第708弾
ゼロパイロット 第三次世界大戦1946
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第704弾の後日談というわけじゃありませんが・・・
本日はPSPソフト【ZEROPIROT第三次世界大戦1946】を使用し、
一式戦闘機「隼」でB-29が撃墜できるのか試してみました。
B29といえば1万メートルの高空を悠々と飛び、大量の爆弾をバラ撒いていく超・空の要塞。
この圧倒的な兵器の前に日本軍はごく一部の航空機・高射砲を除いて全く無力だったそうです。
一式戦闘機(通称:隼)は日本陸軍を代表する戦闘機。
軽快な運動性が売りですが、武装は貧弱で高高度性能も低いと言わざるを得ません。
戦闘機相手ならまだしも、超重爆B-29を隼で撃墜するのは文字通り至難の技。
戦うまでもなく、結果は誰の目から見ても明らかですが・・・・
日本製のゲームということでゲームではあっさり撃墜できましたw
12.7mm機銃が二門という、爆撃機を落とすには実に心もとない武装ながら
B-29はろくに回避運動をしないので七面鳥撃ちが可能です★(注:調子に乗ると撃墜されますw)
・・・・・まさか一式戦でクジラ狩りができるとは思いませんでした。
アドバンスド大戦略では絶対に不可能なプレイです(苦笑)
・・・・ということで、本日のレポートはこれでオシマイなんですが、
せっかくなのでこの場を使って例のミニアンケの結果発表を行いたいと思います。
2013年のお正月に募集したこのアンケ↑です★
柳 軽快に空を舞い獲物を仕留める、名は体を現す印象ですね。 ただ、ゲームの影響からなのでしょうが、豆鉄砲の印象が強いです。 実際性能でも、他の戦闘機より数段格落ちしていたのでしょうが・・・ それでもバージョンチェンジを繰り返し5000機以上も製造されている ワケですからね。 後世の人間の物の見方はさておいて、現場では確固たる存在感を 示していた機体なのではないでしょうか。工業製品としての信頼感が 無ければ、戦場で命を預けられないでしょうから。 稼働率が悪かった機種、三式戦や大戦末期の四式戦の説明などを 読んでいると、尚更そう思います。いくらハイスペックであろうと、 いざって時に飛べないなら飾りにもならないでしょう。 歴史の教科書には載らない穿った見方でしかないので、タイムスクープ ハンターにでも取材して貰いたいですね。 「高性能というイメージの無い機体だが、実際はどうだったのだろうか?」 とかナレーションして・・・って、まず題材にはならないでしょうがw 余談ですが世界最速の市販ニ輪車は”隼”っていうんですよね。 強烈なインパクトを誇るバイクなんですが、私が高校生の頃、 「せめて飛燕か疾風なら格好良いのに」・・・と、実にワケの分からん事を 言っていました。痛い奴ですね(苦笑) |
ぼーぱるばにー 大戦初期を支えた名機であることは歴史が証明していますが、 いささか武装が貧弱すぎると思います。 炸裂弾が使用可能とはいえ12.7mm二門ではどうにも・・・。 翼内砲が装備できないのは痛かったですね。 せめて20mm装備の三型乙が開発されてればと思います。 あとは米軍機と比べて劣速なのも問題ですね。 図太くなってもいいですので1500馬力級の火星エンジンを搭載すべき だったかもしれません。 |
キリュウ 一式戦ですか。生産数では零式艦戦に次いでの二位ですね。 本来なら百式戦でデビュー出来てたのに、九七戦に勝てる格闘能力を 求められたばっかりに・・・正式化が遅れたってのがマイナス点ですね。 ある程度の装甲もあった為、ルーキーの生存性は零戦より上と聞いた 事があります。「敵は落とせないが、落とされることも無い」・・・とか。 あとは・・・武装が残念ですよね。 後に12.7mmを積むとはいっても・・・ねぇ? 嫌いじゃないんだけどな、隼。 |
奈々氏 それはもう勿論!としか言いようがありませんね! すでに大戦末期旧式機でありながらP51やP47相手に善戦して 敵新鋭機を多数撃墜しているその快挙はすばらしいと思います。 零戦と比べると火力はありませんがその分、配備当初から防弾性能 などある程度搭乗員を守ろうとする気遣いがあるのもいいですね。 搭乗員の皆様の腕のよさもあるとは思いますが、このキ43の性能の よさ操縦性のよさを物語っておりますね。 しかし流石に最強武装が一式12,7ミリ固定機関砲×2のみだったのが 少し泣けますね。 マ弾を使えばB−24とて簡単に撃墜可能だったみたいですが 20ミリを搭載した海軍機やM2機関銃を6〜8丁も積んだ米軍機に 比べるといささかどころかかなり劣りますよね…。 しかし、そういうところも一式戦闘機キ43の魅力でもありますね! よく引き合いに出される零戦ですが 個人的には零戦よりもこのキ43の方が好きですね。 |
セロ この機体はここ十年ぐらいで評価を一新させた機体だと思います。 2000年以前の作品であるワールドアドバンスド大戦略では 零戦より能力が低く使い辛い機体でしたが、 最近の資料では概ねそれなりの評価を受けていますね。 私自身は「旧日本軍弱小列伝」という閉鎖れてしまったサイトを見るまで あまり評価していなかったのですが、 それ以来いろいろ調べてみると意見が変わりましたね。 客観的に見ると、 早期に防弾鋼板を備えた点が高評価です(欧米では当たり前ですが)。 零戦では52型の後期型までなかった装備です。 また、低空での低速からの加速力が高く、 米軍のP51やP47を引き離したというエピソードもあったはずです。 新人にも扱いやすい機体で、機械的信頼性も高く、 当時の日本の実情にマッチした良作機のイメージですね。 逆に疾風や雷電、紫電改は高性能ですが、機械的信頼性に乏しかった イメージが強いです。 必ずしも一線級の戦闘機とはいえないかもしれませんが 一定の活躍をしたという点で個人的には高評価です。 最近は陸軍機の方が好きになりつつあります。 海軍は零戦の後継機の開発に失敗したイメージが強い(雷電、紫電、 紫電改はいずれも登場が遅い)ですが、 陸軍では曲がりなりにも隼、鍾馗、屠龍、飛燕、疾風、五式戦と戦闘機の 開発に成功していますからね。 |
柳さん、ぼーぱるばにーさん、キリュウさん、奈々氏さん、セロさん、ミニアンケへのご協力
ありがとうございました★
私自身は大戦末期の航空機以外はなかなか興味を持たないのですが、それでも
一式戦闘機は「美しい形をしてるよなァ」と心から思います。
皆様の回答も見識深くそれぞれの思いを感じますが、中でも柳さんの回答には驚きました。
タイムスクープハンターで取材してくれたら、おそろしく面白そうですw
・・・・・と、私がチェス党の意見に賛同するのは初めてかもしれませんね(苦笑)
軍事に関心のない方にはチンプンカンプンなアンケ結果でしたが、
またこんな聞き取りをやっていきたいです★