第108弾





ドラゴンクエストV


PartF


















長きに渡ったドラクエV攻略戦記も終末の時は近い。


いよいよ決戦である。目指す外道どもの総本山、ゾーマの城だ。
















隊長であるガードリーダーを含め、ロングソード連合軍の兵力はわずか歩兵四名のみ。


四人はいずれも誠の勇者なれど、さすがに敵の総本山に乗り込むのには兵力不足の感が否めない。


しかしアレフガルドの民たちが怯えきって戦おうとしない今、この四人でやるしかないのだ。
















ゾーマの城にかかる唯一の橋は、敵の用意周到な妨害工作で破壊されていたが・・・


ガードリーダーはここで入手していた闇アイテム「虹のしずく」を使用し、難なく渡河に成功。


SFC版が未プレイだったガードリーダーにとって、七色に輝く黄金の橋は感動的であり神々しかった。















そして四人はついにゾーマ城で到達。そこはバラモス城以上に妖気と臭気が満ちていた・・・。














独特の雰囲気を持つゾーマの根城にチキンハートのガードリーダーはいささかビビリ気味(汗)


緊張感に耐えられず、前へ前へと闇雲に前進を続けるガードリーダーだったが敵の反撃もいよいよ開始。















ガードリーダー 「く、くそ!バギマでもバギクロスでもなんでもいいから撃ちまくれ!」


敵のゾーマ近衛師団はあえて城外で野戦を挑まず、ガードリーダーたちを十分に引き寄せてから一斉攻撃を開始。


水際での撃退ではなく、深く内地に入り込ませてから一気に叩くというその戦術は硫黄島守備隊と同じだった。


ガードリーダーは回復専門隊員である僧侶を総動員して切り崩しを計るが・・・敵の防御は極めて固い。













 


持参していた薬草とMP回復用の「いのりのゆびわ」を湯水のように使い、なんとか部隊の士気を維持するが・・


集中砲火にさらされた上、巧妙な地形に翻弄され完全な迷子に。



・・・・実はロングソード連合隊長ガードリーダーはかなりの方向オンチだった(汗)


福岡県民でありながら、20歳にして「天神から高宮に帰ろうとしたら間違って姪浜に着いた」こともあったというw















迷路に加えて巧妙なブービートラップにも手を焼き、ガードリーダーもいよいよここまでかと思ったが・・・


この劣悪な状況の中、ほぼ独力で敵をなぎ倒していたのが女武闘家・天王寺舞だった。


さすがとしか言いようが無い獅子奮迅ぶりに、迷える勇者・ガードリーダーも脱帽するのみだったw



ガードリーダー 「ふむう、やはりこの天王寺舞を越えるゲームキャラはレベンディックくらいしかおらんな」















そんな中、ガードリーダーは城の中枢でゾーマの手下、キングヒドラと戦う中年の男性を発見!


ロングソード連合の兵士以外にこの城に侵入できる人間がまだいたとは驚きである。















だがこの中年戦士こそ死んだと思われていた勇者ガードリーダーの父、オルテガだった。


ゾーマ軍の幹部であるキングヒドラと互角に戦う実力を持つオルテガはやはり本物の勇者だったのだ。


されど武運に見放されオルテガはキングヒドラの灼熱の業火によってあえなく絶命・・・。













バラモスとの戦いで記憶を無くしたと言われるオルテガだが、最後のときに際して記憶が復活。


もはや目は完全に塞がったオルテガは、その場にいたガードリーダーに遺言を託す。













も、もしそなたがアリアハンにいくことがあったなら・・・


その国に住むガードリーダーを尋ね、オルテガがこう言っていたと、伝えてくれ・・・















平和な世にできなかったこの父を許してくれ・・・とな・・・・ぐふっ!
























































地獄の番犬 「ゾーマは総力を上げているな。彼我兵力差は1対5。分が悪いぞ」













ブラックタイガー 「だが俺たちにならできること、俺たちにしかできないことがあるはずだ」















天王寺舞 「ここで力尽きても未来は残ってる。私たちの使命はたったひとつ・・・」

















ガードリーダー 「ゾーマを叩く・・・!徹底的にな
























父の死を越え、長剣戦士たちのラストバトルが始まる。








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