アヴァロン軍に偽装していた帝国・アルバトロスによる罠により、
ロングソード連合は最高幹部とつおを失った。
この事実を一刻も早く消し去るため、
ロングソード連合本部はとつお小隊の生き残りで、
スパイ疑惑をかけたラッド大尉を
あえて帝国に派遣するという奇策に打って出た。
ラッド大尉は現地の工作員集団「連邦軍」と共に水面下で作戦を開始する。
第８０１弾
ヒットラーの復活
激闘！アルバトロス帝国
part②
ラッド大尉、アルバトロス帝国の最前線に到着しました。
ここが、アルバトロス……。
帝国は19のエリアに分けられている。
白い場所はアクションステージ（戦場）、
赤い場所は中立エリアである。
我々はこの地域の連邦軍としてこの戦争に参加しています。ラッド大尉、これより「ロングソード連合」は「連邦本部」、
「最高幹部」は「ジョー」と呼称してください。
連邦本部と回線繋がります。
了解。ジョーの情報は？
こちら連邦本部・ララ大尉。エリア1にて情報確認との連絡あり。降下し、友軍と交信して下さい。
（この声は理恵さんだな……）了解。頼むわよ、大尉。
ラッド大尉はエリア1に降下。
ついに作戦を開始した。
「ヒットラーの復活」は横スクロールアクションゲーム。
主人公を操作し、敵兵を倒しながら敵基地を進んでいく。
特徴として「ジャンプができない」という点が挙げられる。
きさま、連邦か！くそっ、敵のいる場所に落ちてしまった。撃つしかない！ うわあああッ！
Bボタンで銃を撃つ。
戦場の狼と違い、敵には耐久力があるので、撃たれる前に撃とう。
また、下ボタンでしゃがむことができるので敵の弾はこれでかわそう。
敵兵が落とす薬莢は集めるとHPが上がる。
スタート直後はHP0（ダメージ＝死）の状態なので、
最初は慎重に敵を倒して、このエリアでHP2程度にはしておきたい。
通信室は上みたいだな……よし、理恵さんにもらったワイヤーを使ってみよう。
Aボタンはワイヤー。このゲームのキモである。
そのままだとナナメに、上を押しながらなら上に。
特定の地形にくっつけることができる。
くっつけた状態のまま十字キーを押すと、主人公がワイヤーの力で移動する。
操作には多少の慣れが必要だ。
難しいな……。なかなか上に登れないぞ。連邦め！うわっ、今来るんじゃない！ワイヤーがぶつかるぞ！
ぐあっ！？
ワイヤーは敵兵にも有効。
しゃがみ状態からの横ワイヤー攻撃で、敵をひるませてから撃つ。
重要なテクニックのひとつだ。
こいつは便利だな。だが使い方をしっかりと覚えなければ。とにかく実戦あるのみだ！
ワイヤーで登っていくと、通信室が見えてきた。
（「ヒットラー」は基本的に上を目指せば目的地があるので、まずは上に行こう）
ここだな。通信……と
こちら連邦軍前線基地。連邦本部のラッド大尉か？作戦協力に感謝する。
今、君がいるのは敵基地のひとつだ。まずはそこを破壊してもらいたい。
えっ、俺はジョーを探しに来たのですが……。スーパー・ジョーか？ 彼がいなくなったというのは本当らしいな。とにかく本部の人間なら軽いだろう。
まずは手土産にひとつ、その基地を破壊してきてくれ。頼んだ。
話はその後だ。
ちょ、ちょっと！ジョーの情報は！
通信は途切れた。
連邦軍……適当な組織だな。それとも何か履き違えているのか……だが、やるしかないな。
次は盗聴してみるか。
通信所では交信のほか、盗聴もできる。
盗聴しないと進まない場所もあるので、必ずやっておこう。
どうやら敵基地にはエネルギーを管理するタワーがあるみたいだな。それを破壊すれば、この基地を無力化できそうだ。
敵兵がまぎれているぞ！！！
盗聴に失敗すると敵に囲まれてしまう。
この攻撃がなかなかよけられず、
HP0のままだと生き残るのは困難を極めるので、
HPは確実にこのステージで上げておこう。
ダメージを受けたものの、情報を得たラッド。
目指すは敵タワーの破壊だ！
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