※このプレイ日記は2013年7月28日に後援者のさんが製作したものです。

















ガードリーダーを倒すため、「ケルナグール」の修行を開始した轟。

しかしわずか4戦目の相手リャンミンにまさかの39連敗を喫する。

「これは詰んでいる」
と思いつつも、格闘ゲーマーとしての意地を見せるため、

轟はリャンミンに40戦目を挑む。











第782弾



ケルナグール

轟け!旋風脚


パートA

















ゆくぞ! 勝負だリャンミン!



にいさん、突破口は見えたの?



……わずかだが。
















リャンミンの最大の武器であるとび蹴り。

ガード不可、上下段対応、ダメージも上々……。

完全無欠に見えるこの技ではあるが、対処の仕様はある。

















それは
「技の出所をスカす」こと。

発動してしまった時点で逃げることしかできないとび蹴り。

つまり発動した時点ですでに当たらない状況にしてしまうのだ。














「ケルナグール」はキャラ同士に当たり判定がない。

つまり重なってしまうことができる。

飛ばれる前にこちらが飛び、重なってしまえばいいわけだ。
















だが、言うのは易し。当然避けられない攻撃もある。

ただ、アウトレンジの攻撃さえ防げば、ハーヤンも自分の得意技を繰り出せる。



中距離は捨てる……。リャンミンの間合いでもあるからな。

狙うはインファイトのみ!














 


ダメージを食いながらも距離を詰め、必死に重なりを作るハーヤン。

リャンミンの体力は確実に減ってゆく。




















にいさん! あと一発!


うおお! 竜巻旋風脚!






















空中から降りたリャンミンはひざを崩す。

ハーヤン、41戦目にしてとうとうリャンミンを攻略!







やったッ……! とうとうやったぞ!

ついにクリアーだ!




にいさん、勝手にクリアーにしてはいけない。
まだ4人目よ。



……。



これから先、空中攻撃を使う相手が出てこなければいいけれど。























5人目の刺客は轟の持ちキャラである
ハーヤン

同キャラ対戦である。





同キャラ対戦ほど燃えるものはない。

なにしろプレイヤーの実力がモロに出るからな、言い訳が立たぬ。



でも
「アーケードスティックだったら」「パッドだと実力が」とにいさんはよく言うわよね。



それは事実だから仕方がないのだ。

スト2はそもそもアーケードスティックの操作を前提に作られている。



(屁理屈……)















 


ハーヤン同士の戦いはお互い旋風脚を狙う展開に。

お互いの体力が拮抗してきたところで下段攻めにスイッチした轟が勝利。




リャンミンには程遠いわ。次!















 


続いて、6人目は
スーフォン

彼の武器は中距離での連続蹴り。これを食らうとあっという間に体力を減らされる。

5連敗を喫するものの、
「リャンミンよりはマシ」という心理が働き

得意の下段が決まり勝利。













調子が出てきたな。

どうやらリャンミンが私を大きく育ててくれたようだ。

このまま一気に全員抜きさせてもらう!



(にいさんが調子に……嫌な予感がするわ)















続いての相手は
ミンタイツ












来たな!! 空中技持ちかッ!

だがリャンミンと同じ攻略法で!















しかしこのミンタイツ、インファイトも得意だった。

リャンミンと同じ作戦は通用せず。

ーヤン、連敗を重ねる。








くそっ……! ミンタイツめ、なんという強さだっ……!

だが、敗れるわけにはいかぬっ!














 


だが、現実は甘くない。

ミンタイツの空中攻撃と近距離攻撃の強さは半端ではなく、

まさかの20連敗。















だが、轟は察していた。

もはやこのゲームにバランスなどというものを求めるのがおかしい。

ラッキーパンチを期待するしか、ミンタイツに勝つ方法はない。





と、なればやることはひとつ……。
















 



セイヤッッッサァァーッ!



にいさん……。羽賀○二をまねをしたって旋風脚が当たるわけじゃ……。























!?



……なんとなくだが、わかってきたよ。ケルナグールのことが。

これは心の戦いだ。折れない方が勝つ。そういうゲームなのだ……。

ミンタイツ、お前のおかげだ。いい戦いをありがとう……!























こうして26戦目、轟ハーヤンはミンタイツを撃破。








勢いに乗り8人目の
カンコウに強烈な旋風脚を入れ一戦で撃退すると、












9人目の
タイショクを得意の下段で沈める。















10人目として万能戦士として有名な
ジョウハンと戦うも、

重なってからのズラし攻撃で見事に撃破。
















オウレキか。お前も怪力で有名だったな。

だが足が遅い。









チュウタツ……。お前も連続蹴りの使い手か。

もうその手は食わん。










カイフォン……。硬いな。

だがハーヤンの連続下段と旋風脚の威力には及ばん。












ラオチェー……いったい何がしたかったのだ?



強いッ……! にいさんのハーヤン……!

水を得た魚のようだわ……!

リャンミン、ミンタイツとの戦いがにいさんとハーヤンの心をひとつにしたのね……。




















そしてラスト15人目、
マオタイとの戦い。



空中攻撃はないみたいだけれど、連続パンチや速い蹴り、

ハーヤンと同じ後方攻撃……! これは強敵だわ!




関係ないッ!








「デヤァアアアーーーーッ!」















轟、全15人のケンシ撃破に成功!










 


リャンミン、ミンタイツの二人に2ケタ連敗を喫したものの、

その他のケンシには圧倒的な戦力差を見せ付けた。

15勝86敗という成績は一見ひどく見えるが、

ハーヤンと轟が心を合わせるために必要な時間だったのだろう。
















ハーヤンよ、ありがとう。お前は私の新たな持ちキャラだ。

もはやガードリーダーなど恐るるに足らず。

どうだ、最後の方はどうも物足りなかったろう……。

隠しキャラとやらと対戦してみるか?



……。



そうか! お前もそう思うか!



(にいさんがおかしくなったわ……)



最後に強キャラと言われる隠しキャラ、

リドウシとやらを軽く倒して締めるとしよう。

どれ、パスワードを入力してと……。














……。









 


……。












 


……。

















……。


































































さらばだ……。









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