このプレイ日記はHP後援者・地獄の番犬さまからご投稿いただいたものです。




















第119弾





ラブプラス


PartD


























盟友ロングソード連合の情報により新たな戦場、ラブプラスに意気揚々と出陣した番犬であったが・・・。


そこにはラブプラスの誇る強力な三人の刺客が待ち構えていた!





















この戦場での目的はこの3人の内いずれかを篭絡し、その女性と付き合い続けていくという、


実に恐るべき目的ではあるが・・・正直この三人の内から1人を選ぶというのが非常に辛い。




















1人目は姉ヶ崎寧々。



その綺麗なお隣のお姉さん的魅力と頼れそうなというか、


その包み込んでくれそうな柔らかな優しさに番犬はいきなりノックアウト!


戦場を駆け抜け戦い続けることを生きがいとする番犬が、戦いを忘れてしまう程の柔らかさに思わずウットリである!























2人目は小早川凛子。



はっきり言って無礼千万!!


問題の外の性悪小娘にしか感じられないほどファーストコンタクトは最悪であった。




もしも許されるなら番犬はかの悪夢・・・












“八つ墓村スタイル” で追い回してしまいそうなクソ小生意気な小娘である!!


よって・・・スタイルは番犬の好みなのだが・・・性格が論外!!


愚かな番犬には“ツンデレ”の良さが分からないのである!!


が、その“凛”としたところも少し・・・好みかも・・・。


いや!否!断じて否である!やはり気に喰わぬ!!










そして満を持して登場の3人目!
















高嶺愛花。



・・・その名の如くまさに“高嶺の花”


その健気な美しさはたった一目あっただけだというのに荒んだ番犬の心に一服の清涼剤の如く浸透して行った。











こうして3人の攻撃目標が出揃ったところで番犬は正直頭を抱えた!


なぜなら予備知識“0”でこのゲームに突入したため、愚かな事に攻撃目標を“設定していなかった”のである。







戦争を行き当たりばったりで始める事は亡国の始まり・・・。


今までは単純に相手を制圧し、蹂躙するゲームしかやってこなかった番犬である。


目に映るもの、動く物はすべて“敵”と断定して味方もろとも吹き飛ばすのが番犬の流儀であり、


いちいち敵を絞り込むなどという作業をやってこなかったため、選ぶ事になれていないのである。


し、しかも・・・このような素敵な女性陣から相手を選ぶなど・・・。















軍師: 閣下、ご決断を・・・。












番犬: う〜む、迷う・・・。小早川は論外として寧々さんか・・・愛花さんか・・・













軍師: 閣下、ご決断を!!閣下のご決断次第によって拙者の献策も変わってまいりまする!!

ここでの決断こそ肝心でございますぞ!!
















番犬: よかろう!!軍師よ、ボクは決めたぞ!!今回の攻撃目標は・・・・


























“高嶺愛花”とする!!



























番犬軍団: ヤボール!ヘルコマンダール!!



















軍師: おお!閣下!!では早速ではございますが献策をさせていただきまする!!















番犬: うむ、さすがは軍師よ!早速策をきかせい!















軍師: はッ!閣下!このラブプラスでは意中の女性をゲットするためには高校に通い“人間”を・・・

いや!
“漢”を磨かねばなりませぬ!















番犬: ほう、“漢”を磨くとな・・・良い響きではないか・・・。

つまり愛花に認められるような漢に僕がなればよいという事なのだな?

















軍師: はッ!運動、知識、感性、魅力の4つのパラメータを上げて“漢”を上げるのです!!



















番犬: よかろう!それでは軍師よ!ボクの漢の上げっぷりをようく見ているいい!!

そりゃーーー!!!















軍師: ・・・閣下?閣下!?何をしておられるのですか?













番犬: 何とは?漢を上げるためにスケジュールを決めているのだ。見て分からんか?
















軍師: 閣下!普段のスケジュールで運動や知識をあげたり、

愛花様にお会いするために部活に通うことは良いでしょう。しかし・・・















軍師: 必ず毎晩HOBBYに走るのは下策と思われまする!

仮にもあいては2年生にして
テニス部のエース!おまけに勉強もできる文武両道のお嬢様ですぞ!

おまけにもっぱら歌やら絵ばかり選択されていてはとてもではございませぬが・・・・

愛花様をゲットすることは・・・・・・



















軍師: ひでぶううぅぅぅーーーッ!


か、閣下!?何をなされますか!?




















番犬: ボク等うまいモン食うてよ、楽しいオタクライフを満喫するために生きとんじゃないの!?

それがなんでいけんっちゅうんなら、おう!?オドレ、
僕をだれやと思うとのや!?

僕は
地獄の番犬だぞ!?誇りあるデブヲタクやど!?

その僕がHOBBYを捨てて生きていけると思うとるんかいワレ!?


















軍師: し、しかしそれでは!?


















番犬: 良いか軍師よ。コレは「戦争」なのだよ・・・。

番犬的なオタクの誇りを失うことなく必ずやあの娘をゲットして見せるのだよ!!


我が忠勇なる番犬軍団よ、
恐れる事なかれ!!

たとえゲームの世界といえども僕の趣味への信念と情熱と執念をとめる事はできないのだ!!



今回の目標は決まった!!


【出来る限り実生活の自分に近い生き様で高嶺愛花をゲットする!】だ!!


分かったな軍団諸君!!















番犬軍団: ヤボール!ヘルコマンダール!!




















番犬: よーしッ!!続けぇ!!









こうして番犬は実生活と変わらず相手の事を考えずにわが道を行くことを決めたのであった。

それが恐るべき混沌の前触れとも知らずに・・・。







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