※このプレイ日記は2013年5月10日に後援者の高天神さんが製作したものです。


第703弾

PowerDolls2Title

POWER DoLLS 2


〜ブリーフィング〜

Icon(高天神) 訓練Mission「ナイトクルーズ」
目的は下記図の「目的地」に保管されているターゲットを奪取すること。
なお、本ミッションでは出撃/離脱できる地点があらかじめ決まっている。

Mission1Breefing01

Icon(ミリセント) 事前に収集した情報によると、敵味方の戦力は次のようになっています。

味方
PLD : 3機
PLD : 16機前後(うち最低4機は目的地周辺警備のため、動かない)
MBT(戦車) : 若干数
車両 : 16両前後

Icon(ミリセント) PLDだけで5倍。車両も勘定に入れると10倍もの差ですね……

Icon(高天神) 「味方と敵との戦力差が圧倒的に異なる」の意味がわかるだろう?
パイロットの能力はこちらが上だけど、真正面から戦ったんじゃ、まず勝ち目はない。

Icon(ミリセント) 現在、次に述べる作戦案が初期提示されています。


  1. 部隊を2つに分け、1隊が陽動としてマップ南の巡視艇を爆破
  2. 目的地付近の敵が南へ移動した隙をついて、もう1隊が北から目的地へ接近しターゲットを奪取

Mission1BreefingPlanA

Icon(ミリセント) この案に沿って進めますか?

Icon(高天神) いや、今回は次の作戦案でいく。


  1. 全機を1つの部隊にまとめ、北から目的地へ接近し、目的地付近の敵を排除
  2. その後、ターゲットを奪取

Mission1BreefingPlanB

Icon(ミリセント) いきなり、当初の作戦案と全然違っちゃってませんか?

Icon(高天神) これにはちゃんと理由がある。
今回、敵戦力のうち、少なくともPLD4機が目的地付近から動かない事が分かっている。

Icon(ミリセント) はい。

Icon(高天神) だから、隊を2つに分ける作戦をとった場合でも、
北の部隊は陽動後すぐに目的地に近づける訳じゃない。

Icon(ミリセント) 目的地付近を動かないPLD4機を倒さないといけないから……ですね。

Icon(高天神) 一方、陽動によって南へ移動した敵は、
巡視艇付近を調査後、何もなければ北へ戻ってしまう。

Icon(ミリセント) 南の部隊が近づいてきた敵に対して攻撃を加えれば、
しばらくひきつけておく事が出来るのではないでしょうか?

Icon(高天神) 確かにそうなのだが、敵に近づきすぎると袋叩きにあうし、
離れすぎると敵が北へ戻ってしまう。

Icon(ミリセント) 初めての人に、このあたりのさじ加減を見極めるのは、
ちょっと難しいという訳ですか。

Icon(高天神) 一方で、私の提案した作戦は、
目的地に向かってちょっとずつ進みながら発見した敵を倒していく、
という手順をとるから初めての人でもやりやすい。

Icon(ミリセント) しかし、それでも10倍の敵とやりあうのは無謀なのでは?

Icon(高天神) その通り。そこで工夫として、北から目的地へ接近する際に通る、
この狭くなっている部分(○で囲った地点)を利用する。

Mission1BreefingPlanPoint

Icon(高天神) このMissionの敵は、
攻撃されたり索敵によってこちらのユニットを見つけたりすると、
その方向へ寄ってくる性質がある。

Icon(ミリセント) その性質利用し、敵部隊をここに引き寄せる訳ですか。

Icon(高天神) そう。隘路だから、敵は戦力を横に展開できず、
小出しにするしかない。

Icon(ミリセント) こちらは、逐次近づいてきた敵を各個撃破することができますね。

Icon(高天神) これを繰り返して、動く敵を片付けたら、改めて目的地へ接近し、
目的地付近の動かない敵を排除すればいい
わけだ。

Icon(ミリセント) なるほど、見事な作戦ですね。

Icon(高天神) ……ま、これはガイドブックの受け売りなんだけどな。

Icon(ミリセント) (ガクッ)なんですか、それは!

Icon(高天神) いや、初めてプレイした時、初期作戦案で15回くらいトライして、
ことごとく全滅の憂き目にあったんでつい……若気の至りってやつさ。

Icon(ミリセント) 失礼ですけど、よくそんなので特務大尉までいけましたね?

