※このプレイ日記は2012年12月11日にスイマーさんが製作したものです。








GNEXTでの完敗に後がなくなったスイマー。

東京まで遠征して敗北のまま帰るわけにはいかない。









実質的に後援者としては先輩でありロングソード連合においては質問コーナーや

隊長の手記へのネタ提供など大きな貢献をしている奈々氏を打ち負かすという理由は

スイマーには実際ほとんどなかったが・・・・・

奈々氏に対し不満に感じていることが1つだけあった。









それは奈々氏の嫁である坂上智代の存在である。









 

Keyの代表作の1つ「CLANNAD」において発売当初よりファンのあいだで論争が繰り広げられていた。

それは古河渚と坂上智代、どちらが真のヒロインかという論争である。

公式では古河渚が正式ヒロインとされているものの、

keyは「智代アフター」なる外伝的かつ続編的な商品を発売。

アニメDVDでも智代と一緒になるという外伝的な話まで作られるという始末。

今ひとつ地味で他のヒロインに比べ人気投票などでは負ける古河渚。

これは正ヒロインと呼ばれるにはかなり苦しい状況である。








よろしい、「CLANNAD」の真のヒロインが誰なのかをゲームで決めようではないか。

古河渚派の代表を背負うものとしてこの戦いは負けられない。








 

「CLANNAD」のテーマは家族である。そして本編、智代アフターにも物語に関連して子どもがでてくる。

そこで今回、「きまぐれマイベィ」というゲームで対決が決定。











子育てをして最終的にステータスが高いほうが勝つというゲームである。

子どもの名前はそれぞれのヒロインの苗字に関連する子どもの名前とすることにした。





スイマー ⇒ 古河汐

奈々氏  ⇒ 坂上とも


坂上智代の女性としての良さは認める。古河渚とはすべて真逆のような能力。

2年も留年する渚に対し生徒会長をする智代。病弱の渚に対し不良をぶちのめす身体的能力を持つ智代。

主人公がいないと何もできない渚に対し、主人公に何でもしてあげる智代。

だがこの子育て対決だけは負けられない。これはなんとしても譲れぬ戦いである。








第618弾





きまぐれマイベイビィ










 

奈々氏の後ろにはうっすらと実体化した坂上智代が見える・・・なんという男だ。









 

ボードゲーム形式でありルーレットを回してゲーム開始。

序盤、CLAANADの原作のように汐が病弱体質に(汗)

雨のマスにとまると病気のアイコンが1つたまり3つ貯まると病気になって動けなくなってしまうのだ。

さらに対戦キャラと同じマスになると能力を奪ったり病気のアイコンを移したりもできるのだが、

先行していた汐はともに病気アイコンを移されてしまうという憂き目に。







このゲーム、先行するとボーナスも大きい分、後追いに追いつかれて同じマスに止まるとかなり辛い。

大きく引き離さなければ先行のほうが不利なのである。

ただし奈々氏の坂上ともも同じく病気がちではあったが・・・。








小学生編くらいまでは奈々氏の坂上ともに能力的負ける状況であった。

伊達に奈々氏、坂上智代に育てられてはいないステータスである。



だが中学、高校生編となりカードの有効利用ができるようになって形成は逆転。

ネタゲームながら大学時代はよく仲間と遊んだだけあって運の要素の強いゲームながら

勝率を上げる方法を知っていたスイマー。

桃鉄でいうところの「特急カード」で大幅に奈々氏から先行することに成功。

先行は能力アップや貰えるボーナス資金が大きくそのお金でさらに移動力を上げるカードを購入し

引き離すという作戦を決行した。








智代とともは所詮は異母姉妹。真の家族愛に勝てるはずもない。







 

結果、知性では劣ったものの他のステータスと資金で奈々氏を撃破。圧倒的な勝利だ。

きまぐれマイベィ対決は、古河汐の勝利で幕を閉じた。

最終的に奈々氏との戦いは1勝1敗の引き分けで終わった。


ゲーム自体は勝敗に関らずそれぞれのプレイヤーにエンディングがあり、

古河汐は旅館の女将、坂上ともは教会のシスターになったというエンディングで幕を閉じた。

ステータスでの勝敗はついたものの、坂上ともも立派に育ったといえよう。









クラナドの作品上では古河渚と坂上智代が争う場面はほぼ皆無。

むしろ留年した渚を気遣う姿さえみせる坂上智代は非常にできた女性である。

真のヒロイン対決もここは引き分けと判断することとしよう。















この戦いの数日後、スイマーは次なる目標に戦いを挑むことになる。

この時、奈々氏は知る由もなかった。












 

次の相手との1戦のためにこの戦いがあったという事実を。






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<あとがき>


今回は奈々氏さんと行った平成24年のゴールデンウィーク前半のリアルファイト

プレイ日記化させていただきました。

当日は水泳の試合のあとということもあり群馬からフラフラになりながら駆けつけた思い出があります。

地震があったり、宿泊先でスーパーファミコンができなかったりとトラブルだらけでしたが

楽しい日を過ごせたこと、この場で感謝したいと思います。


スイマー