第100弾





魔界搭士SaGa


PartC



















たとえ正義が相手でも闘うロングソード連合隊長ガードリーダー。


年齢的にも肉体はすでに衰え始めたガードリーダーだったが、SaGaでの戦いは続いていた。


目指すは遥か天空にあるという楽園である。













 


試行錯誤の末、びゃっこと手を切りレジスタンスと共闘することになったガードリーダー。


救出したレジスタンスの女、ジャンヌの要請により妹のミレイユも無事に保護。


この世から女の子の涙を無くすことこそが我ら九州男児の本懐であるw













・・・とガードリーダーがカッコつけている矢先に、鬼神びゃっこが登場!!


できれば戦うのを避けたい強敵だがこうなってしまってはやむを得ない。


愛用のロングソードもいつのまにか旧式武器となってしまったが、逃げ出すわけにはいかない。


悲壮な覚悟で決戦に挑むガードリーダーだったが・・・・衝撃の事実が判明!











 


なんとジャンヌの妹ミレイユはびゃっことグルだった!!


実の姉であるジャンヌを裏切ったミレイユは最初からびゃっこの部下になるつもりだったのだ。
















ミレイユ: 私は強いものが好きなだけ。レジスタンスなんかまっぴらよ!


まさかの裏切りに言葉を失うガードリーダーたちに向かってミレイユは敢然と言い放つ。



















もはや気分は完全に鉄仮面である(汗)



















ガードリーダー 「やれやれ、女に苦もなく騙されるとは。自分がつくづく哀れだぜ」


こうしてミレイヌによって牢にブチ込まれたガードリーダーだったが・・・


女の本性を見たことによって目が覚めた戦場の狼たちはすぐに脱走。












 


ガードリーダー 「うなれ、我がロングソードよ!我が怒りを力と代えるのだ!」


誰かのために戦うのではない。そして何かを守るために敵を殺すのではない。


自分のために敵を殺す、それが神がガードリーダーに与えた使命なのだ。


天が生み出した最強のレベンディッカーはロングソードを振りかざし、びゃっこの親衛隊を殲滅。















ガードリーダー 「ミレイヌ、目を覚ませ。びゃっこが人間を部下にすると本気で思っているのか?」


ガードリーダー、沙夜香、そして鮫島幸雄はついに宿敵びゃっこを捕捉。


そこにはあのミレイユも、そして妹に裏切られた姉ジャンヌの姿があった。











ガードリーダーから奪ったクリスタルの魔術で飛躍的にパワーアップしたびゃっこ。


自分の目的が達したびゃっこは用済みとなったミレイユの殺害を決意。


やはりこのびゃっこという人物は、人間以上に残忍にして冷酷な正真正銘のモンスターだったのだ。











 


びゃっこの集束されたエネルギー波はミレイユに向けて放たれようとしている。


自業自得とはいえ、ミレイユをこのままむざむざ殺させるわけにはいかない。


だがびゃっこの光の矢は躊躇なく放たれ、ガードリーダーも阻止に向かうが・・・















ミレイユに光の矢があたる直前、身を挺してかばったのは姉のジャンヌだった・・・












 


妹に微笑みながら力尽きるジャンヌ、そして何を信じていいのかわからなくなったミレイユ。


そして高らかに勝利を宣言するびゃっこ。


引き裂かれた姉妹を背にした男、ガードリーダーがやるべきことはたったひとつだった。















ガードリーダー 「全機突貫!このトラ野郎をブチ殺せ!!」















すでにゲーム開始から使い続けているため完全な二級戦力だが、ロングソード未だ健在なり。


魂をこめて振り抜いた電光石火の刃はびゃっこの白い肉体を紅く染め上げた。














ガードリーダー 「・・・・・・・・。」


戦いが終わったとき、ミレイユはすべてを後悔したがすでに遅かった。


びゃっこは倒したが、ミレイユにかけるべき言葉はガードリーダーには無かった。


















冥福を祈りつつジャンヌを弔ったガードリーダーだが、ここで涙を流すことはできない。


戦いはまだ終わってないのだ。





渦巻く様々な感情を胸に秘め、ガードリーダーたち三人はさらに上へと進む。






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