Icon(高天神) ヒントなしで最初からクリアできるなら、今頃大佐ぐらいにはなっているさ。
それに、後になってから、ちゃんと初期作戦案でトライしクリアもしている。

Icon(ミリセント) そうなんですか? 失礼しました。

Icon(高天神) ま、これで作戦が決まったわけだ。
お次は機体及び装備の設定と、部隊の編成に行こう。


〜部隊編成〜

Icon(ミリセント) 当初の作戦案に沿って、機体及び装備の設定と、
部隊の編成がされていますね。

Mission1Grouping01


Icon(高天神) 今回は、説明も兼ねて最初から設定し直すことにしよう。
まず、機体の選定だ。

Icon(ミリセント) このゲームでは、PLDの分類として次の3種類が登場します。


通常型

X4

一般的な性能を持つ
両肩に武器の装備が可能

索敵型

X4R

通常型より索敵可能な範囲が広い
装甲は通常型より薄い
左肩にのみ武器の装備が可能

強襲型

X4C

装甲は通常型より厚い
両肩とも武器の装備は不可能


Icon(ミリセント) 基本的には、1部隊につき、索敵型が最低1機必要と考えるといいでしょう。
残りは通常型をメインに、適宜、強襲型を混ぜていく形になります。

Icon(高天神) 今回は、火力を重視し、通常型2機、索敵型1機でいこう。
索敵型に搭乗させるパイロットは「索敵技能」を持つキャラクターを選ぶとなお良い。

Icon(ミリセント) 次は、機体に取り付ける武器等の設定ですね。

Icon(高天神) 武器は、手に持つタイプのものと、肩に取り付けるタイプのものが存在する。
これに加え、武器の性質によって次の3種類に分類される。

直接攻撃兵器(「型」が「D」で始まる)
キャノン、アサルトライフル、サブマシンガンなどが該当する
索敵範囲内にいる敵に対してのみ攻撃が可能
敵との間に遮蔽物があると、攻撃できない
間接攻撃兵器(「型」が「R」で始まる)
グレネードランチャー、ロケットランチャーが該当する
任意のヘックスに攻撃が可能(索敵範囲外のヘックスでも可能)
敵との間に遮蔽物があっても、攻撃が可能
ミサイル兵器(「型」が「M」で始まる)
各種ミサイルが該当する
索敵範囲内にいる敵に対してのみ攻撃が可能
敵との間に遮蔽物があっても、攻撃が可能
敵との距離が6ヘックス以上離れていないと攻撃できない
デコイによって回避されたり、アサルトライフル、サブマシンガンなどによって迎撃されたりする事がある

Icon(高天神) 特に、キャノンとミサイルは、使用する弾薬にも種類がある。

キャノンの弾薬種類

徹甲弾
戦車及び車両に有効。一方でPLDにはほぼ効果なし
榴散弾
PLD及び車両に有効。一方で戦車にはほぼ効果なし
煙幕弾
煙幕を発生させる。ダメージを与える事はできない

ミサイルの弾薬種類

対戦車弾頭
戦車、車両及びPLDに有効
対空弾頭
ヘリコプター及び航空機に有効
両用弾頭
全ユニットに有効だが、専用弾頭より攻撃力は劣る


Icon(ミリセント) 武器選択のポイントはどのような所でしょう?

Icon(高天神) 私の考えはこうだ。

手持ち装備

  1. どちらかの手には、アサルトライフル、サブマシンガン、ガトリング砲のいずれかを持たせたい
  2. 射程重視ならアサルトライフル。「臨機射撃」できる点を重視するなら、サブマシンガンかガトリング砲
  3. 余裕があるなら、もう片手にはグレネードランチャーを持たせる
  4. 索敵機の場合は、索敵範囲を広げるためにマルチセンサユニットを持たせる手もあり

肩装備

  1. 基本は、どちらかの肩にキャノンを取り付ける
  2. キャノンの弾薬は、出現する敵の種類によって決めると良い
  3. 戦車が多く出現するMissionなら、対戦車弾頭を積んだミサイルを1人か2人に装備させると楽
  4. ヘリコプターが出現するMissionなら、対空弾頭を積んだミサイルも必要


Icon(ミリセント) 今回はどういった設定にしましょうか?

Icon(高天神) まず、ヘリコプターは出現しないから、対空装備はいらない。
戦車も若干数だから、徹甲弾を少しばかり持っていけば、ミサイル無しでも十分。
あとは、手持ち装備としてアサルトライフルとグレネードランチャー。
最後に、予備の弾薬等をポケットにつめれば準備完了だ。

Mission1Grouping02


Icon(ミリセント) じゃあ、いよいよ出撃ですね。


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