※このプレイ日記は2012年12月4日にHP後援者のさんが製作したものです。




第631弾





プライムゴール









一度作ってみたかった正統派S型プレイ日記。

チェス党=トンパチの期待を大きく裏切り、フツーーーにお送りします。









題材ゲームはナムコが発売した、1993年発売のプライムゴール。












時はJリーグ発足元年。

小学生達の”サッカーゲームがしたい!”の熱い願いを叶えてくれた、

プロサッカーゲームの先駆け(多分)である。













余談だが、当時のJリーグ人気は凄まじく、カード欲しさにJリーグチップスを大量購入し、

道端に捨てる輩もいたものだ。

私はそれを大量回収し、堂々と道端で美味しく頂いていたのはココだけの話であるw










 

当時サッカーゲームといえば、まだ国内リーグが無かったので海外を舞台としたものか、

”くにおくん””キャプテン翼”といった、少々荒唐無稽なものばかり。












日本人が実名で登場する本格派のサッカーゲーム登場には、

アンチサッカーの野球少年だった自分ですら、大いに興味を惹かれたものである。










 

が。

見た目こそマトモだったが、エラく適当で、特にCPU戦はハチャメチャに簡単だった

記憶ばかりが残っている。









あれは、自分の記憶違いだったのだろうか?

その疑惑を証明する為に、実に10数年ぶりにソフトを起動させてみた。














舞台設定は対CPU戦の5分ハーフ。

勿論難易度は『本気』だ。

しかし、『手抜き』と『本気』とは、随分と人を喰った仕様であるw











今現在J1が何チームかも知らない分際でありながら、

「そうそう、Jリーグ発足当時は10チームだったな」などと、呟きつつ、

とりあえず自軍に地元サンフレッチェ広島を選択。











当時はやたら、「チーム名は三矢の教えが由来」、と聞かされたものである。











・・・そして私は素直な小学生では無かったw















相手は亡霊、横浜フリューゲルス。

(今改めて思うが、このマスコットキャラは何がモチーフなのだw?)

今は横浜Fマリノスの”F”という形で、その名をかろうじて後世に繋いでいる、

まさにF(ファントム:亡霊)であるw(ファンの方がいたらごめんなさい)










 

スターティングメンバー。

懐かしい・・・というか、サンフレッチェですら大半が分からないw

ただ、現監督(作成時2013年2月時点)が現役に名を連ねているのには

時代を感じてしまうところだ。













さて、キックオフ。

まずは肩慣らしに・・・とセンタリングを当時”アジアの大砲”と呼ばれたFW高木に集める。

得意シュートはヘディングの筈だ。

サッカーは本当に詳しくない私だが、私の友人達は










「ほぼ不発弾しか詰まってなかった」

と、当時を懐かしんでいたのだが、その砲撃力やいかに?

だが、懸念は一蹴される。










見事に敵陣に着弾。

そして自分は確信する。記憶違いでもなんでもない。

「クソほど簡単だ、このゲームw」

俄然、突撃精神に火が着いた。

完膚なきまでに叩きのめしてくれるわッ!と、猛攻を開始。











センタリングを高木に集め、一気呵成に敵陣ゴールに雪崩れ込む。

ゲームの仕様上、選手交代も出来ないのでフリューゲルスイレブンはピッチ上で存分に

蹂躙される羽目に。








 

結果、フリューゲルスはあっという間に大炎上。












特にキーパー中河は、かの森崎君以上に、駄目キーパーの烙印を押されることになるだろうw











前半終了。高校野球の地区予選みたいなスコアである。

さて後半。










今度は高木に変わり、もう一人のFWにボールを集める。

(当時は漢字が読めずロだとかリョだとか呼んでいたが・・・多分、ノ・ジュンユン選手だと思われます)



実はここからが本領発揮。クソゲーたる由縁を暴露しなければならない。

このゲームの致命的欠陥。絶対止められないシュート。











このポジションから。











左へ曲がるバナナシュートを放つ。











キーパーは絶対取れません。

画面右から左へ攻める時のみ使える、イカサマの如き欠陥だ。

対人戦で使う場合は、リアルファイトの覚悟が必要だろうw


完膚なきまでの砲撃を止めるすべは無く、途中、虚しさから飽きそうになってしまうが、

そこは勝負事である。









抗戦意欲を粉砕する一撃。













結果はご覧の通り。

操作感覚をもっと取り戻せば、25点。冷徹に記録を狙えば30点は取れそうだ。










高木&廬の両選手で叩き出した得点は実に17点。

感傷深い筈の10数年ぶりのプレイは、なんとも大味な結果となってしまった。












ちなみに、このゲームにはリフィティングゲームなるオマケがついているのだが、

こちらはシンプルかつシビアなゲーム性故に、やたら奥深い仕様となっている。











当時から苦手だったが、今やってみると良いのか悪いのかよく分からない評価に。

当時は小学生だった。

年月は人を変えてしまうものである。



今の私は・・・












サッカーより、後ろのお姉ちゃんが気になってしょうがないです。




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余談。








せっかくなのでコイツの正体を調べてみました。












ムササビだそうです。

案外、見たまんまでした。












(空中浮遊)










(ジャンプしながらも気になる後ろ)












(ムササビ・ファンタジスタ)