※このプレイ日記は2013年6月14日に群馬参謀ナカユウが執筆したものです。
とある戦場で……
敵は南だ、南から来てる。オイ、いるのかゼネゲル！
すぐ後ろにいる！まったくきさま、古参だからと言って偉そうにするな！
この最前線部隊ではまだ新兵扱いなのだぞ！
お前だってそうだろ。一緒に送られたんじゃないか。
元はと言えばきさまがファミスタで負けたからこうなったのだろう！
おい、静かにしろよ。敵に気づかれちまう。
200弾の件、まだ忘れてはいないのだからな！
おい、気づかれたぞ！ やばい、逃げろ！
（雑音）
うわっ！ なんだこれは！
落とし穴だ。まずいことになっ……
……
通信はここで途切れています。
二人の会話から判断するに、罠にはまり捕虜になったと推定されます。
うーむ……やはり、あの二人を一緒にすべきではなかったな。
2013年5月。
アヴァロン軍と依然交戦を続けるロングソード連合は
最前線部隊に投入した群馬参謀ナカユウを中心とした作戦を展開。
しかし補佐として派遣したゼネゲルと共に作戦は失敗に終わってしまった。
はっ、笑えるぜ。おおかたゼネゲルとナカユウの和解を狙ったんだろうが、
ゼネゲルの野郎のナカユウ嫌いは筋金入りだ。
ナカユウのヤツだって、俺が鍛えてやったから一人でもある程度やれたはずだぜ。
コイツはあんたの失策だよ、ガードリーダー。
わかっている。だからお前を呼んだのだよ、とつお。
ロングソード連合最高幹部
とつお
それで？ 今回の任務はこいつらの奪還と、
ついでにアヴァロンどもの掃討ってところか？
その通り。やつらの基地をひとつ、頼む。
（隊長、そんな牛丼を頼むみたいな言い方で重要な作戦を……）
いいぜ。
（応じた！？）
ああ、それとやつらが大きな作戦を一つ企てているという情報が来ている。
ちょっとひとつ、それも頼めるか？
（そんな、水持ってきてくれみたいな言い方で……）
おう、わかった。
（応じたーーー！？）
最高幹部、武器はいかが致します？
（セットはいかがですか？ みたいな……）
適当なマシンガンひとつだけでいい。
（セットじゃなくて単品！？）
理恵、いい加減慣れなさい。
最高幹部に任せるっていうのは、こういうことなのよ。
はあ……。でも、大きな作戦っていうのがちょっと気になって……。
あいつには作戦の大小なんて関係ないのよ。悔しいけれどね。
じゃあ、行って来るぜ。ヘリを出してくれ。
こうして最高幹部による、前線部隊奪還作戦が始まった！
戦場の狼
オペレーション・ウルフ
とつおの乗ったヘリは、戦場上空に到着した。
情報通り、戦闘機はいないみたいですね。
だが、敵の数が多いな。このまま行ったら落とされるぞ。
よし、降下する！
ちょ、ちょっと最高幹部！ パラシュートを！
いらねーよ、ンなモン！
（……化け物だ……！）
もう戻っていいぞ。じゃあな！
は、はい！ご武運を！
戦場に立つとつお。
その表情は満足感に満ち溢れていた。
あ、あれは……ロングソードの最高幹部とつお！？
討ち取れば勲章ものだ。かかれ！
おっ、いいねえ血気盛んで。
よっしゃ。一丁もんでやるか！
戦場の狼は縦スクロールのアクションゲーム。
主人公を操作して敵兵を撃ち、先へと進む。
シューティングゲームと似ているが、自分で進む必要があるのが特徴だ。
武器はマシンガンと手榴弾のふたつ。
オラオラーッ！ って、この銃、弾が向こうまでとどかねえじゃねえか。
アクトザクのヤツ、試作品かなんかを渡しやがったな。
マシンガンの弾はそう遠くまで飛ばない。
つまり、接近して撃つべし、だな。
こっちの方が俺好みだ……！
ち、近づいてくるぞ……！
敵兵はアグレッシブな動きでかく乱を試みるが、
最高幹部の実力には歯が立たず。
ん？ あいつは……。助けてやるか。
捕虜を助けると得点になる。
少し面倒だが、残機を増やすためには重要だ。
よう。ロングソードの人間だな？ ゼネゲルと群馬参謀を見なかったか？
最高幹部どの！助かりました。
二人は近くの地下室で拷問を受けています。
へっ、早速ビンゴってわけか。
詳しい場所を教えろ。お前もこい。
はっ！
とつおは群馬参謀たち救出へ向かった。
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わかっているだろうな。
今回の作戦は、すべて君の動きにかかっている。
もちろんです。
私におまかせください。
くれぐれも注意するように。