※このプレイ日記は2013年5月11日にセロさんが製作したものです。




第716弾

 

〜 アドバンスド大戦略 〜

鋼鉄の戦風

作戦ファイル

 

 








今回はセガサターンの名作

「ワールドアドバンスド大戦略」

「作戦ファイル」

を紹介いたします。

 

 

 

LS連合にはミリタリー好きが多いため、

プレイ経験者も少なからずいるでしょうな。

 

 

 

そんなに面白いの?

 

 

 

そうですね。

いいところはたくさんありますが、

 

何といってもまず

良好な戦闘バランス

挙げられます。

 

 

 

前作のMD「アドバンスド大戦略」

超絶難易度だったらしいですが、

これはライトゲーマーにも受け入れられるように

バランス調整がされています。

 

 

 

私自身、大戦略はこのソフトが初めてでしたが、

ほとんどやり直すこともなく、クリアーすることができました。

 

 

 

簡単すぎたりしないの?

 

 

 

不思議とそういうイメージはありませんでしたね。

これはやはりバランス調整の妙ゆえでしょう。

ここから制作スタッフの優秀さが伺えますね。

 

 

 

舞台が第二次大戦ゆえに

セロ殿が親しみやすかったというのも

多分にあるでしょうな。

 

 

 

他に良いところは?

 

 

 

グラフィックも抜群でしたね。

ユニット紹介時のグラフィックも

戦闘アニメも

当時としてはかなりレベルが高かったように思います。

 

 

 

SBCヘルダイバーに急降下爆撃を受ける大和

 

 

 

敵の大型艦船に急降下爆撃を仕掛けるシーンは

今でも感動ものです。

 

 

 

この手のマニアにはたまらない瞬間ですな。

 

 

 

難点はないの?

 

 

 

あえていえば

戦闘シーンの読み込みに時間がかかるため、

時間短縮のために

戦闘アニメをOFFにしてしまう点でしょうか。

 

 

 

そうでもしないと後半のマップは

1ターンに何十分もかかってしまいますからな。

 

 

 

敵の思考時間というがやや長い点も

マイナスといえばマイナスですね。

 

 

 

それほど気になる点ではありませんが。

 

 

 

もうひとつ気になる点は空陸一体のマップのために、

航空機がいると、

戦車や歩兵がそのヘクスに侵入できない点です。

その逆も然りですが。

 

 

乱暴にいえば、

輸送機が橋の上にいると

戦車の大群を足止めできてしまうのです。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

この点は後の作品で改善されたようですが。

 

 

 

一説によると、

空陸分離のマップシステムになったようですな。

 

 

 

 

 

 

 

〜 ユニット紹介 〜

 

 

 

 

 

いくつかユニットを紹介しましょう。

 

 

 

マニアックなユニットも多数登場する作品ですので、

なかなか興味深いですぞ。

 

 

 

歩兵

 

 

 

日本軍を象徴するユニットです。

 

 

 

ただの歩兵?

 

 

 

ただの歩兵ではありません。

他国の通常歩兵が軒並み移動力3の中で

唯一移動力4という怪物ユニットです。

 

 

 

移動力3と移動力4の違いは

SLG好きならお分かり頂けるでしょう。

 

 

 

近衛兵

 

 

 

歩兵が経験値を積むと近衛兵に進化します。

 

 

 

移動力4は健在であり、

なおかつ若干の対空能力を備えているため、

練度を上げれば

航空機を撃墜することも可能になっております。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

震電

 

 

 

ミリタリーマニアの心をくすぐる

伝説の機体震電です

 

 

 

史実では未完の試作機であり、

その特異なフォルムと

B29撃墜の切り札的存在として

ファンが多い機体です。

 

 

 

震電 VS B29

 

 

 

日本軍敗戦の最終マップ「本土決戦」

B29の後ろ上方から

震電が襲いかかるシーンは感涙ものです。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

五式30ミリ機関砲が

B29の分厚い装甲を貫くシーンは手に汗を握ります。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

ついに念願のシーンに到達したかと思うと

震えが止まりませんよ!!

 

 

 

セロ君が

だんだん危ない人に見えてきたわね。

 

 

 

語らせてあげてください。

そのテのマニアなのです。

 

 

 

生温かい目で見守ればいいのね?

