第791弾
ファミスタ’90
すべてを捨てて突撃せよ。
ロングソード連合隊長ガードリーダーの動員令が下った。
エースゲーマーであり憎き宿敵、轟氏とファミスタ決戦に突入せんとしていた。
2013年1月3日。
当時はブリッツウイング作戦やサンダークラッカー作戦が水面下で進行中。
戦力を集めることが難しい中、ガードリーダーはなんとか人員をかき集めて
最低限の装備を持った特設野戦師団を発足させることに成功。
・・・・ホークスの城所選手やケルナグールの「わかいもん」まで戦線に駆り出すという
文字通りのゴチャ混ぜ師団だったw
そんなガードリーダーチームの四番には、某有名野球漫画から選出したのだが・・・
なぜか謎の伏兵・野口。
轟氏がファミスタ経験が浅いのを考慮したある種のハンデ、と言いたいところだが
単純にガードリーダーはこの野口が好きだったw
一方の轟チームは精鋭ぞろい。パワー、スピードともにガードリーダー軍を圧倒。
まともに勝負すれば敗北は必至だが、そこをなんとかするのが長剣隊長。
得体の知れぬ「メキシコに吹く熱風」など、「暁のレベンディッカー」の敵ではない。
轟: こっちのピッチャーには中日の浅尾に、スタープラチナですか!豪華だなあ★
ガード: ちょ、ちょっと待ってください!
轟: はい?
ガード: 球場はだいそうげんにしちゃったんですか!?(汗)
轟: は、はい。何かまずかったですかね。
ガード: いや、まずくというより・・・ここはマジでヤヴァイんです(汗)
ファミスタ90で選べる球場のひとつ、だいそうげん。
その名のとおり草原がどこまでも続くという、ゲームでもダントツ広い球場(?)である。
それゆえ外野を超えればホームラン確実という、恐るべき球場である(汗)
こうしてゲームは序盤から乱打戦・・・というよりランニングホームランの嵐。
とにかく外野の守備範囲外に転がせば勝ち。
奇妙な緊迫感がガードリーダーと轟氏を包んでいた。たぶん。
レフトオーバーのヒット。だがボールは転がり画面の外へ。
こうなると・・・全走者がホームインするしかゲームを再開するすべがない(苦笑)
轟: が、画面から消えましたよ。どこにいったんです、ボールは!(汗)
ガード: まあ来年には見つかるでしょう・・・(苦笑)
こうして豪華な登場キャラにもかかわらずゲームは悲惨な泥仕合に。
試合は結局15-13でガードリーダーが勝利した。
試合中は「バカバカしい!俺は今遊ぶぞ!」など・・・ナッパのセリフ合戦で一応の盛り上りは
見せたものの、肝心な試合は
勝ったのに全然嬉しくありません。
轟: なんなんスか。この球場は。斬首ですよ、斬首。
ガード: だからやばいと言ったんです(汗)
轟: ・・・・口直しにケルナグールしましょっか。
ガード: そうッスね。
大草原に男の浪曼はなかった。
その後二人は何を振り払うかのように旋風脚で回った。とにかく回った。