第100弾
魔界搭士SaGa
PartF
たぎる獣の力をもって搭に巣食う数々の強敵を撃破していくガードリーダーとその仲間たち。
4人フルメンバーになったことで鬼のような強さとなった長剣軍団は、激戦を制し四天王に完全勝利。
四天王を倒したことで手に入れたクリスタルをもって、さらに上の階層へと上がるガードリーダー。
だがそこにはさらにパワーアップしたザコモンスターたちが待ち受けていた。
どうやら倒すべき敵は四天王ではなく、その四天王を操っていた大ボス・アシュラという魔人らしい。
ガードリーダー 「忍者くんのラスボスと名前が一緒というのは不吉だが、ここまで来て負けるかよ」
アシュラとの避けることが出来ない対決を控え、士気上がるガードリーダー。
そんな折にガードリーダーは避難用シェルターで三人の子供とその父親の遺体を発見。
屍となった父親の手元には最後の手記が残されていた・・・・
‥‥なんとかこのシェルタ−に逃げ込めた。
限られた水と食料を長持ちさせるため、私はほとんど手をつけずに子供たちに与えてきた。
だがもう限界だ‥‥
ケン、ユキ、お前たちを置いていく父さんを許しておくれ。
アキラ、2人のことを頼むぞ。
・・・・神よ、私の命とひきかえにこの子たちをお守りください!
私‥は‥・・・
ガードリーダー 「・・・・アシュラを叩く!徹底的にな!!」
最上階に近づくつれて敵の攻撃は激しさを増す一方であり、ロングソード連合も死傷者が続出。
だがもう恐れはしない。
彼らのような悲しい親子を作らないためにもアシュラは絶対に倒さねばならないからだ。
そしてガードリーダーたちはシルクハットの男によって魔王アシュラのもとへ導かれる。
いよいよ決戦である。
アシュラの階層はこれまでの階層とは違い、さながら地獄そのものだ。
しかしアシュラがたとえどこに隠れていようとも、草の根分けて見つけ出し一気に殲滅するのみだ。
現在我が軍で圧倒的に戦闘力が高いのはMLの武装親衛隊、沙夜香だ。
最強の武器であるエクスカリバーや核爆弾を搭載したこの女戦士の力は、もはやターミネーター並。
鮫島幸雄と共に突貫させれば、きっとアシュラを瞬時に葬ってくれることだろう。
そして一行の前に塔を支配する諸悪の根源、アシュラがついに登場!
さながら風貌は魔王そのものだが、意外にもここでアシュラは主人公たちに和平交渉を開始。
いったいどんな取引を持ちかけようというのか?
なんとアシュラはガードリーダーたちの力を高く評価し、四天王に代わって自分の部下になれと勧誘。
たしかに男子たるものこの世に生を受けた以上、一国一城の主になるのは男の夢である。
だがすでにガードリーダーの答えは決まっていた。
罪もない人々を苦しめ、人間の悲鳴と絶望を喜びとするアシュラと結託するつもりは毛頭ない。
そもそもこれまで「アシュラ」という名のついた者は、どいつもこいつもロクデナシばかりだ。
ましてや魔王となって君臨するSaGaのアシュラはもはや生きるに値しない。
ガードリーダー 「所詮は楽園への行く手を阻むチンピラだな。全機突撃、このアシュラをブチ殺せ!」
ガードリーダー率いるロングソード連合と塔に君臨する最強魔王アシュラの戦いが始まった。
ガードリーダーは得意の防御戦術をかなぐり捨てて、全員に抜刀・斬り込みを下命。
しかしアシュラも伊達に塔を支配しておらず、最強魔法フレアで猛然と反撃。
ガードリーダー 「さすが大ボスだけのことはあれぜ。だがこっちにも切り札はある!」
6ターン目、ガードリーダーは最高の破壊力を持つ核爆弾での攻撃を指令。
核の炎に包まれたアシュラは800近い大ダメージを受け、勝負はここで決まった。
最後の最後まで悪あがきしたアシュラはアクトザクと鮫島幸雄を道連れに砕け散ったのである。
ガードリーダー 「フン、この程度の実力しかない者が塔を支配していたとは笑わせてくれるぜ」
ガードリーダー、見事大ボスアシュラを撃沈!
そしてこの勝利は最上階の楽園はロングソード連合のものになったことも意味していた。
長くツライ戦いだったがもう敵はいない。
多くの戦士が夢見た伝説の楽園への道はいよいよ開かれたのである。
・・・・のはずだったが、なんと楽園への入り口と思われるドアの直前に落とし穴が!?
一体目の前で何が起こったのかわからないガードリーダーにどこからともなく声が聞こえる。
「もう一度のぼってこれるか?」と・・・・。
ガードリーダー 「も・・・もしかしてここは・・・・」
天国から地獄。
気がつくとガードリーダーたち4人は落とし穴によってゲーム開始の地点に戻されていた(汗)
楽園を目の前にしながら、「一からやり直し」はあまりにも過酷だった・・・(泣)
ガードリーダー 「また最初からのぼり直しかよ・・・・まいったぜ(泣)」
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