※このプレイ日記は2013年7月17日に後援者の秋穂さんが製作したものです。










(大迫力・おおさこちから) 氷室先生、手紙が一通きています。



(氷室) ありがとう。差出人は・・・
「LS」か。

748弾のロールスロイス装甲車以来だな。 なになに


「『信長の野望 天道』で黒田家をプレイし、天下統一を果たしてほしい」??


 フッ、あのお方もよほど黒田如水がお好きのようだ。












第773弾





信長の野望 天道






 氷室先生、それでは早速・・・プレイ日・・・



 待ちなさい。
仮にも我々は、教師だ。勉学が優先であって遊びを

優先してはならない。

大迫先生、
次の問題をさくっと解きなさい。






問題1

黒田如水が生まれたのは1546年。では、1546年に征夷大将軍を辞したのは誰?

【1】足利義晴
【2】足利義輝
【3】足利義栄



問題2

 福岡県の名前の由来となったのは、黒田氏発祥の地とされる地名から名づけられているが、

どの都道府県の地名から?

【1】滋賀県
【2】兵庫県
【3】岡山県




問題3

 黒田如水は、キリシタン大名でしたが、黒田如水の洗礼名はどれ?

【1】ドン・シメオン
【2】アウグスティヌス
【3】レオン





 ・・・。



 ・・・大迫先生抜きでプレイ日記をすることにしよう。














 誰かある。具足を。
我につづけ〜〜!!













今回のプレイ日記は、パソコン版の「信長の野望-天道」。

シナリオは、慶長大転封を選択。

 このシナリオは、仮想シナリオで次のように設定されている。



「豊臣秀吉はついに覇権を手にし、戦国の世に終止符を打った。

しかし、栄華を極めた秀吉の治世はその死によって終焉を迎える。

五大老筆頭・徳川家康は前田利家ら他の大老と激しく対立し、

各地に紛糾の火種をまいた。

利家は、天下の乱れを憂い、諸大名の転封を断行するも、

かえって火に油を注ぐ結果となった。

各地に転封された諸大名はくすぶっていた野望を再び燃え上がらせ、

世は激動の時代へと逆戻りしていった……






 つまり、親豊臣大名は、これまでの領土を有しているが、反豊臣大名は転封や、

有能な家臣を大名として独立させられ
勢力をそがれているシナリオである。

 なお、徳川家は、広大な領土を有しつつ、

榊原康政や鳥居元忠が家臣として残っているので楽観は禁物。




では、黒田家はどこに転封されているかというと・・・。











駿河(静岡県)である。

今年(2013年)に世界遺産となった富士山を背景に黒田家の栄光が始まるのであった。








しかし・・・。

東に徳川家、西に島津家と隣接。徳川家も島津家も複数カ国領有しているので一刻もはやく、

最上義光が領有している北の甲斐の国を占領しなければならない。



早速、富国強兵を進め、浪人を家臣に加える。








 

これはローニン。でも、「ローニン」違いです。











 宮本武蔵が黒田家に参入。これは心強い。









 徳川家並びに島津家に同盟を求めるも、断られる。

逆に、最上家からは、幾度となく同盟を求められる。




 外交関係は、進展しない。

 時間だけが過ぎていく。ここは突貫あるのみ。

 LS連合最大の敵である徳川家康、

それとも、LS連合、最大のライバル鹿児島同盟かに突撃せん。











 我らが黒田の魂を見せつける。鉄砲隊構え。そして、伝えよ。

共に玉砕するのか、我らと手を結ぶか選べと。










 島津には、策士がいるようだ。フッ・・・、よろしい。島津と同盟を。

軍勢はそのまま北の甲斐を攻める。









 西からの驚異が一層されたところで、甲斐と駿河の境界に支城:下山城を築く。







 

 最上家が大軍を率いてやってきたところを、

黒田如水・黒田長政・母里友信・後藤基次、宮本武蔵等で叩く。










 そして、戦力のバランスが崩れ、他勢力が介入しだすと、傍観。








落城寸前で城を奪い取る。とにかく、抜け駆けする。















 はぁ、はぁ、氷室先生、解き終わりました・・・。氷室先生・・・?



 ・・・。
攻略中止だ。



 なぜです!?




 今回のソフトはパワーアップキットで攻略してみたのだが、「編集可能」としていた。



 それがどうしたのですか?黒田家は、前田家、徳川家に次ぐ

強大な勢力になっているのですよ。



 私は、完璧を求める。
編集可能モードであったら、墨俣一夜城以上に

一瞬で大阪城や小田原城ができてしまうことも可能。


そのような
虚栄の天下を取ったところでなんの意味があろうか。



 残念です。ところで、氷室先生・・・。さっきの問題の答えは?



 わからない箇所は各自、自習するように、
以上だ。

















(おまけ)


 氷室先生は厳しいことをいったけど、答えは次のとおりだ。










問題1


黒田如水が生まれたのは1546年。では、1546年に征夷大将軍を辞したのは誰?

【解説】@足利義晴

この問題を解く方法は、有名な桶狭間の戦いを基点に考えるといい。

桶狭間の戦いが1560年で、前後して武田・上杉両氏の川中島の戦いが行われている。

武田・上杉は権威を重んじる大名であったため、室町幕府を重んじていたのだ。

上杉謙信は上杉輝虎に改名したのは、当時の将軍の名前から一字拝領していて、

武田信玄は、信濃の領有権の正当性が欲しかったので、信濃守護もらっている。

つまり、1560年前後には既に足利義輝が征夷大将軍になっていたということだ。

今回の問題は、征夷大将軍を辞したとあるので、

13代足利義輝以降の将軍は誤りとなる。

そうすると消去法で、足利義晴という回答を導き出せる。




問題2

 福岡県の名前の由来となったのは、黒田氏発祥の地とされる地名から名づけられているが、

どの都道府県の地名から?

【解説】B岡山県

 この問題は、難易度が高め。滋賀県・兵庫県・岡山県は、共に黒田家のなじみが強い地域。

ここでおさえておきたいことは、当時、栄えていた地域はどこかと考えるといい。

鎌倉仏教の分野で、国宝の「一遍上人絵伝」に踊念仏の一遍の行脚状況が描かれているが、

一番有名なのが、備前福岡である。

「備前=岡山県」で回答を導き出せる。

 ちなみに、備前福岡は鎌倉時代から戦国時代末期まで繁栄を続けており、

日本刀の「備前長船」や陶芸の「備前焼」もこの地域で排出されている。

しかしながら、戦国時代末期に、宇喜多氏が、

備前福岡の商人達を現在の岡山市に移住させ、岡山県の中心地は、岡山市に移行している。




問題3

 黒田如水は、キリシタン大名でしたが、黒田如水の洗礼名はどれ?

【解説】@ドン・シメオン

 この問題は完全な暗記問題に近い。キリシタン大名は誰かを知っている方は多いが、

洗礼名という切り口から出題されると、面食らう方も多いかと思う。

だが、大学入試で偏差値70代以上を狙うならば、

このような、こまめなところは抑えておく必要がでてくる。

なお、アウグスティヌスは小西行長、レオンは蒲生氏郷になる。

あと、大友宗麟のドン・フランシスコも覚えておくといいだろう。




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