※このプレイ日記は2013年4月14日にHP後援者のさんから頂いたものです。











 ・・・来てしまった。



 おお!
最近では半ば隊長直属部隊の一員と化しているすずこう殿!

監視任務ご苦労様であります!



 とってもイヤだったんですが、全年齢向けのゲームだという事で、

やむなく引き受けました。



 いかにも。本作は決してエロゲーなどではございませぬ。











 思わせぶりな演出に何度となく突撃命令を下そうと、そこは全年齢向けゲーム。

その願いは決して叶いませぬ。



 ハッ、
それらの行為は全て厳禁であります。



 それを聞いて安心しました。













 本番がNGだからと言って、ケ〇の方ならOKだとか、

そんなマニアックプレイも許されませんぞ♪



 ・・・今度そのネタふってきたら、
レバー目掛けて左中段蹴りが飛びますよ。























第720弾






ウマドンナ2


PartC










 副総裁と三号殿が不在だと、実に平和だ・・・。



 
副総裁はおいでか?



 いや、生憎今は不在なのだが・・・。



 左様か。
無事、馬になられたわけだな。



 何?貴様、何故その事を・・・?



 通りで手薄なワケだ。
ただでさえ守りが脆弱なチェス党が、これではなぁ。



 ん・・・貴様、どこかで?



 この有様を蒼皇殿に見られた日には・・・クク。
















レース云々よりも、まず陣営の立て直し。

それが柳に付き付けられた直近の至上命題であった。













 副総裁、まずは?



 厩務員のあすか殿からだな。
世話人が世話をされるなど、本来であれば言語道断である。














 
お姉ちゃんのいる店で、逆にお姉ちゃんを楽しませようと頑張っている者がおりますが、

まさにあの状態ですな。



 さすが現チェス党の筆頭党員、
なんとも鋭い指摘である。



 ああもう、早くもそっちの話に(汗)



 おはよ〜・・・。



 ぬぅ、今日はまた一層元気の無い様子。



 どうやら、さっきも新馬の子とケンカしてたみたいですね。



 もうさ〜、ひどいんだよ〜。











あすかのボヤキは止まらない。

言う事は聞いてくれない。何を聞いても知らんぷり。

挙句、自分は嫌われているに違いない、などと言い出す始末だ。








 この者は
”馬の耳に念仏”という言葉を知らんのか。



 馬のアナタが言いますか、それ(汗)



 ちょっと、聞いてよ〜。



 ええい!そんなにイヤなら
セン馬にしてしまえ!



 センバ?



 一言で言えば
虚勢する事です。気性が落ち着く効果がありますぞ。



 うっ。












 虚勢後のモノを部屋に飾って拝んでおれば、おのずとイライラも解消されるであろう。



 こんなシロモノでも神様扱い。
民間信仰というのは奥が深いでありますなぁ。



 ・・・ツッコんでいいのかどうか分からない。



 まぁ、夢路調教師に見られたら叩き殺されるでしょうが。



 速やかに隠せば良いだけの事。













 これがホントの
せ〇とずりの神隠し、なんつって。



 
どわははは!



 ゲームと無関係なバカ騒ぎはやめて下さい(涙)!



 ・・・分かり合えるのはキミとだけ。
キミと居られる時間だけが、あすかの支えだよ。



 お?



 なんと都合の良い。
これだからギャルゲーは侮れませんな。








だが、ここで甘い顔をしていては一歩も前に進むことは出来ない。

こちらは、友達作り、思い出作りに競走馬になったのでは無いのだから。

柳は心を鬼にし、悩める厩務員に切り出した。









 あすか殿。



 ん?な〜に?



 自分が今、一番食べたいものがお分かりですかな?



 ・・・・・えっ?



 自分と分かり合えていると言うのなら、
当ててみせて下され。












渋るあすかを強引に説き伏せ、答えを迫る。

逡巡の結果、あすかの出した回答は、
にんじんだった。







 そうだよね?合ってる・・・でしょ?



 副総裁・・・。













 ま〜たコレをやらかしたいワケか。
ど〜なっとるんだ日本のホースマン達は。



 ・・・もしもしぃ?



 うむ。レースに向けたこの時期に、菓子代わりのにんじんなど喰っておる場合ではない。

正解は干草である。












 選択肢・・・どうするんですか?



 正解は・・・。



 ど、どきどき。



 ・・・教えない。



 
え〜〜!?



