謎の最終防衛ライン


エースコンバット2は名作だ。とくにBGMがよくできていて戦場に非常にマッチしている。おかげでスピード感・緊張感を申し分なく高めてくれる。私は後半のほうのシナリオが好きだ。戦闘機は高性能だし、敵機も多いからやりがいがある。お気に入りは「最終防衛ライン突破」だ。このとき流れるBGMは今なお私のベストサントラに入っている。

それはいいとして、この「最終防衛ライン突破」に一点、、ふに落ちない事がある。このシナリオは文字通り敵の最終防衛線なのだが、なぜか超大型爆撃機(XB-10)が飛んでいるではないか。しかも異常にでかいくて硬い。「なぜだ?」最初にプレイしていたときは疑問を持ちながら撃墜はした。

ふに落ちない点は、なぜ戦闘機で攻撃してくるプレイヤーに爆撃機で迎撃するのか、というところだ。とにかく情報がほしいので中古本屋BookOffに行き攻略本を読んだ。(こんな事のために買いはしない)
この爆撃機は・・・・全長142mの戦略爆撃機・・・・らしい。それは見てはわかる。でも大事な防衛線にこんなのが防空してるんだろうか。結局謎はいまだに解けない。いやそれとも結論は私の予想どおりなのか。「敵さんは兵力も少なくなったから爆撃機で迎撃しようと思ったんだ。」という無理な推測だが・・・。
確かに同じ飛行機だ。空中戦もできるだろう。しかし所詮、爆撃機と戦闘機は水と油。交ぜってみても浮くのはそっちのデカブツのほうだ。

戦略爆撃機としてちゃんと使え!と心で叫びながらも、対敵するたびに機銃でいたぶりながら落としている。

文:ガードリーダー

XB-10

全長142mの大型爆撃機。後部に機関砲2門を搭載。