 

 

 

その通りです。

 

 

 

そういえば奈々氏さんはこの機体のファンらしい。

 

 

 

五式戦闘機

 

 

 

三式戦闘機飛燕から進化させた機体であり、

大戦末期の日本陸軍航空機の中で、

米軍の主力となるP51FF

互角に戦えたといわれています。

 

 

 

たしか隊長が好きな機体でもありましたな。

 

 

 

しかし、ゲーム中ではイマイチ使えません。

 

 

 

そうなの?

 

 

 

飛燕優先度16の優秀な機体だったのですが、

なぜか五式戦闘機になると優先度が14に低下します。

 

 

 

優先度が高いほうが

先制攻撃を仕掛けるため、

敵に攻撃を受け、消耗したあとでの反撃では

大きな損害を与えることはできません。

 

 

 

なるほど。

 

 

 

ちなみに史実の大戦終盤に活躍した

一線級の戦闘機(紫電改、疾風、P51など)は

優先度16のため、それ未満の能力では活躍し辛いですね。

 

 

 

本来は飛燕の液冷エンジンを空冷エンジンに換装し、

機体重量を300キロ以上軽減させて

運動性を向上させた名機なのですが。

 

 

 

橘花

 

 

 

海軍のジェット戦闘機橘花です。

 

 

 

史実では攻撃機として用いるつもりだったようですが、

戦闘機型も存在するようなので、

おそらくそちらのデータでしょうな。

 

 

 

この時代にジェット機は珍しいわね。

 

 

 

海軍機にもかかわらず、

何故か陸軍機の五式戦闘機から進化する

謎の機体です。

 

 

 

同じような機体デザインの陸軍機

キ201火龍と混同した可能性がありますな。

 

 

 

優先度18はなかなか優秀ですが、

前述の震電が優先度20のため、

趣味の領域を出ない存在ですね。

 

 

 

四式中戦車 チト

 

 

 

まともな戦車がいなかった

日本陸軍の期待の星

四式中戦車です。

 

 

 

それなりの性能を有した機体ではありますが、

列強の強力な重戦車(アメリカのM26、ドイツのティーガーU、ソ連のJS2)と

戦うのは厳しいですな。

 

 

 

日本軍の戦車は貧弱だったって聞くけど。

 

 

 

残念ながら事実です。

 

 

 

史実では

75ミリ56口径の五式戦車砲

搭載しているはずなのですが、

何故か38口径となっています。

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

ちなみに三式中戦車は75ミリ38口径のはずですが、

ゲーム中では31口径の砲を搭載しています。

 

 

 

おそらく参考資料が古かったのだろう。

 

 

 

XP79 フライングラム

 

 

 

アメリカの試作機フライングラムです。

 

 

 

ゲーム中最高レベルの対空攻撃力160

優先度20を併せ持つ怪物です。

 

 

 

日本軍による

アメリカ上陸作戦で出会うことになりますが、

はっきりいってこの段階では

手も足も出ません。

 

 

 

そうなの?

 

 

 

この段階では

日本軍航空機の優先度は14〜16が限界のため、

一方的に撃墜されます。

 

 

 

直接戦闘は避け、

高射砲による間接攻撃に徹するしかありませんね。

 

 

 

史実ではロケットエンジンで開発しようとするも失敗。

その後、ターボジェットエンジンに換装しますが、実験中に墜落。

開発中止となります。

 

 

 

強靭な翼による体当たり攻撃機という噂もありましたが、

俗説であり、真実ではありません。

 

 

 

Ta152H

 

 

 

高空性能に難があったFW190の改良型である

FW190D9(ドーラ)を更に改良した機体です。

 

 

 

一部では究極のレシプロ戦闘機ともいわれています。

 

 

 

松本零士のアニメ作品

「成層圏気流」に登場した機体でもあり、

人気はかなりのものといえます。

 

 

 

そんなに優秀なの?

 

 

 

残念ながらエンジンが予定ほどの性能を出せず、

実際の戦闘力はFW190D9と同程度だったといわれていますね。

 

 

 

Me262

 

 

 

大戦末期のドイツ上空を守った守護神Me262です。

 

 

 

その速度は凄まじく、

当時の一線級戦闘機の速度が

650km〜700kmだったのに対し、

870kmという馬鹿げた速度を誇っています。

 

 

 

凄まじいわね。

 

 

 

ゲーム中でも

対空攻撃力140、優先度22という怪物じみた数字を誇り、

守護神の名にふさわしい活躍を見せます。

 

 

 

松本零士の「ザ・コクピット」のエピソードの一つ

「ベルリンの黒騎士」にも登場しております。

 

 

 

あれは切ない作品でした。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

 

 

〜 トンデモユニット紹介 〜

 

 

 

さて、ここからはこの作品の3大トンデモユニットを紹介します。

 

 

 

トンデモユニット?

