第100弾
魔界搭士SaGa
PartE
灼熱の業火と破壊の翼で地上に存在する全てのものを破壊する四天王すざく。
これまで人間たちはすざくに何度も戦いを挑んだがその都度撃退され、都市は無残な廃墟になった。
だが今再び打倒すざくをあきらめない四人の勇者たちが動き出した。
そう・・・彼らこそガードリーダー率いる最強チーム・ロングソード連合である。
防衛戦での熾烈な抵抗を得意とするロングソード連合の隊長、ガードリーダー。
盟友MLの武装親衛隊にしてあらゆる武器を使いこなす美しきアタッカー、沙夜香。
「この世のすべてを知る男」「戦う最後のギリシャ神話」と呼ばれる智将、鮫島幸雄。
実戦投入は遅れたがザク型MSでは最強を誇るマグネットコーティング戦士、アクトザク。
いよいよ四人フルメンバーとなったロングソード連合は戦闘力も格段に向上。
とくに新戦士アクトザクは回復から支援射撃まで幅広く活躍し、戦闘時のリスクを大幅に軽減させた。
すざくの襲撃をかいくぐりながらガードリーダーは興廃した廃墟を歩き回った。
その目的はすざくを倒す秘密兵器に必要なパーツを入手するためである。
すざくの強力なバリアを無効化できるという秘密兵器の名はイレイサー99。
ガードリーダーとゾクの努力の甲斐あって残るパーツは原発にあるプルトニウムのみ。
これまで四天王たちとの死闘を潜り抜けてきたガードリーダーたちとは違い、ゾクはあくまでも民間人。
余計な犠牲を増やしたくないガードリーダーはゾクは待機させ単独で原発に向かうつもりだったが・・・
義侠心溢れるゾクたちは犠牲を覚悟でガードリーダーと行動を共にすると宣言。
その光景を見たガードリーダーの胸に、何かあついものがこみ上げてきたのは言うまでもない。
そしてゾクたちは言葉どおり、すざく打倒に命を燃やしつつ散っていった。
特にゾクのリーダーである総長の戦い振りは凄まじく、原発のバリア地帯を生身で破壊し絶命した。
まさに「炎のシュレン」と並ぶ炎の男である。
ゾクの奮戦によってプルトニウムを入手し、ついに秘密兵器イレイサー99が完成!!
これですざくのバリアは無効化されたも同然である。
ガードリーダー 「チィッ!見つかったか!!かまわん、強行するぞ!」
だが秘密兵器が完成した瞬間、原発の非常警報が突如作動!!
敵の防犯体制は完璧だったようだが、ここまで来たら強行突破あるのみである。
警報を聞きつけてやって来たのは、侵入者用邀撃用のデスマシーンだった。
かつてロングソード連合最高幹部のとつおを何度苦戦せしめた強敵だが、すざくに比べればザコ同然。
ミサイルやバルカン砲による攻撃は厄介だったものの、あっさりとデスマシーンを撃退。
デスマシーンの妨害を振り切ったガードリーダーは、ついに地下鉄の駅ですざくと対決。
ゾクをはじめ、多くの人々を苦しめたすざくはなんとしてもここで殲滅しなければならない。
秘密兵器イレイサー99によって、これまで鉄壁だったすざくの防御力は大幅にダウン。
丸腰になったすざくは鳳凰というよりももはや完全に七面鳥であるw
「マリアナの七面鳥撃ち」を再現するかの如く、戦いはガードリーダーの圧倒的攻勢だった。
ガードリーダー 「俺たちの名はロングソード連合!先に逝ったお友達にも伝えといてくれよ」
焼いても食えなさそうなすざくだが、地獄の鬼に振舞う焼き鳥くらいにはなるだろう。
搭を支配する四天王と呼ばれる四匹の魔物はこれですべて討ち取った。
まさしくこれこそ完全勝利というやつである★
四天王から奪った4つのクリスタルでさらに上の階層へと進むガードリーダー。
そこで待ち受けるものは念願の楽園か?それとも・・・・
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