























ガードリーダーと鮫島幸雄・・・・・勝利を手にした二人の魂斗羅戦士。


ヘリに乗り込まずあえてミサイルにつかまったのは、風を切って平和になった地球の大地を眺めるためであるw
















ガードリーダー 「終わったな」



鮫島幸雄 「やっぱり30機あってもノーコンテニューじゃ無理やねw」



ガードリーダー 「とにかく無事HARDモードで全クリできてよかったよ」



鮫島幸雄 「地球は平和が一番だ」




















街へと凱旋したガードリーダーたちを待っていたのは、市民の熱狂的な歓迎だった。


人類の勝利に喜び、勇敢なる二人の戦士の奮闘に拍手喝さいする市民たち。


これこそまさに難関ハードモードに相応しい真のエンディングである。







初めて見る最高のエンディング画面にガードリーダーも鮫島幸雄も感無量。













だったのだが・・・・



























!?


































ガードリーダー 「・・・おい、見たか?」

























鮫島幸雄 「ああ。見た・・・」

























鮫島幸雄 「あれがウワサのイヌか・・・!」


ガードリーダー 「それにしてもなんでイヌが・・・・」





















魂斗羅スピリッツ エンディング



とにもかくにも、エイリアンによる地球滅亡の危機は勇敢なる二人の男によって防がれた。






ロングソード連合を率い続けてきた誇り高きレベンディック信奉者、ガードリーダー。


そのロングソード連合に10年以上屈することなく戦い続ける男、鮫島幸雄。





おろらく両者は今後も歩み寄ることはなく戦いを続けるだろう。


だが歩む道は違えども、この美しい地球が危機に瀕すれば二人は手を取り合って立ち上がってくれるだろう。







ガードリーダー 「いずれボンバーマンでの借りは返すが・・・今回はいいゲームだった」



鮫島幸雄 「いえいえ、こちらこそ。またやりましょう」









長年戦い続けたガードリーダーと鮫島幸雄の奇跡の共闘。




その奇跡が実現したときこそ、まさしく地球最強コンビ誕生の瞬間だったのだ。
































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