第56弾
メタルギアソリッド
メタルギアというゲームを今更どんな作品なのか説明する必要は無いだろう。
ガードリーダーも高校時代、鮫島幸雄や福岡(のちの「大和の乱」主人公w)に勧められ熱狂した作品だ。
この至高のゲームの中でガードリーダーが一番ハマったのが・・・
マスターの無線だったw
マスター(本名:マクドナル・ミラー)はゲーム序盤、主人公スネークがダクトの中を這いずり回る場面で登場。
サバイバル技術や科学的な知識でスネークをサポートする協力者として現れた。
スネークが無線でコールするたびにマスターは実用的かつ高度な軍事知識をプレーヤーに解説。
その解説の深さに高校生とはいえ軍事マニアだったガードリーダーは大いに感動。
その内容の一部は以下の通りである。
マスターの無線講座 サバイバル編 |
攻撃を受けてうろたえる人間は専門用語で「的」といわれる。 安易に銃を使うな。 自分の両手足で窮地を脱することができるならばそれにこした事はない。 それが無理な時に初めて銃を抜け。 イギリスの詩人で、ノーベル賞も受けたキブリングは 「北緯65度を超えたらそこはもう神の加護も人間の掟も及ばない」 と書いている。そこで生きのびるには神などに頼らず、 他人もあてにしない強い精神力が必要だ。 希望を失ったら最後だ。希望が無くなったと思いこんだ瞬間に、 無力になってしまう。絶望は死へとつながる。 狙撃に必要なものは、何よりも生まれ持ったセンスだ。 これについては、訓練ではどうにもならない。 センスの無い者はいつまでたっても上達はしない。 恐怖と立ち向かい恐怖を克服するには、 恐怖から逃げていてはいけない。自ら進んで恐怖に身を投じる事だ。 身を隠すには敵の探しそうなポイントは避けるべきだ。 常に敵の身になって考えウラをかけ。 頭の善し悪しではない。 常に頭をフル回転させて考えろ。頭を使って行動するんだ。 敵は分散させ、一人ずつ攻撃しろ。古典的だが極めて有効な戦術だ。 戦場では、わずかな時間が勝敗を大きく左右する。 決断をためらうな。 行動が遅れれば遅れるほど、勝算は低くなるものと思え。 知ってるか?カラスは人の三倍・・・ワタリガラスはその三倍生きる、 という言い伝えがある。まあそれは伝承に過ぎないが、 カラスが鳥類の中でも長命な種である事は事実だ。 ワタリガラスは70年近く生きる場合もある。 信じることだ。全身全霊を込めて信じれば願いはかなう。 |
マスターの無線講座 逸脱編? |
実際に戦場を体験し、生きのびてきた人間には 危険に関しての独持の嗅覚が備わっているものだ。 戦士としての、ゲーマーとしてのカンを信じろ。 敵の立場で作戦を考えるんだ。 敵の司令官になったつもりで、作戦を検討しろ。 マップデザイナーの気持ちになれば、おのずと道はひらける。 満腹状態では頭の回転も鈍るし眠くもなる。 食後はたっぷり30分は休息をとってからプレイするといい。 戦場や極限状態では見えない物がみえたり、 あるはずのない物が見えたりする。 錯覚も起こしやすい。 バグか?などと疑わず、落ち着いて行動するんだ 極寒の地では汗をかいたらすぐに下着を着替えなければならない。 愚図愚図していると体温を失い、肺炎にかかったりするからな。 フロ上がりのプレイはさける事だ。 |
無線で「食後はたっぷり30分は休息を取ってからプレイするといい」と言ったと思ったら、
今度は軍人としての心得を大真面目に解説してくれるマスター。
この激しすぎるギャップにはさしものガードリーダーも完全にお手上げ(笑)
それからというもの、プレイするたびにマスターに無線を飛ばしまくるのがガードリーダーの習慣になってしまったw
ガードリーダーにとってマスターはまさに無線ごしの指導教官だったのだ。
まだマスターの無線ごしの教訓、知識、名言、そして迷言を聞いたことが無い人は是非試してほしい。
無線を飛ばしていればそのうちこんなセリフを言ってくれる日がくるかもw
ホメてばかりのマスターだが・・・まだゲーム本編をしていない人は要注意。
初プレイであまり気を許し過ぎるとあとでとんでもないことに・・・
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