※このプレイ日記は2012年12月24日に神奈川県の蒼皇さんが製作したものです。








 あ〜忙しい。


 
・・・以上、ターン終了。


 仕事が全然おわらないなー。


 
スタンド・アンド・ドロー。いきます!


 誰か手伝ってくれませんかねー。










 
立ち上がれ、僕の分身!ライド!ブラスター・ブレード!


 くっ!


 ・・・・・。










第570弾





大航海時代W ROTA NOVA












 また負けた。アイチ君
もう一回やろう。


 はい。よろしくお願いします。


 
いいかげんしろー!!


 ん?なんだ参謀長。何か用か?


 何か用か?じゃないですよ!人に仕事を丸投げして、自分は何をしているんですか!


 見ればわかるだろう、
ヴァンガードだ。


 そうですね、かれこれ5試合連続で、
しかも副官相手に全敗ですね。


 しかたがないだろう。相手は全国大会の優勝者だぞ。


 そんな、僕だってまだまだですよ。


 勝率なんかどうだっていいんですよ!アイチ君、
君も副官なら止めなさい!


 ご、ごめんなさい!


 (・・・すなおだな。本当になんでここに来たのかが解らない。)


 
・・・これが姑の嫁いびりというやつか。


 
少しは副官を見習え!











 ゴホン、さて少々立て込みましたがゲーム紹介です。


 今日紹介するのは
大航海時代Wですか。


 えっと、このゲームはWindows98、PS、PSP、DSで発売しているんですよね?


 私はそのうちのPSP版しかもっていないから、今回はPSP版を元とする紹介となる。











 さて、ここでまず初めに二人に質問だ。世界中の船乗りたちが未知の世界を目指していった、

この大航海時代において
最も必要なものはなんだ?


 己の知力や統率力、そして七つの海を征く艦隊とかですかね。


 未知の世界に進む
勇気と仲間との絆、ですか?


 二人ともいい答えだ。しかし残念ながらはずれだ。正解は、










 
金、資本力だ。


 ・・・・・・。


 ・・・・・・。


 おい、なんだその人を見ているとは到底思えないような白けた目は。


 いえ、別に。


 あまり、納得していないみたいなので説明するが、まずこのWの時代が

他のシリーズ作品よりあとの時代だという点が重要だ。


 あとの時代?

 そういえばいっしーさんが第518弾で『大航海時代U』を紹介していましたね。


 Uの時代は登場人物の話から推測して16世紀前半。対してWは
16世紀末から17世紀初頭だ。


アイチ「時間が100年近く違うんですね。


 アメリカ大陸のスペイン植民地はかなり開発が進んでいるし、アジアでは徳川幕府が成立している。


つまり交易がかなり盛んになっている。



 従来の作品と違い、
探検より交易が重要という訳ですか。なので資金が大切だと。


 理解が早くて助かる。そもそもこのゲームでの
他勢力との争い=シェアの争奪戦という意味だ。


 シェア?










 口だけでは説明しづらいのでイメージをまぜて説明しよう。このカストール商会が今回の我が隠れ蓑だ。


 なぜコペンハーゲンなんですか?


 偶然だ。だがある意味おあえつらえむきの都市だ、
名前の意味が。


 
デンマーク語で『商人たちの港』だからですか?


 ・・・・。


 なんでそんな事を知っているの?









 歴史のテストで95点とか、
なかなかの秀才だからね、アイチ君は。


 ・・・いや・・・どうも・・・。


 
(セリフをとられてへこんでいるな・・・アイチ君ナイスプレー(笑












 話しがまた脱線したが、この20%になっているのがシェア、
交易権というものだ。


 これがないとこの街と交易ができないんですね。


 そうだ。シェアは王宮での『軍事投資』か交易所での「商業投資」をすることで増やすことができる。










 100%にするといいことがあるんですか?



 もちろん。









 100%の街は独占契約ということになり毎月初めに
上納金が支払われる。


 多くの街を独占すればそれだけ、上納金も増えるわけですか。


 そうだ。さらに投資をすることで『発展度』『武装度』が上昇する。

その街の商品が上質になったりしてとても得だ。



 そういえば、
交易にコツってあったりするんですか?


 授業で
三角貿易、とかアジアで香辛料を買ってヨーロッパで売るって習いましたよ。


 前半は正解。後半は三角だ。









 相も変わらず見づらい図で申し訳ないが三角貿易というのは、
Aで買ったものをBで売り、

Bで買ったものをCで売り、Cで買ったものをAで・・
といった流れの貿易形態の事だ。


 こうすることで購入価格の高騰や売値の下落を抑えるんですね。


 もちろん限界があるが、これにD地点やE地点と足すことでさらに利益が見込める。


 後半が三角だっていうのはどうしてですか?


