※このプレイ日記は2013年6月14日に群馬参謀ナカユウが執筆したものです。







 


隊長・ガードリーダーの登場もあり、


とうとうアポロンとアルバトロス帝国の野望を阻止したロングソード連合。


大団円を迎えると思いきや、アポロンが最後の最後で逃げ出した。


全ての決着をつけるべく、ラッドと理恵はアポロンの後を追う。























第801弾



ヒットラーの復活

激闘!アルバトロス帝国


partJ



















アポロンが逃げた通路を進むと……
















バズーカを持ったハルが待っている。











ラッドか……。




ナカユウさん! 生きていたんですね!


すぐに橘さんを呼んできます!




俺のことはいい。アポロンが逃げるぞ……。





このバズーカでとどめを刺せ。


全てを、終わらせてくれ……。




……わかりました。



















この先だ!




急ぎましょう!




ワイヤーでッ!














 


最後の勝負はワイヤーで飛んでヘリのコックピットを撃つ。


失敗すれば即ミスだ。









……く、くそっ……この私が二度も敗北するなんて……!




じゃあ、これで三度目だな!


















「くたばれー!、バケモノめッ!!」



































 


ラッドの一撃はアポロンの乗ったヘリを吹き飛ばした。


長き戦いは、ロングソード連合の完全勝利で幕を閉じた。















やった……!とうとうやったんだわ、わたしたち!




……。




どうしたの、大尉?




い、いえ。感無量です。




……?





く……このままで……終わってたまるか……。


きさまらも……道連れにして……やる!





!!















 


最後は爆発する基地を脱出する。


60秒以内に上を目指す。










もうアポロンに構っていても仕方ないわ!


脱出しましょう!





はい!





















こんなときになんだけれど、いろんなことがあったわね。


でも、これでとうとう終わり。少し寂しさすら覚えるわ。




……。





大尉? どうしたの?




実は、理恵さんに言わなきゃならないことがあるんです。




そういうのは、生き残ってからにしましょう。




いえ。今ここで言わなきゃならないんです。




……?





マテ! キサマラモ、ミチズレダ!





!?













 


最後の最後、敵ボスが立ちはだかる。


これがこのゲーム最後の難関である。












くそっ! 理恵さんは早く上に!


ワイヤー、お返しします!




え、ええっ!


















グアアアア!




やった! 大尉、急いで! 時間がない!




……。





大尉!? どうしたの? 早くワイヤーにつかまって!





俺は……ここまでです。






!? 何を言ってるの!?





理恵さん……。俺は……。





やめて! 何も聞きたくない! はやくつかまりなさい!

















俺は……アヴァロン軍のスパイなんです。
















……!





もともと、数年前に諜報工作員としてロングソード連合にもぐりこみました。


あなたと同じ部隊にいた頃も、最前線部隊に異動になった時も。俺は諜報をしていたんです。


しかし……例のナカユウさん、ゼネゲルさんの作戦に巻き込まれ、捕虜になり……。






そんな……。





とつおさんたちと行動を共にしたのも、最初は情報を集めて戻ることが目的でした。


もっとも、ゼネゲルさんたちには警戒されていたようですが……。



でも、とつおさんだけは、自分の命を顧みず意思を継げと俺に言ってくれた。






……。





その時、俺は思ったんです。


ようやく自分の生きる意味を見つけたって……。


だからアヴァロンのスパイをやめようと。







だ、だったら!






いえ。もう戻れません。


アヴァロンに戻れば俺は重要な情報保持者として洗脳を受けることでしょう。


だから、俺はここまでです。







大尉……いやよ、そんなの……!






駄々こねんな、理恵。






最高幹部……!












とつおさん。理恵さんを宜しくお願いします。


そして意志は、あなたにお返しします。






ああ。確かに受け取った。


そして……お前の意志は、俺たちが継ぐ。





















ありがとう、理恵さん。とつおさん。


俺はあなたたちのおかげで、自分を取り戻せたような気がする。















単に利用されるスパイではなく、ひとりの兵士としての自分を……。


















だから……さよなら。














































































……。





終わったな。





隊長は……ご存知だったのですか?





……帰還するぞ、理恵。


私たちはまだ、戦いを続けねばならない。




























こうして一つの戦いが終わった。


小さな戦いだった。


戦いは戦いの記憶に埋め尽くされ、いつかは消えるだろう。





























伝令! アヴァロン軍残党がデルタ地区にて蜂起!


敵はモビルスーツ4機です!






雑魚が……。


理恵、お前が行ってこい。





はい!





よう、ヒマなところだったんだ。俺も行かせろよ。





あんたが一緒に行ったら理恵のためにならないでしょ。





いいだろ? なあ理恵。





ダメです。私にやらせてください。





言うようになったじゃねえか。仕方ねえな、今回は譲ってやるよ。


だが注意しろよ。アヴァロンだといってナメるんじゃないぞ。





了解!

































一人の男が死んだ。


単なる一兵士だった。


しかし、そのちっぽけな意志だけは残ったという……。























木村理恵、出ます!

































fin.


















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おまけ