※このプレイ日記は2013年6月14日に群馬参謀ナカユウが執筆したものです。








破竹の勢いでアルバトロスを駆けるラッド小隊。


いよいよラストステージのエリア12へと向かう。












……いよいよだな。




ラッド大尉、装備は大丈夫?




もちろんだ。

行くぞみんな、戦争だ!




















第801弾



ヒットラーの復活

激闘!アルバトロス帝国


partH
















エリア12はアルバトロス帝国の本拠地。


帝国マークの旗と専用BGMが緊張感を引き立たせる。


















エレベーターを降りてすぐ、通信室でジョーと連絡が取れる。
















とつおさん!





ラッドか! どうやら追いつかれちまったみたいだな。


今、中枢地点の近くまで来ている。


近くに動力源があるはずだ。そいつを探してくれ。


電源さえ切っちまえば最強破壊兵器の完成は防げる。






最高幹部、ナカユウを見かけませんでしたか?





ああ……やつの居場所は知ってるよ。


とにかく、動力源を探せ。以上。






待ってください、最高幹部!


「倒さなきゃならない相手」って誰なんです?


俺達にも協力をさせて下さい!





……悪いがオメーらが首を突っ込める話じゃねえんだ。


お前らは最強破壊兵器の建造阻止を頼む。


終わったら即座に離脱しろ。


どっちをミスっても、世界は終わりだ。頼んだぞ!










あの人たちは一体、何と戦っているっていうんだ……?














……ナカユウ、準備はいいな?




ええ。




ラッドたちが動力源をなんとかしてくれる。


行くぞ、ヤツを倒しに。




了解!




















 



エリア12は数々の仕掛けをクリアしながら進み、


敵の動力源2基を破壊する。


動力源からの銃撃や地面に流れる電流に注意だ。

















くそっ! すごい弾幕だ!





一気に動力源を叩きましょう! みんなは後方待機を!


俺が道を作るッ!


















盗聴では敵兵たちの悲痛な声が聞ける。




























よしっ、二基目を撃破!


これで建造は阻止できたはずだ!





ミッションはこれで終わりだけど……どうする?




決まってる。とつおさんたちのところに行こう。


あの人たちは、勝手に何かを背負って戦っている。


俺たちでもできることがあるはずだ。




……そう言うと思ったわ。行きましょう!


























ラストステージとあって、難易度も上昇している。


特にこの針が敷き詰められた地帯は、これまでと同様に苦戦を強いられるポイントだ。


ワイヤーを伸ばすタイミング、角度を計算して挑もう。




























とうとうエリアの奥までやってこれたぞ。




この先にワイズマンがいるのね。




ワイズマンめ、ロングソード連合の本気を見ておびえているだろうな。




さあ、ケリをつけよう!




















その時! 目の前のドアが爆発を起こした!






何だッ!?




ううう……。




ナカユウ!?




一体何があったんですか!?




どうして来たんだ、ラッド小隊……。


君たちはさっさと帰還しろ……!




そんな訳には行きませんよ!




あの二人の邪魔になるだけだ……。




ふたり……?
























そこには、戦う男たちの姿がふたつ。










クソが……!





フッフッフッフ……。





とつおさんに、ワイズマンッ!



















とうとうやってきたボス部屋には、敵将・ワイズマンがいた。











(どういうことだ? ワイズマンがとつおさんと互角に戦うだなんて……)





とつおよ……やはり楽しいな……。闘いという奴は。


君と戦っていると一瞬、計画なんてどうでもよくなってしまう。





バカかてめぇは……だったら「どっちか死ぬまでやろう」でいいじゃねえか。


















「なぜはじめからオレにケンカ売ってこねェ こうでもしなきゃオレが逃げるとでも思ったのかよ」
















「ムカつくぜ てめェ」













ククク……お前はシンプルでいいな。


だがそうもいかんのだよ。ロングソード連合には復讐せねばならない。


だからこそ君を殺さずにここまで来てもらったのだ。





そして、俺たちはお前を止めねばならない……。





よく立った、ナカユウ。俺たちは勝たなきゃならねえ。


カタをつけなきゃならねえんだッ!!





……カタをつける? 例の群馬決戦のことか?





群馬決戦……? 一体何の話をしているんだ……?





テメーだけはゆるさねえ……。


ゆるさねえぞ、アポロン!






ア、アポロン!?





フ……。






















アポロン「久しぶりだな、ゼネゲルに理恵よ。」












ワイズマンが……アポロン!? どういうことだッ!?





見ての通りだ。ワイズマンは既に殺されていたんだ。


アポロンによってな。


全ては、ファミスタ群馬決戦の時に既に始まっていたんだ。


























第500弾、「ファミスタ94」。



2012年に群馬支部で行われた戦闘で、通称
「ファミスタ群馬決戦」と呼ばれる。


この戦いは結局のところロングソード連合内での
「演習」だったのだが、


一人だけ、その中で虎視眈々と計画を企てる男がいた。






















異界の神・アポロン。


第120弾「saga2」ではガードリーダー隊長と死闘を演じた人物。


彼はファミスタ群馬決戦の際、ロングソード連合側に味方として参戦。


中継ぎ投手としてに登板するも連打を喰らい、いいところなしで終わった。













ヤツは次元の狭間から蘇った時点で、ある計画を練った。


ロングソード連合への復讐だ。


だが隊長たちを苦しめた相手だ、もちろん警戒されてしまう。


そこで、ある男を洗脳し俺たちの能力を計らせるため、決戦を企てた。

















……あいつを……!

















決戦時、アポロンはわざと打たれることでピエロを演じたんだ。


「もう、自分にはかつての力がない」
と示すために。


その後天界に帰るフリをして、アルバトロスに侵入したのだろう。











ずいぶんとわかったような口をきくじゃないか。


あの時は秘宝を失ったことで、本当に力がなかったのだよ。


だがその後、ファミスタ決戦で得られたデータと、


最高幹部とつお君の力があれば秘宝の力を再生出来ると知った。



A・ヒットラーを触媒としてな!










だからヒットラーの復活を……!





残念だったな、ヒットラーは既に復活している。


そして、最強破壊兵器も完成した。


現に私もかつての力を取り戻しつつある。





なんだと!? 動力源は壊したはずだッ!?





あれはダミーだよ。君たちはまんまと踊らされていたわけだ。


ハッハッハッハ!

ざまあないな、ロングソード連合!

































うぐっ!!





とつおさん!





(俺の速さを上回りやがった……!? こいつ、本当に力を……!)





これでわかったろう?


さあ、きたぞきたぞ! 復讐の時が来たのだ!!
















 


アポロンが装置を起動させると、ヒットラーが復活


アポロンは即座に彼と融合する。


これにより彼は秘宝の力を完全に取り戻した。


















そして……最強兵器がうなりを上げ始めた。













……くそっ、とめられなかった……!





むしろ、待っていてやったのだ。感謝しろ!


感謝しながらこのA(アポロン)・ヒットラーに殺されるがいい!






くそったれ……もう、こうなっては……。




とつおさん、そんな事言わないで下さい。


まだ戦いは終わってないッ!





……まったく幸せなものだな。実力の差を知らないというのは。


苦しむことなく消し去ってやるよ。




ラッド……!




大尉……!





俺は無敵の男・最高幹部とつおから意志を継いだ!


だから、こんなところで引き下がるわけには行かないんだッ!


アポロン、消え去るのはお前の方だッ!








……!










最後の戦いが幕をあける。










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