 実では確かにそうだったが
ゲーム内では非効率だという意味だよ。

確かにインドで購入したコショウなどの香辛料をヨーロッパで売ると
10倍近い利益がでる。


 だったら・・・


 しかし
時間がかかり過ぎる。ゲーム内時間で往復一か月以上だ。

そのあいだ近海で三角貿易、いや二間貿易でも十分にそれ以上稼げる。


 蒼皇さんにはなにかおすすめの貿易航路とか商品があるんですか?


 もちろん、ある。


 ぜひ教えてほしいですね。


 
知らん、そういうことは自分で調べろ。


 蒼皇さん、お願いします。教えてください!









 
北欧エリアがお勧めだ。各街間の距離が近くなのにも関わらず各街の商品は

異なっているために利益を出しやすい。


 ・・・・。


 さらに展開している勢力はイギリスを拠点にしている『クリフォード軍』以外は弱小勢力ばかり。

簡単に解散、或いは
傘下にできる。


 傘下?











 方法説明は省くが
傘下にすることで独占契約と同じで上納金が発生する。これはその勢力の

保有資産の5%か10%なのでだんだん減少していくが
大勢力であるほどそのメリットは大きくなる。


 他には何かありますか?


 ・・・そうだな、
ではここで問題。













 君たちは新大陸エリアのハバナで
『ラム酒』を購入した。さてそれをどこで売る?

次のA、B、Cの中から選びなさい。












 まずAはないな。


 はい、距離が離れすぎています。さっきの話しからだと非効率ってことになりますよね。


 そうするとBかCになるが
距離的にはマルセイユの方が近いのか。


 そうすると答えはBですね。


 ハハハ。あまいよアイチ君。


 え?


 たしかに距離的には近いが酒類が他にあるということはそれだけ価格が安いということ。

つまりそこまで遠くない中東のバスラならば
地域にない商品ということで十分に賄えるということ。


 ほう、つまりは
Cが答えというわけだな?



 ええ。

 (おかしい。何かが引っかかっているんだ。なんだろう・・)


 神に誓ってその答えでいいかな、ドラコルル?


 (神・・・そうか!)


 ええそれでい


 ダメです、ドラコルルさん!
答えはBです。Cじゃありません!

宗教なんです!


 宗教?


 はい。中東に住む人のほとんどがイスラーム教ですよね。


 たしか、そう記憶しているが。


 イスラーム教の人はお酒を飲んだらいけないんです。


 え?そうなの?


 
だからきっと中東ではお酒類は売れないんですよ。


 いや、でもこれはゲームなんだからそこまで細かくは・・・


 アイチ君、
大正解。


 え?










 これがバスラでの交易のようすです。


 積み荷の下の青い数字がプラスの金額ということは・・・・


 売値が75・・・!











 これが各地の相場情報の画面だ。アイチ君の言う通り
イスラーム圏で酒類の買値はひどい。


 これでは、船員の食糧代にもならない。


 これってもしかしてここ以外にもあるんですか?











 その通り!例えば
肉食の文化がなかった日本文化圏では牛肉の値段が

となりの中国文化圏と比較してわかるように五分の一以下だったりする。


 そんな。


 もちろん、良い事もある。












 イギリスのジョンブルどもは紅茶にめがないし、日本では鉄砲が高額で取引される。


 どちらも
歴史通りなんですね。


 しかし疑問なんだが、時代はすでに天下泰平の徳川幕府の時代なのになんで鉄砲が

高額で取引されているんだ?


 そういえばそうですね。


 もしかして
幕府に対するクーデター用の武器を密貿易している、なんて理由なのか?


 あ、あはは(汗


 それでは見事アイチ君が正解したので、
さらに利益のでる航路を特別にご紹介しましょう。


 おお、そんなのがあるんですか!


 ただし紹介の前に注意です。この航路は利益がですぎて
『ゲームバランスを崩しかねません』。

この点を理解のうえでご使用ください。














 まず、新大陸の南端にある『カエンヌ』でバニラ、或いはカカオを購入する。


 他にあるトマトやトウガラシでもいいですよ。


 購入したら航路を東に直進する。そうすると・・・









 アフリカ西岸の『ヴェルデ』にたどり着く。ここで先程の商品を売ると・・・


 すごい利益率ですね(汗」









 売却後はタマリンドを購入してまた『カエンヌ』に向かう。


 こっちの場合は絶対にタマリンドにしてください。










 で、こちらもすぐに売る。
あとはこれの繰り返しだ。


 こっちもすごいです(汗


 
二間貿易だから早い段階から利益率の減少がはじまるがそれを補う利益率だ。

しかもこの二つの街の距離は結構近い。


 
とても距離の近い香辛料貿易、みたいなイメージであってますか?


 そのイメージがぴったりだろう。以上で今回のプレイ日記を終了します。







 今回は貿易のことに重点をおいて紹介したので他勢力との争いについては省略しました。


 もし、争いの方にも興味があるという人がいましたらぜひ感想をください。お待ちしています!


 それでは、おつきあいくださり、ありがとうございました!








 (・・・あれ。そういえばはじめてまともにゲーム紹介になっている!?





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