 

 

 

驚きのユニットでございます。

 

 

 

・・・・・これは!!

 

 

 

 

 

 

キョウリュウ

 

 

 

まずはキョウリュウです。

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

「鋼鉄の戦風」のキャンペーンモードでは

日本軍の所属で登場しますが、

この画像は

「作戦ファイル」のマダガスカルというマップに

登場するものを使用しております。

 

 

 

対空攻撃力100、

対戦車攻撃力150、

対歩兵攻撃力150、

優先度30という

ケタ外れの戦闘力を誇り、

移動力の低さに目をつぶれば最強の陸上ユニットといえるでしょう。

 

 

 

ちなみに攻撃方法は口から火を噴きます。

 

 

 

戦車を焼き尽くすキョウリュウ

 

 

 

・・・・・・ゴジラ?

 

 

 

機械化兵

 

 

 

お次は機械化兵です。

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

「鋼鉄の戦風」のキャンペーンモードでは

アメリカ軍の所属で登場しますが、

この画像は

「作戦ファイル」のマダガスカルというマップに

登場するものを使用しております。

 

 

 

重戦車並みの対地防御力80をもつ怪物で、

歩兵にもかかわらず40ミリ機関砲搭載しています。

 

 

 

歩兵が片腕で40ミリ機関砲を使用できるかはですが。

 

 

 

無反動機関砲でも開発したのだろうか?

 

 

 

もしくはパワードスーツのようなシステムで

反動に耐えているのかもしれませんな。

 

 

 

・・・・・SF世界の兵士みたいね。

 

 

 

ハウニブ

 

 

 

ドイツの最強航空機ハウニブです。

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

矢追純一の本によれば、

ドイツは大真面目にUFOを開発していたとされています。

 

 

 

対空攻撃力160、優先度24は紛れもなく最強の飛行ユニットです。

 

 

 

ちなみに75ミリ砲は

ドイツのX号戦車パンターのものを搭載していたといわれていますが・・・・

 

 

 

75ミリ砲?

 

 

 

・・・・・レーザー攻撃?

 

 

 

変わった75ミリ砲ですな。

 

 

 

キョウリュウ対ハウニブは紛れもな名シーンだろうな。

 

 

 

キョウリュウ VS ハウニブ

 

 

 

世界観が違う気がするんだけど・・・・・

 

 

 

 

 

〜 そして 〜

 

 

 

ユニット紹介はこんなところでしょうか。

 

 

 

艦艇の紹介はしなくていいの?

 

 

 

残念ながら艦艇はそれほど得意なジャンルではありません。

通り一遍の知識しかないので

連合の皆さんにお見せする程のものは持っておりません。

 

 

 

戦車の知識も、当時はそれほどではなかったため、

紹介が航空機に偏ってしまいましたな。

 

 

 

やりこんだといえるのは日本軍ルートだけのため、

他国の兵器の紹介がおざなりになってしまいました。

 

 

 

なるほどね。

 

 

 

現状の知識で艦艇の紹介をやれば、

ナギさんを筆頭に総ツッコミを受けてしまいそうで怖い。

 

 

 

・・・・・呑気にレビューを

している場合ではありませんぞ。

 

 

 

おお!!

あなた様は!!

 

 

 

 

 

 

長剣連合随一の智謀を誇る蒼皇参上!!

 

 

 

・・・・・何か御用ですか?

 

 

 

何ですか?

その含みのある物言いは?

 

 

 

あなたと関わるとロクなことがないのですが。

 

 

 

それは気のせいです。

 

 

 

それよりどうしたの?

 

 

 

隊長からの作戦書をお持ちしました。

 

 

 

作戦書?

 

 

 

ガダルカナル島に展開する

アヴァロン軍撃滅せよとのことです。

詳細は作戦書をご覧ください。

 

 

 

よりによってガダルカナル島か・・・・

 

 

 

苦戦は必至ですな。

 

 

 



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