 自分を信じ、苦悩の中から答えを導きなされ。
それがあすか殿を成長させる糧となろう。



 ・・・・・・。












 元気があれば何度も出来る。
迷わずイけよ。イけば分かるさ。



 恐ろしく適当な説教ですなぁ。



 分かってんなら止めて下さいよ・・・って、
ヤバっ!?



 ブチっ。



 あら?まさか、
怒っ・・・た??













 
あったりまえだ〜〜!!



 んぎゃ〜!?



 自分を信じろって、
それが出来ないから悩んでるんだってば〜!



 、三号!
対艦戦用意!一斉射後、急速反転離脱!



 了解であります!
対艦肉〇ット用意!



 ちょ、ちょっと!?












 ふははは!
しっかりご満悦するが良いわ!



 
うるさ〜い!















 ふごぉぉ!!??



 ふ、副総裁ぃぃ!?



 た、退避!
総員退避ぃぃぃぃ!!



 オンナゴコロの分かんないヤツめ!
待て〜!!














しばらく後・・・。







 ま、元気出たみたいだしOKとしよう。



 ゲーム的には、別にあれでも問題ないようですな。



 なんて適当な(汗)



 
おはよう。



 ナイスタイミング。
次は夢路殿の番であるな。



 じゃあ、今日も引き運動を行うわ。



 またしても引き運動とは・・・
ぬるい!



 どうしたの?早くいらっしゃい。



 さすがに夢路殿を相手にするのは緊張致しますな。



 臆するな。夢路殿はむしろ、怒ってくれるくらいで調度良いのだ。











折り入っての話がある。

ただならぬ気配に身構える夢路に、柳は残酷な言葉をぶつける。

『別の調教師の所に、行かせて下さい』

それは言葉どおりの、
決別宣言であった。











 っ!?



 今まで世話になりましたな。



 ・・・何故、そんな事を言うの?





夢路の顔に過った感情。

それは怒りでなく、
恐れであった。

だが、柳は一歩も退かず、言葉を重ねる。

『このままここに居たら、勝てないからだ』、と。








 待って。
行かないで。



 お断り致します。
自分は勝たねばならんのです。



 息を呑むやりとりですね・・・。



 なんつ〜か、今作は
結構シリアスな展開で退屈でありますなぁ。



 元々はそんなゲーム内容なんですよ!



 我等チェス党にそんなものを期待されてもw











今までの自分が間違っていたと、強い調教を躊躇う夢路をコースに引っ張り出す。

『自分自身で騎乗し、今の状況を確かめて下さい』

迷いと共にある夢路を背に、柳は走り出す。

・・・果たして、思いは届くのか。










 まさか、私が教わる立場になるなんて。



 深慮慎重大いに結構。ですが、
突撃精神無くして勝利など得られませんぞ。



 そっか。ひと夏越えて、見た目以上にたくましくなっていたのね・・・。



 夢路殿こそ、いつの間に
ダイアナンミサイルが弾道ミサイル並みに

なってらしたので?



 ミサイル?














 これみよがしの
対空スカッとミサイル。セイシ衛星をも撃墜し兼ねない射程と

破壊力には感服いたしましたぞ♪



 ・・・あんた、良く分からないけどふざけた事言ってるわね(怒)?



 そうそう、その怒気こそ夢路殿・・・って。



 ラスト600メートル。
一杯(フルパワー)で追うわよ。



 
んげ。



 倒れるまで走り抜け〜〜!!












 ふぅ。



 ・・・誰がどう見ても、
鞭でシバき回した画像にしか見えませんな。



 
羨ましかろう。



 
羨ましいっ!



 調教、
ま〜だ足りないようね・・・!



 ま、まさかこれ以上のハードプレイが!?













 あああ、
ありがとうございます!



 ったく、
なんて頑丈なのアンタは!?



 う、
羨ましいッ!



 どうなってるんですかこの人達は(汗)








悪態を付きながらも、夢路は最後、控え目に笑った。

足元に不安が無いのは分かった。

望み通り、これまで以上の調教メニューを組んであげるわ、と。





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 いくら馬相手の調教とは言え、鞭で顔面を叩いてはいけませぬぞ。



 はぁ。



 さてすずこう殿、
鞭で叩くのはどこでしょう?



 ・・・
ケ〇ですか?














 ありがとうツ!



 すずこう殿バンザ〜イ!!



 最後になんなんですか、このやり取りは(汗)