第108弾
ドラゴンクエストV
PartD
熾烈な攻防の末、ついに宿敵バラモスの首級を上げた勇者ガードリーダー。
これで悪の元凶は滅びた。
ガードリーダーとその仲間たち、ロングソード連合の戦いは終幕を迎えたのである。
故郷アリアハンに凱旋したガードリーダーを待っていたのは、市民による熱狂的歓迎だった♪
先頭で祝福されるためにちゃっかり隊列変更を元に戻したしたのはここだけの秘密であるw
バラモスの首を受け取ったアリアハン王はこれに狂喜し、ようやく胸をなでおろす。
王はガードリーダーの完全勝利を褒め称え、さっそく戦勝パーティーを開催。
華やかなファンファーレが鳴り響き、勝利の栄光がガードリーダーたちを讃える。
地獄の番犬氏とブラックタイガーがうらやむ中、ガードリーダーは天王寺舞と優雅な舞踏会を楽しむw
今こそ実感した、これこそが完全勝利というヤツである★
と、そのとき!
突如暗黒がアリアハンを包み込み、大地を引き裂く落雷がファンファーレ隊を撃殺!
一体何が起こったのか!?
ガードリーダー 「どこのどいつだい!勝利の宴を邪魔するヤローは!?」
わはははははっ!喜びのひと時に少し驚かせたようだな。
我が名はゾーマ。闇の世界を支配する者。
このわしがいる限り、やがてこの世界も闇に閉ざされるであろう。
この世界を支配しようとしていたのは魔王バラモスではなかった。
このゾーマこそ、あのバラモスすら手下にする真の魔王だったのだ。
ガードリーダー 「絶望で世界を覆いつくす、か。こいつはバラモスとはスケールが一回り違うぜ(汗)」
新たなる脅威・ゾーマの登場によって、威勢がよかったアリアハン王も一気にテンションダウン↓
まあ、あれだけの迫力を見せられてはしょうがないが・・・
だがアリアハン王はゾーマの登場に対して、こともあろうか緘口令を行う完全なダメ君主っぷり(汗)
いくら有能な王様とはいえ、所詮はなにひとつ不自由なく育った貴族サマ。
最前線で死に物狂いで戦うガードリーダーが君主として仰ぐには、力不足の腰抜けである。
ガードリーダー 「無能な化石に事態の収拾は不可能。どうやらアリアハンともこれでおさらばだな」
やはり時代を切り開くのは偉大なるレベンディックに導かれた我々ロングソード連合のみだ。
さっそくラーミアでバラモス城のすぐ東にある巨大な穴、「ギアガの大穴」へ向かう。
この穴の先にゾーマが支配するもう一つの世界、アレフガルドがあるという。
ガードリーダー、ブラックタイガー、地獄の番犬氏、天王寺舞。
4人は地の底まで続く「ギアガの大穴」に臆することなく、一斉にリペリング降下を開始。
宿敵バラモスを倒しても世界が救えないならば答えはひとつ。
真の魔王ゾーマを倒すのみ。
最凶の剣客集団・ロングソード連合のアレフガルド奪還作戦が今、静かに始まる。
ガードリーダー 「ゾーマさん・・・弾はまだ残っとるがよ・・・」
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