第571弾
三國志[
本日は2012年11月に募集したミニアンケの結果発表。
テーマは「諸葛亮孔明の息子、諸葛瞻をどう評価しているか?」です★
![]() マニアックな武将ですね。 実力以上の地位についてしまった人という評価が多い人物です。 「能力はさほど評価するほどではないが、国家を守り父の志を継いで忠孝を 尽くそうとした点は評価した」とありますし、 能力的な面で評価されている人物ではありませんね。 偉大な父を持つゆえに苦労した人というイメージです。 当時の蜀は姜維が外征で国を消耗させ、内政では黄皓が専横していましたし、 仮に孔明に匹敵する能力を持っていても、力を発揮できる環境ではなかった 気がします。そういう意味では不遇の人ですね。 個人的には好きな人物ですよ。 |
![]() ![]() 諸葛せんの事を知ったのは横山光輝三国志の60巻でした。 孔明に息子がいたんだっていう印象だけでしたが、降伏する情けない蜀将より 歯応えのある人物であり、おたんこなすの劉前に最後まで忠誠を尽くし、 綿竹館を守って戦死。もっともっと活躍してほしかった人物であります。 ![]() 蜀の情けない武将よ、お前らは諸葛せんの垢のつめでも飲まんかい、 降伏などしおって! |
![]() 有名な父親を持つゆえに日陰な存在になる武将は歴史上多々います。 この三国志も例に漏れず、曹丕、劉禅、張虎、袁三兄弟などなど、 枚挙にいとまがありません。 この諸葛膽もまさにそんな一人。 諸葛亮を父に持つ彼ですが、諸葛亮の活動期間が235年までと比較的長く、 諸葛亮没後に頭角を表すのかと思いきや、遺志を継いだのは姜維であり、 まったくもって出番がありません。 以前よく見ていた中国の中央電子台が作成した『三国志演義』にも、 諸葛膽は援軍を待つべきとの周囲の意見を無視して出撃し、包囲された後に 先に戦死した息子の遺体に被さり戦死する、というシーンしか出番がありません でした。 政権内に蔓延る宦官を排除できなかったことから、コーエー三国志では政治力が 30代と低空飛行な評価が与えられてますが知力は70代を維持している模様。 個人的には無理な出撃で包囲され、挙句は戦死したのだから50程度で充分な 気もします。 ちなみに自分がよく遊んでいるアーケードゲームの三国志大戦では2、3と登場。 2の時のカードは機動力のある騎兵でコストが1と身軽なことから、 潜んでいる伏兵を探したり、本隊から分離して別働隊として敵城を攻撃したりと かなり活躍していた印象があります。 さらにピンポイントで落雷を落とせるダメージ計略を所持していたので、超絶強化を する呂布をメタることが出来る、呂布使いからは噴飯物な性能を所持していました。 さすがにまずいと判断されたのか、3では1コスト騎兵であることは同じなのですが 計略はまったくの別物になり、まったく姿を見なくなりました。 この辺はある種史実に近い扱いかもしれませんw |
![]() 諸葛 瞻(孔明の長男)は、人畜無害過ぎて孔明の子供でもなかったら、 南蛮の武官くらいにしか使いません。(三国志シリーズ)、 軍師将軍というより普通の人って感じで「孔明の子」だからを最後まで つきとおした感じがします。 蜀が強かったら毛利元就の長男の毛利隆元クラス、蜀が弱かったから、 織田信長の子の織田信孝(言い過ぎ?)・柴田勝家の子の柴田勝元クラスに おちついた感じがします。諸葛懐(孔明三男)は、つつましい性格だなって 思いました。 諸葛家で異端児なのは諸葛格なのでしょうね。我が強い人って。 |
回答者の皆さん、ご協力ありがとうございました。
今回のアンケはネットで諸葛瞻っぽくない画像を見つけたのが動機で、深い意味はありませんw
今ひとつ評価が高くない「孔明の息子」ですが、私の好感度はかなり高いです。
劣勢に屈せず、そして呉の援軍を待たず突撃するあたりは妙に親近感を感じますww
ついでに諸葛瞻の子、諸葛尚(孔明の孫)もお気に入りの武将です。
時代は変わっても、傾国の祖国に殉じる熱き男たちの魂は永遠に不滅です☆